2018年05月04日

【AviUtl】ウォッシュリンク アニメ値、新解釈(90年代パターン)

記稿.2018/05/04

> パターン(EVA.TV)&(スレイヤーズ.TV)


 ‥この二つの映像は意外に青かった(Cb(offs),Cr(offs)が双方+値)
 ‥当時としても、何かやってる印象はあったけど
 ‥なにゆえに、そこまで違うことになったかは謎

 (ちなみに、それぞれの映画版の方はまだ未確認)


※ Bicubic Spline(指定必須×RGB24ビット内部処理)


<色調補正>‥強度0
明るさ   :  34(強度)
コントラスト:  21(強度)
ガンマ   :   0
輝度    :   8(基本値)
色の濃さ  :  72(基本値×9)
色合い   :− 72(基本値×9)


<拡張色調補正>
Y(offs) :  21(強度)
Y(gain) :− 34(強度)
Cb(offs):   5(EVA),8(スレイヤーズ)
Cb(gain):  48(アニメの基本値)
Cr(offs):   3(EVA),5(スレイヤーズ)
Cr(gain):− 80(アニメの基本値)
R(offs) :   0
R(gain) :− 48
R(gamm) :   0
G(offs) :− 48(EVA),−49(スレイヤーズ)
G(gain) :   0
G(gamm) :  98
B(offs) :−128
B(gain) :  80
B(gamm) : 256



> エヴァのG(offs)値が曲者だった
> この値の違いがとにかく大きい


 ‥それにしても、謎なのは
 ブラウン管タイプのテレビの中で起きていたことである
 エンコードに落とすと、色の鮮度の落ち方なんて概ね同じなのに
 ブラウン管の中をデジタル数値に置き換えると、こんなにも違っていたわけである

 ‥脳内印象にしてもそうだ
 見映えとしての細かい調整は、元画に忠実にやることで辿り着けるにせよ
 数値化してみると、そのわずかな違いの大きさに驚く

 ニュータイプなんかのアニメ雑誌の色合いこそが本命かと思っていたが
 そうでもなく
 色を変換する作業の間に、ものすげー思い込みが立ちはだかっていたのだ
posted by 木田舎滝ゆる里 at 14:06 | Comment(0) | 洗逸しちゃうぞ | 更新情報をチェックする
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