2018年05月15日

【AviUtl】アニメの色を輝めちゃうz値(アニメin1)

↓3)記稿.2018/05/15

※ Bicubic Spline(指定必須×RGB24ビット内部処理)


<色調補正>‥強度2(概ね目一杯)
明るさ   :  42(強度)
コントラスト:  26(強度)
ガンマ   :   0
輝度    :  16(4の二乗:固定らしい)
色の濃さ  :  81(9の二乗:固定らしい)
色合い   :  64(8の二乗:固定らしい)


<拡張色調補正>
Y(offs) :  26(強度)
Y(gain) :− 42(強度)
Cb(offs):   0*(アニメでは一番にビビッド値)
Cb(gain):  64*(256にスライドさせるとより黄色系に推移)
Cr(offs):   0*(アニメでは一番にビビッド値)
Cr(gain):−100*(0にスライドさせると濃くなる)
R(offs) :   7(調整値)
R(gain) :− 49(7の二乗)
R(gamm) :− 13(調整値:黄金比数値)
G(offs) :− 49(7の二乗)
G(gain) :   0(いじるのは鬼門だが‥いじるなら|1|〜|4|程度?)
G(gamm) :  89(調整値:黄金比数値)
B(offs) :−121(11の二乗)
B(gain) :  81(9の二乗)
B(gamm) : 256(16の二乗)



> 「アニメin1」は、あくまでスタンダードな視聴用扱いです
> ‥エンコード目的なら、強度&(*)の項目をいじっての再調整もありです


 ‥それにしても
 二乗の数値を近似値にして、黄金比の誤差を埋められる傾向にあったとは‥驚きです

 (gamm値の黄金比を先に定めないでやると大失敗します)
 (実写でもそれなりにうまくいくようにはありますが、色味の変化が極端に弱くなっております)
 (‥ウルトラマンだけが、どうにも色が出きらない‥なぜ?‥実写の調整値はまた別かも)



1-3)1

> 黄金比を用いたウオッシュリンクの傾向として


 ‥背景の緑で、微に黄系が強くでる
 (季節感に沿うように仕立てるべきで、気にはなっていたが、調整が超ムズだった)
 ‥お肌の風合いは、微に白系に寄る
 (ここを無理に調整しようとしても、エンコードの格子の絡みで弾かれるらしい)

 ‥そもそもの利点として
 映像の黄ばみや垢ばみを飛ばしてしまうので、お肌の色合いもその対象に晒される
 とくに、グレー系のような淡い色合いは
 洗いの対象として、その度合いが激しく出てしまうので調整が超ムズになる
 だから、調整の及ばぬ格子で、吉とでるか凶とでるかは、作品の造りによっても異なる

 (背景の色塗りの仕方では、薄利発生になる際どさが潜む)
 (エンコードの格子単位で、部分的にややまとまって薄利する傾向が極たまに見られる)
 (そうかと思えば、魔法のように、改善的指摘のような良好不可解なケースも見られる)


 ‥トリニトロン管系の風合いに馴染んだパターンは、とくに問題にしない扱いだろうとしても
 デジタル系の「鉄の色合い」なんて‥とくに赤系推移にハマりがちである
 ‥その手の淡い灰色からの転換は
 どうにもデジタル時代寄りの風合いに思われるところで、ジレンマも残る
 (鉄が赤黒く見えても想定内なので、鉄を灰色系で描いている方が変と言えば変なんだろうな)


 ‥そんなこんなで
 そのようなジレンマ調整に、G(gain)値に目を付けたのだが
 この値は鬼門で
 いじろうなら、作品毎で差がすごく出てしまうので、「アニメin1」の主旨には向かない‥
 気になるようなら個別対応するしかないだろう


 ‥ちなみに
 Cr(gain)=−100は、概ね、EVAのOP冒頭での赤どべ対策です
 それだけの理由でほぼ固定値扱いになっています
 でも、そのままでも良い色が出るようになったので、そのままでも良いように思われます

 (普通は「81」ぐらいに思うところですが、再エンコード時に濃い目にするかどうかでしょう)



1-3)2

 ‥とまぁ
 「アニメin1」としては、残念ながらそのままを‥エンコードするまでを含みません
 まぁ、再生視聴前提だけなら、放送若しくは再生向けには十分でしょう


> 思うに


 ‥デジタル時代の色の風合いと
 かつてセル時代の色の風合いの中には、作り方が異なる色付けがあるようです
 その辺での違和感が幾分なりに発生するといえば、斯様にもそう思われます

 (光の光彩は無色系にあるべきか?、無駄に赤っぽくあるべきか?)
 (赤ずんだ青空なんて許せない)
 (朝のような夕の色合いを取るか?、夕のような朝の色合いを取るか?)
 (そういう問答が常に付きまとってくるのが、デジタルアニメでの洗逸模様です)

 ‥ぶっちゃけ、セルとデジタルでは、夕景の色合いの造りが異なります

 ならば

 はじめから「アニメin1」を前提に色を組み立てれば、また違ってくるのでしょう
 ‥「撮影」なる要素が復活したと思えば、何でも無いわけですからね



1-3)3

> ということで


 ‥「HDリマスターV」時代の幕開けになるかも
 興行的には著作権の延長が目的です
 富裕層向けなので、発行数は限られるも、世界販売でならやれるかなと

 ‥BDになくUSBメモリーでの販売もありでしょう
 ‥AV1(フリーエンコード)を取るか、HEVC(有償)を取るかになるはずです

 (なーんてな)
posted by 木田舎滝ゆる里 at 00:07 | Comment(0) | 洗逸しちゃうぞ | 更新情報をチェックする
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