2018年05月18日

【AviUtl】輝寿のアニメ&特撮ライフをあなたに(オタクin1△)

↓2)記稿.2018/05/18

> オタクin1△‥別名「トリニトロン色シミュレーター」


※ Bicubic Spline(指定必須×RGB24ビット内部処理)

<色調補正>
明るさ   :  49(アニメ),51(特撮)
コントラスト:  30(アニメ),31(特撮)
ガンマ   :− 24(色合い÷2:Y値の最適解に呼応)
輝度    :  29(上げすぎても「酔う」のでこの辺が適正:アニメ寄り数値)
色の濃さ  : 128(0〜256‥お好みで、作品毎に適宜)
色合い   :− 49


<拡張色調補正>
Y(offs) :  34(アニメ), 35(特撮)‥コントラスト×1.125(四捨五入)
Y(gain) :− 55(アニメ),−57(特撮)‥明るさ×1.125(四捨五入)
Cb(offs):   0
Cb(gain):  49
Cr(offs):   0
Cr(gain):−100
R(offs) :   0
R(gain) :− 49
R(gamm) :− 13
G(offs) :− 49
G(gain) :   0
G(gamm) :  89
B(offs) :−121(アニメ),−100(特撮)
B(gain) :  81
B(gamm) : 256



> まずはサンプル(色の濃さ128)


 before
FiveRangers_227_before.png
FiveRangers_227_after_色の濃さ128.png
 after

 before
Slayers NEXT_17300_before.png
Slayers NEXT_17300_after_色の濃さ128.png
 after


 発光した効果バックの色合いに緑と黄のグラデが入っているのだが
 これのイメージを損なうこと無く洗逸させるのに難儀した
 ちょっとズレると、一面、緑か黄に偏る

 肌の色は周りの明るさに合わせて推移しているが
 服のピンクは鮮やかに整っている

 ‥この変化こそが、トリニトロン管の色域たる味わいだった‥

 今更の印象もあるにせよ
 デジタル画像をどんなにエンコードしても
 afterのような鮮やかさを得るには至っていないというか
 黄ばんだ空とか赤ずんだ空とか見られるばかりなんだから、まだまだ二択の域は否めない

 ‥今どきのデジタル映像の色にケチを付ける気は無いにせよ
 当時の色合いに変換できないという技術不備には納得できない
 報道映像などは、そのままデジタル領域を良しとしても
 作品作りには、当時のノウハウを活かせるトリニトロン色域環境が残されていても良いと思う

 まぁ、ぶっちゃけ

 随分とハイパフォーマンス良好の鮮やかな色が出るようにはなった
 なったが‥赤系が若干弱く、黄系がその分強く出る傾向に変わりがない
 全体としても、当時と似て、青白さが際立って見える

 (でもその色合いが、当時に世界を相手に一世風靡してたんだから胸を張って良いと思う)
 (トリニトロン管の色合いは、日本育ちの和の色合いに相違ない)



1-2)1

> まぁそんなこんなで
> 視聴用途だけでなく、「セル画」×「トリニトロン管」時代の色合いの勉強に使えるはずだ
> アニメの学校での教材には持って来いだな(AviUtl絡みなので無償)


 ‥自分の書いた絵面を放り込んで試してみよう
 特定の色の濃さで違和感が出ないようならすでに上級者
 (ジブリのレベルの凄さが痛いほどによく分かる)


 ‥色々と調べてみると
 HDリマスター化する段階で
 液晶画面(PC)寄りにカスタマイズされたような向きも見られる
 場面毎に、色の濃さの適正が違っていたりするのが確認できる

 (ポチッと一択の色の濃さだけで十分などと思ってはいけない)

 ‥あんなにも差がみられるようでは、作品によってはそのままを再エンコードするには無理すぎ‥



1-2)2

 ‥とくに
 デジタルアニメの背景の濃さと人物の濃さのバランスは最悪だ(制作にもよる)
 ブラウン管で見ることを前提にしていた時代との差を感じるばかりだ
 と言うことで、デジタルアニメには、色の濃さ(128)が適当に思われる


 ‥「のんのんびよりりぴーと」の1話なんか
 入学シーズンの「春」なのに、背景が、夏みたいに一面に草萌え萌えだから
 ついついビビッドで攻めてたんだけど、良く考えたら春じゃん
 もっと淡い色合いじゃないとダメだろうと気が付いてから、すげー混乱したよ
 でも、色合いだけで春に仕立てようなどと誤魔化そうとすると、途端に顔の色合いがおかしくなる

 だからといって

 <拡張色調補正>の方は完成度が高いのでいじりようが無く
 <色調補正>に修正の余地を求めたら、色の濃さの不一致が要因だったことを発見!

 ‥まぁそういうことなんで
 色の濃さを上げ下げしたときに、潰れる色の潰れ方のシミュレートを観察できちゃうんです
 (そう考えるとスゴいんです)


> まぁあと


 ‥アニメと実写の違いとして
 むふふな映像には、色々な撮影光が雑ざっているし暗がりでの撮影だしするわけだから
 オタクin1△をもってしてもまだ暗い映像が見られるっす
 そういう場合には、輝度をおっ立てれば、サクッと解決するみたい
 (暗がり撮影なんだから当然と言えば当然か‥)


> ちなみに、△と書いて(頂上)と読みます
posted by 木田舎滝ゆる里 at 17:19 | Comment(0) | 洗逸しちゃうぞ | 更新情報をチェックする
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