2018年07月06日

【勝手句帳】225 30-6-15,16,19 其の2静岡新聞掲載分から

↓5)向宜詠吟.2018/07/06

|籐寝椅子軋む音さへ心地良く        沼津市・ひこばえ句会(6-19)

|安倍閣や軋む音さえ心地よく 総裁選もまさかの三期!?


 *軋む(きしむ)

> ‥時間が経てば立つほど、もりかけ疑惑でさえ、戯言に見え始めている
> ずぼらにも耐え、ずぼらにもすっとぼけ通して‥なんと剛気

  ‥どうせこの後は‥

> TPPの結果待ちに、増税の結果待ちに、憲法改正と
> 誰が総裁になろうとも、責任解散の流れだよ
> じゃ、叩いても大丈夫を見せつけた安倍三選で好いじゃないか‥

  そういう空気がどうにも漂っちまってるよなぁ

> ‥この世は、諦めの悪い奴ほどクジ運が強い
> 五月病に掛かった野党の方こそ、死に体を晒したって流れだよ(残念なことだなぁ)




|山深く自然の恵み滝の音長野の山に夕日の映ゆる         浜松市・アカシヤ短歌会(6-16)

|増税の飛沫ぞ近し滝の音 斜陽に飛び込む財務省


> ‥消費税10%が、いよいよ以て一致の足音を見せている
> どうにもインチキ数値指標にほだされたシステムという奴は
> お国の条件がそれぞれに違うというのに
> 同じように右肩に上がるのが競争だ、理想だ‥との思い上がりが強くてどうしようもない
> 勘違いの甚だしさはまさに机上の理想家、もとい財務省のお家芸だなぁ


 ‥八・八艦隊、幹線全国網均一展開、老後の理想はゴールデンパラシュート‥
 一度ことへの最善を思い込んだが、国の総力を注げば実現できるなどと
 いつまでも需要も時代も同じままに思い込むのは、役人の搾る側の稚拙さだ

 意味不明にも、それが消費税の%にももたげている
 役人の悲願達成(数値目標)ほど、アンケート調査不足の代物もない
 ‥もとい遺物化モチーフか‥

 (まぁそもそも、財務省の懐に納めさせたいだけのハラスメント数値だからなぁ)

 民間がどんなに頑張っても利益率を上げにくい市場原理に晒されているというのに
 法制化すれば、行使できるというのは‥どうしたってハラスメントだよ
 それで好いなどとのスタンスは、民主社会の公としては終間(しゅうけん)さね



1-5)1

太平の礎石に雨や牡丹咲く         沼津市・万年青大学「俳句A教室」(6-15)

|太平の礎石売り買う世界層 狙いは勝つこと取り上げること


> ‥陰謀論の本質のそもそもは
> 競争には頂点での争いが有り、それが派閥化しているというところにある
> そして人間なんだから、そこに危険思想が紛れ込む可能性はゼロでは無い
> 集団の思想汚染のそもそもは、組織から始まるわけだから
> 組織だから大丈夫などという‥凡人風情の思考は愚かなだけだ


  そんな世界的な競争の頂点に君臨するのが世界層だ


> 彼らには、自らのファミリーを維持させる上での手段を問わないところがある
> 民衆を誘導するにも、まずは、問題を先取りしたように取り上げる

 (偉そうにも、すでにそこには、思惑と投資案件が紛れている)

> 次第に、派閥間での取り組みが、公の場に降りて
> 定着を始める頃には、競争は佳境に入っている

  無論

> 狙いは、相手側派閥より優位を確保してドヤ顔をすることだが
> 大衆からの利を吸い上げて、自らの基盤を盤石にする事でもある


 ‥大衆からすれば
 そのような有り様は、太平の礎石を売買して楽しんでる様さね
 未来永劫そんな調子を続けるつもりなんだから、呆れ果ててものが言えないよ


> 洗脳マインドが弱まると
> 繰り返し進化論を取り上げて、今の人類の叡智は最高と言わんばかりだし‥




|狭き庭夏の落葉の黄と茶と         沼津市・万年青大学「俳句A教室」(6-15)

|狭き庭立ちはだかるや草の濃き やらねばならぬ欲しき清涼


> ‥ああ、雑草は刈らないとな、どうにも涼しさが半減してしまうからな
> 目的は刈ることに非ず、清涼さを呼び込むことだよ
> 刈ることだと思うから、まとめてやっても結果は同じなどと言い訳が始まるのだ


 ‥これっぽちの庭でさえ、ずくなしになるんだから
 国会規模でのやる気の無さってのはどうしようもないんだろうな
 そもそものその現れが、選挙へのずくなしだもんな
 まともにやる気のある顔が揃うわけが無い


 ‥野党の五月病とか、アイツらほんとに安倍閣倒す気あるのかよ
 ‥自民党にしたって、結局は難しい政局面だから、安倍閣にヨイショなんだろうしな

 ‥大衆側にやる気の無さが有る限り、民主社会に正義のヒーローはやって来ない‥

 ‥そもそもからして、人任せの歴史の封建時代だったわけだから
 いきなり民主社会になりましたから、お互いの意見でやりましょうなんて言っても
 違憲だらけの有り様から学ばないと、脱封建には及ばないのだろうなぁ(残念)



1-5)2

|万葉より索きし兄の名いみじくも命名同じ天皇退位を春に聴きたり   三島市・銀杏樹の会(6-16)

辞雲索く十人十色の端折りすぎ めでたきすらも二分けけり


 *辞雲る(ぐぐる)‥辞雲(じうん)を索く(ひく)‥ネットで検索する。

> ‥その昔の封建時代は、科学も娯楽もそこそこだったから十人十色で済んでいただろうけど
> 今や、科学が迷信に及ぶほどに意見が混沌
> 情報も似通っているようで‥意図に裏工作が隠れてたりと、万人万色の様相だ

 (お目出度い感覚からして、二分するんだからな)

> ‥裏を返せば、それが大衆性という事かもなぁ
> それを一元的に絞り上げる仕組みってのは、なんともものスゴい事なんだろうなぁって
> 今更ながらに畏れ多いことだよ


 ‥まずは擦り込ませるほどに、暗示に掛けるのがコツらしい‥


 戦前戦中で云えば、学校の先生は恩師‥管理する側からすれば、代官級の期待があった‥
 それが平成にも到ると、ただの駒扱い
 駒に対する印象なんて捨て駒の印象だ
 まさに学級崩壊は想定内(暗示から解放されたまずまずの状況)
 しかし、同時に学校への思いも半減することに

 ‥世の中、どうにも、暗示で成り立っている部分を否めない‥

 一方で、競争社会に思い込みはクソなだけである
 暗示に掛かってまで、全体調和を求めるなんて有り得ない


> なんだかんだと、まんまと欧米化しているのが実情だ


 そもそも日の本の民は、自然に調和してきたのであって
 人の意見の対峙の正反合を以て「和」などとは語っちゃいないのだよ

 (そこをすり替えてるのが、聖徳太子の御迷言だ)

 だから、人の内だけでの意見の羅列と対峙が、如何にもヒューマニズムらしく見えるのだろう
 益々以て、対峙こそ欧米化の真骨頂なのだろう‥表現の空気が他に育たないのも当然だろうさ

 (反論の一つも言えないより、威勢良く返答のできた方が好いだろうからな)


> そもそもの反論の元凶は、上になぞらえた下の有り様にある


 ‥下が乱れているから上に申し立てがのぼり、上が乱しているから責任を取らないスパイラルだ
 自由にほだされて、誰しも一歩も下げようとはしない
 調和に向かう自由より、お家の安泰、派閥の安泰の自由だからな
 まったく以て欧米化だよ(理想はあれど調和得ず、それが競争自由の本質だ)


> そこは辞雲っても、体制派閥の倒し方なんて載ってないからな
> 意見が乱れるのも致し方なし‥



1-5)3

|春になり木々は芽吹きて華やげど人間の春は刹那と想う        三島市・銀杏樹の会(6-16)

|諦めの点差の開く甲子園 ハラスメントか‥スポーツマンシップか‥


> ‥太平洋戦争をあそこまで引き延ばしたのは日本魂だろう
> 甲子園に言い換えれば、スポーツマンシップだ
> どんなに点差が付こうが、コールドゲームのルールの下である

  どんなに惨めに思おうと

> コールドゲームルール内で、その屈辱を甘んじて晒さなければならないのだ


 ‥どうみたって、放棄宣言できないのは、民主的なルールとは言い難い
 そこに慣れてないから、太平洋戦争のザマにも至る
 権利を行使するかは兎も角として、選択支としてあるかないかである
 プロボクシングだって、タオル投げルールがある‥甲子園ぐらいまでなら有りで良いはずだ



|諦めの財に差の付くお家道 ハラスメントか‥ヒューマニズムか‥


> ‥経済にしたって、破産宣言ルールがある
> しかしだからといって、お家主義に傾いていると、下っ端が犠牲になれ程度の空気とも受け取れる
> リストラなんてとくにその手の空気だ

  資本主義は、決して民主的では無い

> しかし、皆で決めたことに従うのは、民主的なルールだよ
> (すり替わってるんだよなぁまったく)

  ‥にしたって、誰も破産なんて落ち目には合いたくない
  でも、その手の落ち目が居てくれるから、存在感を増すのが金貸しだ
  資本主義の正当性に繋がるように改変されているのが、民主社会のザマでもある


> ‥皆で決めた事でも
> 誰かに富が集中するようでは、民主化ルールの否定にすぎない
> 始めから、資本家に富が集中するようなルールが、民主社会に相応しい訳が無い
> そのような類の法制は、すべて違憲なのだよ諸君!!


  民主化とは、ヒューマニズムの象徴である
  ヒューマニズムには、公平の精神ありきなのであ〜る
  ‥公平の下での自由‥斯様な方向こそが、良心を保った秩序を醸すだろう

 (まぁということになると、象徴天皇云々もキワドイ仕組みという解釈になるわけだけどな)



|芽吹かせる一票問われど私など 畏れ多くて常の白投


> ‥選挙の一票なんて言っても、政党の公約からしてパフォーマンスなんだからさぁ
> 無党派個人のそれなんて、圧に無力が目に見えている
> それでなくても、公約反故ありきだよ(信用なんて、結果次第のとんだ自信家らだよ)
> その手の輩に一票を投じたなんてのでは、どうにも目を向けられない

> 其を案ずれば案ずるほどに、白票もとい(×票)が精一杯の選択支なんだが‥



|人生に自由の拓く失敗談 聞く耳もてば無為ぞ相応


 *拓く(ひらく)、無為(むい)

> ‥競争社会に失敗はツキモノ
> 失敗からの再チャレンジとか、何を言ってんだろうね‥世のテレビはよぉ
> 失敗の原因を突き止めれば、突き止めるほどに
> 何もしないのが身分相応だよ

  再チャレンジをやらかすってのは、借りて奴隷or下僕に堕ちろって事だからな

> 一度失敗してるのに、大した自信過剰だよな(まったく)
> そんなのにカネを出すなんてのは、頭下げ見のフェチだぜフェチ
> (まぁ借りるんだから頭を下げるのは、常識だけどな)


 ‥事の次第は
 無借金経営の優良企業でさえ、隷属ポチのザマに有ることだよ

 ‥人生における自由とは、無知へのトライであり(失敗は折り紙付き)
 ‥人生における成功とは、自由としての敗北を受け入れる事である(まさにお墨付き)
 ‥ならば友よ、動かざるごと山の如しもありきだろうよ(いざ天然自由肌)



1-5)4

|茶の滴飲み比べして古茶新茶        沼津市・ひこばえ句会(6-19)

|汗の質値切る審査や古茶新茶 仇討ちしたきヤツの舌


> ‥くそう、今年も買い叩かれた(しかも去年と同じ顔ぶれに)
> あいつらの舌をギャフンと言わしてやらないと、我慢ならねぇ
> 儂の茶作り人生の意地と誇りを見せてやるのだ!


 ‥こうして、茶畠は暗幕で覆われ、茶畠の緑は姿を消すのであった‥

 ‥流行りの農法に甘んじる内は、実力とは言いがたいが
 無駄に作業が増える場合には、そうでも無いのが農業根性かもなぁ


 そんなにも、暗幕をしてまで味にこだわるなら

 幕タイプの網網ソーラーでも開発してもらって、それを天井に張れよ
 大手の発想を下から突き上げとけよ
 自分ところだけで頑張ると損だから下への過酷な注文をするのが大手なんだぜ
 挙げ句の果てに、中抜きだけするようになる


 ‥その手の農法にしても
 お茶の木に対して、過酷な要求強いているわけだからな
 茶葉としての品質は上がっても、寿命や耐候性の面で病んだりしてな(鏡似性だし)

 ‥人だけが好む味を追求しても
 他の面でのリスクが発生して損するだけだろうよ(鏡似性だし)

 (人以外を味方にして、自然に助けてもらえる方向を心掛けようぜ)
 (‥そもそも、お天道様を敵に見下している発想自体が好かん)




|夏山をひとゆすりして牛立てり       島田市・さんしょ二十五周年記念句会(6-15)

|夏山をひとゆすりして牛立てり バテたるようないつものような


> ‥大きな牛が、カラダをひとゆすりして立ち上がる
> 夏山が立ち上がったかのような、インパクトある迫力だ
> でもやはり夏なんだろうな
> バテてると、人でも「おっこらしょ」になるからな
> どうにも、そのあとの動きがスローだしなぁ

 (あれで夏バテに無いなら、牛の夏バテってどんなだろうなぁ)



1-5)5

|「海が湧く」さかな来たぞと釣り人が色めきたちて竿を振る浜     三島市・銀杏樹の会(6-16)

|鮎ぞ湧く入れ食ふ好機相模川 地震の前触れ昔の伝へ


> ‥2018の鮎遡上に相模川で異変があった
> なんでも、遡上してくる鮎の数の桁が、例年とは違って豊漁だったらしいよ
> 昔の言い伝えに寄れば、そんな年には地震が起こるらしい(へぇ〜)




浴槽に鞠やあひるの玩具浮く過ぎ去りし日々何故かなつかし     御前崎市・浜岡短歌会(6-16)

|浴槽のホースの内はカビの海苔 シャワーのあとは水抜いとけよ


 *黴(かび)

> ‥いやぁ湯船のアヒルであの騒ぎだったが、販売からして止めたのか?
> まぁ興味ないしどうでも好いんすけどね


  そんなことより皆さん、シャワーのあとのホースの内水、抜いてますか?


> 放置しておくと、シャワーヘッドの穴からカビ菌が侵入して
> ホースの中でカビが海苔状へと大繁茂
> そんなシャワー湯で毎日、「気持ちいい」とか抜かす事になるわけですよ(残念)

  まぁ尤も

> ナノテクで、ホースの内側をカタツムリの殻つるりんに加工できちゃえば
> 海苔の繁茂を気にするほどにないと言うことになるでしょうけどね

 (まぁそれでも、シャワー開始数秒間は流しきらないとな)

> 技術的にあるんでしょうかね?‥有るなら外用ホースにまず欲しいっす




> うた詠み終わります、ありがとうございました。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 15:59 | Comment(0) | 名句にポン/2018前半 | 更新情報をチェックする
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