↓5)向宜詠吟.2018/07/10
|移ろいは風のにおいや陽の光道ゆく人の装いに見ゆ 沼津市・椎の木短歌会(6-23)
|移ろいは道行く人の影に差す 引き締めあれど羽振りを見せず
> ‥近頃の景気判断は悪くないとか
> インチキ指標の数値を基に、何食わぬ顔がまかり通っている
> そりゃ2008よりはマシだろうよ、でもそれ以前ほどでは無い
> どこを基準に景気判断をしているのからして不明なんだから、そもそもが説明不足だ
(まぁ、それの定義を宣言しては、マスメディアからして崩壊しそうだな)
(なにせ、時の知識人が、全員鵜呑みのド阿呆に見えてくるかも‥だからな)
> とはいえ、実際がどうかなんて、暮らしの現場を見れば一目瞭然だろうよ
> (気持ち的に)引き締めをせずにやっていけるって
> 誰しもがそう思えて、好景気判断ってのが庶民だからなぁ
‥そしてそれは‥
> いくつもの地球と多くの交易的不公平を前提にする(そんな時代はもはや来ねぇ)
> 来るとすれば、桁違いの技術革命だが‥数十億の贅を養えるそれを宇宙人に期待しても無理
なぜって、地球の人口規模と密度はほぼ宇宙一、宇宙人だって未体験ゾーンだ
‥未体験ゾーンなのに、物質引き寄せとか‥紛い物すぎる
そもそも地球に来て帰れなくなった宇宙人の大半は、地球の磁場に能力を封印されている
そりゃ宇宙人もピンキリだから能力の落ちない特殊タイプも居るだろうけど
そんなのただの個人差やで
地球圏での地上生活での物質引き寄せは、日常の範疇‥ウルトラ体質は居るかもの枠組(チーン)
> 節度こそ庶民だよ、ちみ
‥「節度の不要」を目指さんばかりが景気指標
‥それも、精神が歪んだ計算値での折り合わせだ(お買い得感思わせ指数)
‥何しろ、資本家のケチケチ劇場だからなぁ
|人口の影の異なる若葉闇 縮みはすれど兆しの見えず
> 好景気判断に、人口ピラミッド比率を加味したって違ってくるだろうよ
> 底辺の広いときの利益率と、狭いときの利益率を同等と考えては不自然だ
> 底辺の狭いときの高利益が全体的に維持できるわけが無い
> 維持可能なら貿易黒字って事になるが、今や貿易黒字は目を見張るべきポイントには無い
> ‥ということは
> 格差ありきの指標が前提だ
> しかも、随分と平均を引っ張っている‥(とんでもない開きだろう)
そもそも
> 純人口が増えてこないというのが、定量的な実証だ(モチベーションになるわけねぇ)
|二階から「産まぬ幸せ」蔭問えず 産ませぬ空気はそっぽの自由
*「産まない幸せ」は勝手な考え‥二階発言の報道は2018/06/26です(あしからず)
> ‥二階から下の蔭を見ても、蔭で起きている中身の具体性なんか分かる訳ねぇ
> 結果的に「産まない幸せ」なんて‥勘違いにて、思い煩うのだろうなぁ
自分の立場がまるで分かってない
政治音痴が政治の立場にあると言うのはじつに痛々しい
> ‥産んで貰えやすくしていくのが政治の立場でも有るはずだが
> 「なに勝手に膿んでんですか!?」‥クソが‥
‥自民党の幹事長からして、この発言ぷりなんだから
自民党の自由とは、自民党の都合自由と言うことだな
「都合自由みんなで決めれば正義の党」だよ‥まったく
1-5)1
|陽の光この間まで浴びていた今は日陰に身分を寄せ歩く 沼津市・椎の木短歌会(6-23)
|迷いとは光だけ見て幸の声 蔭差すしじま問わずば晴れじ
*幸(さち)
‥そもそもの戦後民主主義に乗せられたままの国民にも問題があるけどな‥
> 光があれば影がある
> 資本経済下での光と影を味わってみないと、資本経済の本質を理解できないのが人類の程度だ
そのそもそもは、蔭についての思考不足だよ
人任せの世界がどうなっていたかだよ
> 不思議なことに、戦後の困窮に当時だった人たちは、どこかガツガツしていたわけで
> ガツガツしていた部分に目を伏せていた
> そして、吾が子に言い聞かすことと言えば‥「儲かる仕事に就け」
> 常に、民主主義より資本主義寄りだった
> お得第一だった、自分の暮らし第一だった(ドナルド・トランプ危惧とさしたる差などない)
(ならばトランプを見て気が付け、今のアメリカは当時の日本と同じ情勢だと)
(違うところがあるとすれば、米国はそれでも武士は食わねど高楊枝なんだってところだろうね)
1-5)2
|青空をゆったり泳ぐ鯉のぼり空はこんなに広かったんだ 沼津市・椎の木短歌会(6-23)
|鯉のぼり日本晴れの空ひらひらと中国生まれの「百均」育ち 沼津市・椎の木短歌会(6-23)
|軒下をどうにか游ぐ鯉のぼり 中国生まれダイソー巣立ち
*游ぐ(およぐ)
> ‥なるほど、なるほど
> ベーシックインカムが始まると真っ先に困るのがこの手の商売だったと
> だからといって、急激に羽振りが加速するわけでは無い
> なにしろ、ミニ化しているからな
> その主な要因は、「世界人口増加ベクトル」×「似たような贅沢ベクトル」ということだ
> 儲けたい‥でも原材料がまわってこない、だからミニ化せざるを得ない
他に言うと
> そこがハッキリしては‥日本市場なら、自給自足にまっしぐら
> 仮にそうなると、世界的に大きな市場を失うも同然、だからTPP(地場経済止まりなど許さん)
> 自給自足を地球規模で効率良くやりましょう‥というのが資本家根性だからな
どっちにしても
> ベーシックインカムで、ダイソーにメリットは無さげのようだなぁ(あら〜)
> 「利益率が下がるのは必至」=「卸のダイソー離れが必至」
‥ベーシックインカムで暮らせると、ネット発注頼みの小売り販売中心は必至
‥強いては、地場回帰が手っ取り早いかも
‥被災に強い、ドーム型商店街なんて発想にもなりそう(物資来ないと何もできないからな)
|草いきれかきわけ走るローカル線 静岡市・虹の環句会(6-22)
|草いきれかきわけ走るD51 昭和の雄姿うたかたの風
> ‥昭和のイメージとは、兎に角、馬力を掛けてやることだった
> しかし今や、馬力を掛けたければ
> 地味にボランティアの世界になっている‥というか、そういうイメージにしかないだろう
生活に馬力を掛ける発想ながらの時代は終わった
言葉にしたって、今や「スマート」だ
> 儲けるという意味でも、そんな時代に移り変わろうと呑気な風にほだされている
> しかし、人とのつきあいに馬力を外したつきあいなど有り得ない
だからだろう
> 機関車にだって、ウルトラマンにだって憧れる
‥でも誰も、そこまで無償で頑張ろうとは思っちゃいないんだよなぁ
‥スマートにお得が前提、効率が前提、そういう時代色だよ
‥否、いつの世でも、運転席より客席の方が多いからな
‥運転席の淘汰こそを民主化と言わんばかりだよ(へぇ〜?そうなのか???)
1-5)3
|ラムネ抜く幼な思い出駄菓子店 沼津市・するが俳句会(6-22)
|駄菓子屋で噴かすラムネの泡々と のどに掻きこめその清涼を
> ‥ガキの頃に飲んだ
> 駄菓子屋での瓶ラムネの泡々の味が忘れられないんだよなぁ
> 夏になると、兎に角あれをやりたくなったっけなぁ
|夕焼に飯の匂ひて母の声 静岡市・「宇宙」実紫俳句会(6-22)
|夕焼に飯の匂ひて母の声 ケンケンパーのまた明日かな
> ‥昭和の頃にはなぜか
> 「ケンケンパー」が女子の間に流行ってた
その前の前の時代だと「手鞠」だろう
> ところが今や、空っぽだな
> 女性の時代なんとかと‥言いわめくわりに空っぽだからなぁ
> さしずめ「セーラームーン」→「プリキュア」なんだろう
> しっかりと男子よりに似通ってきているだけだよなぁ
とにかく
女子のゴム跳びやらケンケンパーってのは謎だったな
‥そしてそこには、確かに文化の差があったのだ
「え?」もしかして、海外にはそのような傾向が無いとか?
なら、日本撫子が今や肉食化の事情もうなずけるなぁ
バックボーンたる空気が枯渇したって事だからなぁ(欧米化恐るべし)
1-5)4
|学僧の身を反り返す鐘涼し 沼津市・裸子駿河句会(6-22)
|梵鐘や身を反り返す大夕焼 向き合う礼に背伸び不要
*梵鐘(ぼんしょう)、大夕焼(おおゆやけ)
> ‥寺の鐘が時計代わりだった時代
> 僧は、身体全部を使い切って、遠くに聞こえるように気を配っていたことだろう
だからだろうか
> 大げさにも身体を張って尽くすのが、日々常のお務めの心得だと思い込みはじめた
> でも実際の大事は、向き合うことに背伸びをしないところから始まるのだ
> ‥神だろうと仏だろうと親だろうと
> 相互にすごみ、背伸びをすることが前提ありきでは、どうしたって、自らを蔑んだままだ
> (タメ口を叩けとまでは思わないが)礼の心構えに上も下も無い
> そこをねじ曲げていては、本質において、真っ直ぐの対峙など起こり得ない
そのような様なら、途端に、言われたこと止まりで終止しよう
(下の思考は、すべてクズ扱いを自らに徹してるんだからな‥失礼の極みだよ)
‥翻って言えば
僧が身体全部を使って鐘を鳴らしていたのは、自発的な動きで、言われたからでは無い
物事に向き合う気持ちが対等公平たれば、導かれ、自発的に良かれを選ぶことにも為るのだ
|大国の傘は御無用梅雨の入 浜松市・雄踏俳句会(6-22)
|大国の傘はご無用梅雨曇り 脱忖度の九条ありきを
> ‥国防という奴は、どうしたって空っぽで良い話にはならない
> しかし、戦ありきを前提にした交易世界という奴もおかしな話だ
> この不可解の裏には
> 国を乗っ取ることが禁止されているわけでは無い事情がある
(そもそも‥乗っ取りもありきが選挙制度だからな)
> 競争社会のそもそもにしたって、勝てば正義がまかり通っている
> 誰も絶対の正しさなんて量れやしないのだから、多数決での支援判断という事なのだろう
> ならば、強者側への忖度も絡むことになり
> その手の判断慣習に、哲学云々正しさなど始めから有り得ない
> そこを如何にも在るように思い込ませているのが、宗教だ
> まず、信仰の自由ありきを行使することで、一元とした正しさが有るように仕向けている
> 結果的に、思想の異なりによる決裂が、大戦なりテロに及びかねない空気作りに成功している
‥しかしながら、如何にして思慮の差がそこまでの憎しみに進展するだろうか?
自分たちの暮らしを度外視してまでの行為に踏み出す心理としては不明確すぎる
> ‥そこの曖昧を誰もが安易に思い込む、それが弱肉強食ゆえの血だと
> ‥文化的にあろうと望んでも、野生の本能がいつもたげるかは分からない
> だから、備えが必要だ
(ぶっちゃけたことを言えば、そんな発想はグローバルでは無い)
> グローバル的には、都合で加勢が入るのだ
> 戦争でも経済でも同じだよ、野生の本能論など、下への屁理屈だ(恥ずかしい)
> 備えておかないと乗り遅れるし、相手にされないからと言うことになる
> 正装で来いと言われているのに、普段着だったりしたら、あとの招待状は来ないだろう(同じだ)
> それだけでも、戦争をはじめ‥防衛ごっこはお付き合いの世界になっている
だから
> そんなおつきあいをくだらないと思えば
> くだらないなりの建前を置く必要に迫られる
> それが今や九条だ
一番の債権国が、九条旗を掲げていては、他としても無下には出来ない
> そもそも、戦争をやらかしてきたのは債権国であって
> 債務国が起こしているように見えようと、悪役を担わされるような扱いだろう
> 債権国には正義役としての特権があって当然だ(戦争ごっこだからな)
そしてかつての債権国もとい基軸国は、今やインチキがバレて最下位の債務国扱いだ
でも、未だに不思議と踏ん張っている(恥知らずも甚だしい‥というかドル価値都合も絡む)
1-5)5
|春の田に輪だちのあとのくっきりと水をためゐて行く雲映す 掛川市・なでしこ短歌会(6-23)
|春の雲 雨後のわだちの水を飲み あまいと自慢 虹も顔出す
*轍(わだち)
> ‥春の雲というやつは
> じつにのんびりとしている様に見える
> 初夏近い雨後の雲ということになると、殊更にご満悦さが増して見えてくる
一体どうしたというのだろうな
> そんな雨後の雲が、轍のあとの水溜りに映り込んだかと思ったら
> 振り向きざまに虹が出ていたんだ
> まるで、雲が何かを自慢して、虹が誘われたかのようだなぁ
> うた詠み終わります、ありがとうございました。
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