2018年07月25日

【短歌】被災とゴミと炎帝と‥十二射

向宜詠吟.2018/07/25

|泥の果て洗い起こせど先見えず どん底なのに保障ざれ
|泥浸し故郷あれどゴミの山 新品待ちの雅な被災
|どん底を避けて明日を希望する まるで貴族の都落ちンゴ
|豊かさの裏で培う他人沙汰 わが身の果てに泣きの懇願
|どん引きの貧乏くじを宛がわれ 早速ねだる特別シード
|どん底がもはや定位置 馬耳東風 被災の闇と無い物ねだり
|公平の疎かすらも上の空 一に待遇二に自由三四が無くて五に競争
|我慢など知らぬ顔して馬力汗 無力に問うは以前の優雅
|一日も早くを願う切実も 現実逃避の一日の長
|先ずは得よ「里荒れ果てて隣あり」個人主義など過去の絵図
|積み上げて個人主義すら過去の絵図 新たな絵図は異なる次元

|どん底の定義の要らぬ国造り 沸々湧かせこの炎帝の下



> うた詠み終わります、ありがとうございました。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 02:13 | Comment(0) | 短歌・俳句・川柳 | 更新情報をチェックする
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