2018年07月30日

【真夏のホラー】人類史上最大の核兵器を世界で最も深い海底で爆発させたら何が起こるのか?

記稿.2018/07/30

> 内容は、リンク記事への反論でーす
> https://gigazine.net/news/20180724-nuclear-bomb-marianas-trench/





◆基本理解(理系にないので大ざっぱでスマン)

 原爆(核分裂)と水爆(核融合)は原理が異なる
 水爆(核融合)には、原爆熱(核分裂)による封じ込め融合とレーザー閉じ込めによる融合がある

 ウランやプルトニウムは規定質量が集まると自然に核分裂をやらかす

 原爆は爆発力を得る為に、分離してある質量を火薬による点火で中央に圧着させて核分裂に導く

 レーザー水爆の場合、原爆を必要としないので小型化が可能らしい(アタッシュケースサイズ)
 とは言え、起動装置が壊れると作動しない


◆マリアナ海溝に核爆弾を直に投下した場合


 水圧で起爆装置が起動しなくなる可能性が大
 ‥水圧に耐えて作動できる耐久性が求められる
 ‥潜水艦でさえ特別仕様が求められる
 ‥火薬で爆着させるタイプだと、火薬が水圧で自然爆発を起こす可能性が大(沈底爆発は無理)

 と言うことで 

 基本的には、潜水艦に積んで、潜水艦もろとも爆発させる方式が候補になる


◆マリアナ海溝の底で「ツァーリ・ボンバ」を爆発させると


 ‥水圧で威力が半減するかなんて謎
 潜水艦の中だろうとそれなりに圧が掛かっている
 地上で爆発させるよりは、プラス分の圧力が寄与されるので
 分裂&融合の威力が増す可能性も有り得る
 (ただし、潜水艦内でのレーザー水爆の場合なら想定内に思われる)

 爆発熱がすべて相殺されるとは限らない

 そもそも、対象とされる水圧もとい水量は、爆発面積分×表面張力×波の影響でしかない
 爆発時、水圧で爆発面積分が小さくなるほど、爆発熱量の方が勝るように思われる

 そして、爆発熱が浮上を始めると
 水圧面積は、水圧の低下と共に拡大を始める

 海溝の底で爆発熱が耐えて上回ったとすれば、そのまま浮上し切る可能性はあるだろう

 途中、周りの海水で冷却されるも、それは全部、蒸気と化する
 ‥その蒸気は半真空も同然なわけだから、膜を形成して熱ロスがゼロに成る可能性もある

 海底の底から爆発熱が浮上しきるだけの熱量を放っていた場合
 海にぽっかりと爆発径程度の大きなシンクホールができるだろう(甚大津波決定!)


 ‥この時に、海を押しのけられる分の熱量が始めから計算されて上回ったなら
 ‥この現象は普通に起こり得る


 さらには

 蒸気がそのまま大気中に放たれると、巨大なハリケーンの元にだって成りかねない
 そうなると、死の雨どころか死の雨のハリケーンと化する凶暴兵器と化する可能性だってあるだろう


 「甚大津波」×「巨大ハリケーン」‥まさにツァーァアボンバーと化すかも


> 元記事によると、そこまでの熱量が始めから無い趣だが泡の発生は指摘している


 泡は浮上すると共に、水圧の低下から拡大を見せるはずだから
 その大きさ如何では、多少の津波を起こせる程度の反動を予想できる
 しかも極めて高温という発言だから
 死の雨のハリケーンとまではならずとも、そのまま低気圧の発生はありそうだ

 夏場なら

 それがコアと化して、やっぱり台風に発達しうる可能性はある
 今どきの台風と言うことで勘案すると放射能性の洪水におののくしかない

 (重い放射性物質の多くは海底に沈むだろうから、半減期に悩ましいという程には無いと思うが‥)


> 元記事の希望的妄想に、こうして反吐が出たと言うことでーす
posted by 木田舎滝ゆる里 at 14:45 | Comment(0) | 日記/2018 | 更新情報をチェックする
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