↓2)改稿.2018/09/20...20180919...
> ブラウン管と液晶モニターの大きな違いとは
走査線による残像効果があるか否か
指定された色合いを点灯し続けているか否かである
走査線による残像を、脳の側が、勝手に都合の良い色合いに思い込む(脳内量子効果)
‥それこそが、ブラウン管マジックの正体だった‥
> つまり、最適な間引きをしてやらないと
> ブラウン管当時の色合いは絶対に出てこない
とは言え、液晶に残像効果を求めれば、液晶の寿命にも影響するだろうし
そもそも、ちらつきを無くすのが液晶の利点と見なされてきた
‥結局‥
物理的に起こり得ていた残像効果が脳に及ぼしてきた中身を
ごっそり無視してしまったという次第が、液晶時代の赤黒さだった
つまり、その分を間引いてエンコードなりとする必要があった
> さらに、赤・緑・青の残像効果には、それぞれの微差が伴う
> その微差に対してさらに420という間引きをやらかしていた理由こそが
> 青の残像が一番に長く残るという実際だろう(テレビの残光と言えば総じて青白い印象)
‥そんなわけだから
実際の緑系の色合いと残像の印象として、かなりの隔たりに晒されていたように思われる
とくに、赤と緑で合成される黄系&オレンジ系はとくにそうだったのだろう
(もちろん紫に水色系統もそうに違いないが、それほどに気になるほどでは無い)
(それは、青と赤の数値変動が端と端であり)
(又、青の残光の長さが気にならない側だからのように思われる)
(その点、反対色且つ合成色にある黄系は、否が応でも青の残光の影響を一番に受けざるを得ない)
‥青の残光からの影響を取り除くべく処置の必要は
ブラウン管においての課題だったのだろう
1-2)1
> それにしても、デジタル映像(Movie)にしたって大差無い
> デジタルカメラ(写真)と比べても不思議と浅黒いように思われる
> それはなぜだろうか?
‥まず私たちの目とカメラのそれとは多少違う
とくに、過剰な光が入らないようにする構造だ
カメラ全般にその形状はほぼ同じだろう
しかし、静止画と動画では明らかに露光の質が違う
静止画一枚あたりの画像量が動画に比べて異なるという点もあると思うが
カメラの方が、圧倒的有利に露光時間を調整できる(よく知らんけど)
‥その点、動画はそのままに瞬間だ
その上で、カメラの暈部分の影が光量をさえぎるというわけだから
実際の私たちの目に入る映像とは多少違っているはずである
同じように思い込んでいるのは、確認する為の液晶画面からの思い込みと言うことになる
> 静止画の出来映えにしたってそうだ
> 私たちの目に映っている姿より数段美麗に仕上がっている
‥正直、正確には値しないだろう‥
しかしまぁ綺麗である点において、誰も文句を付ける事は無い
なぜなら、より綺麗に撮るのがカメラマンの仕事でもあるからだ
> ところが動画の仕上がりは、なぜか浅黒いらしい(実際を見たことは無い)
> その最たる理由として、カメラの暈から入る影が要因である以上に
> 常時圧縮される段階で、鮮明さがさらに間引かれるからだろう
さらに編集の仕方に注意が無いようなら、さらに間引かれることになる
結果、積もり積もって浅黒さを増しているように思われる
‥理論的なツッコミを足すなら(仮定)
カメラの暈の高さが青色の波長をさえぎる量が不適正だから
赤い波長ほど、カメラ露光の真正面から入りやすい
その点、青になるほど、不自然に遮られてしまっているからとか‥
(いじりまくって気が付いたのは、青成分の明るさや濃さに影響を及ぼす度合いは侮れない)
1-2)2
> しかし、デジタルアニメの場合はそんな事情はゼロのはずである
それでも不思議と、浅赤黒くなるどころか
ブラウン管の風合いとに隔たりはあり続いている
昭和アニメのHDリマスターと言われたって、ふざけるなと言いたくなるほどだ
現場の色合いを知らないからとやかく言っても仕方がないのだが
アニメの色としては面白くないのだ
(420に減衰されるにしても、要因は明らかに他にあるのだろう)
‥例えば、モニターである
‥プロ仕様の艶あり状態で色づくりをしているのに、再生されるのはそれ程に無いモニターとか
‥それにしても、デジタルアニメにおいてそんなにも差が出るのだろうか?
> ブラウン管の色がどれだけ良かったか?という意味で言うなら
> 静止させて視ようにも、滲んでたし、アニメ雑誌のカットにはほど遠かった‥
それでも、液晶テレビで見る昭和アニメの映像は、とにかく間違っているのだ!!
つまり、デジタルアニメにおいても、その傾向は同じと言うことになる
RGBで構成されているはずのデジタルアニメでさえ
ブラウン管時代の色合いと比べれば、明らかに赤浅黒くて仕方がないのだ
‥そりゃ、撮影ノイズが映り込んだりしない分、綺麗さは増している
‥ブラウン管には出せない色合いの作風だって増えている
それでも異なり、浅赤黒く見えてしまっているのは
‥「作る」感性と「視る」感性との間に、ズレがあるとしか言いようがない‥
‥それはそう、恋愛に似ているのかも知れない
好きという変換が為されてこそ、違って見える
ぶっちゃけ、何かしらの間引きと増幅が為されるのだろう(嫌いにしても同様だ)
> まぁ技術全般に言える不思議と云ってしまえばそれまでだろうけどね
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