2018年09月25日

【AviUtl】到達!「ウルトラK」と呼びたいz値

↓3)記稿.2018/09/25

> うんちくは後半に回して、取りあえず、様変わりした各値をどうぞ


◇◆L-Smash Works◆◇
Video Scaler:Bicubic Spline
Dummy solorspace:YC48
AVS bit-depth:16
LW48 output:off(デフォルト:色入力と色出力は違うらしい‥)


◇◆x264guiEx◆◇
「拡張」タブ:LW48モードをチェック(再エンコード用途)


◇◆AviUtl◆◇
色入力:LW ColorSpace
色出力:BT.601 or BT.701(表示画面サイズによる/再エンコードにも絡む)



<色調補正>
明るさ   :−24(8の倍数)
コントラスト:  8(陰影分の補強)
ガンマ   :− 9(フラッシュ効果の安定値)
輝度    :  9(フラッシュ効果の安定値)
色の濃さ  : 27
色合い   :− 9(濃さ×深みの補強)


<拡張色調補正>
Y(offs) : 27(9の倍数)
Y(gain) :− 9(陰影分の補強)
Cb(offs):  0(色変更の復活、残念な黒ずみ等の残りを抜くことができる)
Cb(gain):  3(濃さ×深みの補強)
Cr(offs):  0(色変更の復活、残念な黒ずみ等の残りを抜くことができる)
Cr(gain):  6(濃さ×深みの補強)

R(offs) :  8
R(gain) :−13
R(gamm) : 21

G(offs) : 18
G(gain) :−29
G(gamm) : 47

B(offs) :−34
B(gain) : 55
B(gamm) : 89



◇◆想定するテレビ側の項目設定◆◇
映像メニュー:ユーザー(シネマ下地)

バックライト:−30(9:8の9‥最左値)
ピクチャー : 27(9:8の8‥四捨五入)
黒レベル  :  0
色の濃さ  :  0
色合い   :  0
シャープネス:  0

液晶AI  :オン
色温度   :中ー高(お好みで)
ビビッド  :オフ(今回は要らない感じ)
超解度   :オフ
NR    : 弱
HDオプティマイザー:オフ
明るさオート:オンのはずだが(艶の乗る方)‥項目によりバグがあるらしい
テクニカル : 切



> では、各自でご確認をどうぞ



1-3)1

> ‥終わったと思っても腑に落ちず
> よく見りゃ、青いままじゃないか(どうしても紫にはほど遠かった)
> 最終的に、エヴァンゲリオン(初号機)の紫が最難関だった

  ‥答えは一つ、青すぎてるに決まってる‥

  そこで辿り着いたのが

> R(8)、G(9)×2、B(8+9)×2という420を織り込んだ解釈だ
> それぞれを基本値に据え、(offs):(gain):(gamm)=1:2:3を想定
> 比率の倍率は、黄金比(1.618033)で並べる


 ※R(8)では、赤がまだ弱いようにあったが、明るさを調整したら色にボリュームが乗った
 ※さらに、その明るさの加減と絶対値を調整したら、内から発光しているように見えるに至った


 ‥AviUtlでは
 整数値しかあつかえないので四捨五入せざるを得ず誤差を伴うだろうが
 コンマ1〜2桁計算までできるシステムなら、誤差も減りさらに発光しているように見えるかも
 (4K〜8Kの実写映像でやらかせば、想像を絶するかも)


> 「のんのんびよりりぴーと」の色あいもまた最後まで合わなかったのだが
> 整ってきたら、色合いが濃すぎることで、特定の緑系で反転してしまうという事だった


 ‥<色調補正>+<拡張色調補正>の単純合成ということなので
 どうしても、無理があるのだろう(誤差と誤差の四捨五入値をそのまんま足すこともあるだろうし)

 ということで、色の濃さの値が随分と下がってます



1-3)2

 ‥そもそも、画を作る場合
 露出オーバー目にしてハデに盛るのが心理にある(厚化粧)

 PC上での編集だと、それは、過去になぞらえればブラウン管込みの印象に当たるだろう
 PC画面上からもそれを想定して色をあつらえることになる

 そうすると、同じデータを再現するから同じ色になるはずと思ってはいても

 ‥エンコードされたデータには
 画面の明るさ分込みのデータとして保管される事になる


> そこがセーブとエンコードの差として発生してしまうのかも


 ‥明るさ分の余分に、さらに再現時の光源が重なるので、その分、色が余計に推移する
 どちらも光源を前提にした調整だから、光源一つ分に伴う加算分をさっ引く必要があった
 でも、誰もそれの誤差計算に着目しないままだった


> それが、平成時代の色の浅黒さという事らしい
> (色温度の差という事だろうか??)


 ‥とくに、発光効果の画において
 発光部分が潰れて、エンコード出力される傾向がお約束になっている
 間引かないでおくとずっとそのまんまだ(カメラで言えば、フラッシュ分とも解釈できる)


 ‥ゆえに
 編集時に使われるモニター等の見た目分、良く見せようとしている化粧分を間引いて
 エンコードする必要があった事になる

 感覚的なものなのか、確実に計算できる技術的要素かの判断はしがたいが

 ‥共通する部分もあるようだから
 見ているモニターとの間に何かが起きていたとしか思えない(同じに変換の効果が得られるわけだし)



1-3)3

> それにしても


 ‥黄金比
 ‥1:2:3
 ‥9÷8倍

 の三点を混在した今回の値出しには正直面食らった
 これ程までに、合わせ技を駆使せざるを得ないとは、誰が予想しただろうか?

 そして、このような結果は

 ‥自然科学の原理的にどうのよりは
 明らかに背景には、工学的な要素の何らかの現象が絡んでそうな空気感ありありだ


> そこはさておき


 ‥余計な青やら濃さやらが削られた分のエンコード効果が半端ない

 ウルトラマン第一話(720x540)で750MBオーバー傾向だったのが
 一気に10%分ダイエットできている(効果無しでのエンコードをしていないのでソース比較は不明)
 エンコード時間はさほど大きくは変わらない(減る傾向)
posted by 木田舎滝ゆる里 at 15:31 | Comment(0) | 洗逸しちゃうぞ | 更新情報をチェックする
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