2018年09月30日

【AviUtl】快眼!「HDR彩」‥色温度全対応パーフェクト変換z値ゝ

↓4)改稿.2018/09/30...20180929...

> 色温度を変更しても、色温度の差以外の違和感を無くすことに成功しました
> sRGB設定のままでも、不満にならないレベルの明るさでご覧になれます


 sample_after_HDR彩変換_v2_Cb(offs):Cr(offs)=0:0.png

 前回に比べて補正されましたが、まだ幾分紫さを帯びています


◇◆L-Smash Works◆◇
Video Scaler:Bicubic Spline
Dummy solorspace:YC48
AVS bit-depth:16
LW48 output:off(デフォルト:色入力と色出力は違うらしい‥)


◇◆x264guiEx◆◇
「拡張」タブ:LW48モードをチェック(再エンコード用途)


◇◆AviUtl◆◇
色入力:LW ColorSpace
色出力: BT.709...(720x540でもエラー無くエンコード可)



<色調補正>
明るさ   :−21(×1)、−37(8×1.618033^2×2÷1.125の四捨五入)*1
コントラスト: 13(×1)、 23(8×1.618033^1×2÷1.125の四捨五入)*1
ガンマ   :− 9(×1)、−16(光と影は1:1)*2
輝度    :  9(×1)、 16(9×1×2÷1.125)*2
色の濃さ  : 18(×1)、 32(9×2×2÷1.125)*2
色合い   : 27(×1)、 48(9×3×2÷1.125)*2


<拡張色調補正>
Y(offs) : 24(×1)、 42(9×1.618033^2×2÷1.125の四捨五入)*1
Y(gain) :−15(×1)、−26(9×1.618033^1×2÷1.125の四捨五入)*1
Cb(offs):  0*3
Cb(gain):− 9(×1)、−16(色合い÷3)*2
Cr(offs):  0*3
Cr(gain): 18(×1)、 32(色合い÷3×2)*2

R(offs) :  8
R(gain) :−13
R(gamm) : 21

G(offs) : 17
G(gain) :−28
G(gamm) : 45

B(offs) :−34
B(gain) : 55
B(gamm) : 89



◇◆想定するテレビ側の項目設定◆◇
映像メニュー:ユーザー

バックライト:0
ピクチャー :0
黒レベル  :0
色の濃さ  :0
色合い   :0
シャープネス:0

液晶AI  :オフ
色温度   :アナログ系(主にアニメ) 低←(低ー中)→高 デジタル系(主に実写)
ビビッド  :オフ
超解度   :不明
NR    :オフ
HDオプティマイザー:オフ
明るさオート:(お好み)‥<色調補正>においてコントラストの+かーかで指定が逆になる
テクニカル : 切



1-4)1

 ‥*3については後でも述べますが


> ウルトラマン第一話において
> Cb(offs):Cr(offs)=5:3に設定してエンコードしたところ
> <色調補正>off状態の再エンコードとまるで遜色の無い映像に仕上がりました(サイズ:720x540)
> ただし、offの方が圧縮が有利且つQP値↓(微差)に位置します


 (コントラストの大きさ一つでもQP値&圧縮量が随分と異なります)


 ‥遜色が無いと言うことは、到達に違いはないのですが
 アニメでもサンプルでも差が明らかに出る一方で、出にくい映像もあるという次第にどこか拍子抜けです
 エンコード前の微差は、どうにも画像が縮むことで吸収されてしまう場合もあるようです

 BMPに出して比べれば、そりゃ、違いもハッキリすると思いますが

 (ウルトラマン第一話は、ぱっと見まるで分かりません)

 ‥おまけに
 ソース側もゼロフラッシュに設定してやることで、色温度差が同じように無くなる傾向です


 (え?、どういうこと)
 (差がハッキリする映像とそうでない映像とがあるのが実際という事のようです)


> さらに、見慣れてくると、それ程に気にならないかもなんて、動揺もうまれます(圧縮率が)
> つまり、まずは、ゼロフラッシュにテレビ側を設定して視聴するのがベストな手順だったと‥


 テレビ画面サイズが異なると設定差も大きいし
 しっかりしたところなら、抜かりなくゼロフラッシュで制作していて当然だった(ほーう)


 ‥まぁ折角なので
 このまま「HDR彩」でのエンコード出しを続けて観察するまでです



1-4)2

> では、今回のうんちくです

 ‥*1の調整を見直したところ
 エヴァンゲリオンOP冒頭に出てくるリングの後の赤い奴の色推移の飛びが解消されました
 諦めていたのですが、なだらかさを得て無事にクリアーしました

 ウルトラマンのシーン切り替えにおいても
 妙な色の濃さの変動が所々に見られましたが、こちらも同時に治まりました


> さらに


 ‥*1のバランスにおける比重はかなり大きく
 *2を含めて、倍率を2÷1.125倍にしたところ
 仮面ライダー龍騎の高輝度に激しいフラッシュ効果に追随するようになりました

 あと、色が薄いと思われていた多くのサンプルの所々での色不足が解消されたように思われます

 (ここまでの変化に、どこか諦めスルーしていた己を思い知った思いです)
 (自惚れなり思い上がりとは、つまり、無意識的あきらめの裏返しに当たるのかも知れません)



1-4)3

> *3の調整についてですが


 ‥コントラストがマイナスに寄っていると正しく機能しない事が判明しました
 ‥また変動できる量もコントラストの大きさに比例するようです

 (ミス・エンコードにて判明しました)
 (あと、bt-601においては効き目が弱いようです)


 ‥色温度差に伴う若干に残る黒ばみ黄ばみ赤ばみをさらに拭おうとして
 Cb(offs)とCr(offs)の値変更を行う場合は
 どちらも+に上げるのが傾向になります


> 一方で


 特定ジャンルの作品における始終一貫としたムード色なんかは
 洗逸することで、すっかり剥がれ落ちる傾向にあります

 そのような場合は
 Cb(offs)とCr(offs)の値変更を用いて、色の付け直しをする必要に迫られます(こちらは−値もあり)

 (始終一貫同じ色で調整して構わない場合には一括でエンコードできますが)
 (途中で味付けが変わっている場合は、切り離して、継ぎ足してをやらざるを得ないでしょう)



1-4)4

> ‥基本的に洗逸した映像に対して
> 再度洗逸を繰り返すことは、適切ではありません(途端にぼやけた映像になる)


 見た目が綺麗でも、デジタルデータの加工には不向きな状態に変更されてしまっています
 洗逸を繰り返さない条件の下にやらかすなら問題ありませんが、業務用途には不向きになります
 ここの解釈を誤ると後々の後悔になりかねません(マスターの保持は基本です)
posted by 木田舎滝ゆる里 at 00:14 | Comment(0) | 洗逸しちゃうぞ | 更新情報をチェックする
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