2018年10月01日

【エンコードレシピ】TV×USBメモリー視聴用のGOPの最快値はM=3、N=60

↓2)記稿.2018/10/01

> 前回の【エンコードレシピ】CRF16.5からの漸進になります
> 以下名称「SmartGOP360」


 HD映像を「TV×USBメモリー」にて視聴しようとするときの課題がサーチです
 サーチを安定させるには、GOP(クローズド)しかありません
 しかし、サーチ箇所=Iフレームの位置ということなので
 如何に0.5秒間隔がヌルヌルですぐれていようとも
 ファイルの肥大化はうれしくありません

 そこで

 割り出したのが、M=3、N=60です


> ついでに


 キーフレーム間隔の上限(60)
 レート制御先行探査フレーム数(60)
 環境設定→システムの設定キャッシュフレーム数(60)

 ‥と揃えてみたところ、ノイズの激減感がスゲーなどと思っちゃいました
 (ソースにも依ると思いますけど、好い感じに思われます)‥最後尾にサンプル貼っときます

 23.976fps(2.5秒間隔)で、サクサクしているので
 29.976fps(2秒間隔)になると、多少遅く感じるかも知れませんが
 素材によっては丁度好いかも知れません

 (パソコンで見るにはどちらにせよ、倍速キュルキュルですから)


> キーフレーム間隔の下限を(1)にするか(3)にするかですが


 ‥Ibpという構成に成立しやすいのがSmartCRF16.5以来のデータ構造ですのでM=3にしました
 M=1が良いならGOP構造にする必要が無いとも言えますし

 ‥そもそも
 Iフレームの連続体にエンコードしてくれないのが傾向にあるようです
 (どうしてもという箇所には、手動でキーフレーム指定しておくのがベストかと)


> ↓レシピ貼っときます



1-2)1

> エンコードレシピ「SmartGOP360」


SmartGOP360_bt709 - 001.png


SmartGOP360_bt709 - 002.png
※ RDO(1.00)→(0.00)に変更しました(参考


SmartGOP360_bt709 - 003.png


SmartGOP360_bt709 - 004.png



1-2)2

> さて問題です
> どちらのサンプルがお好みですか?

 (どちらもエンコードレシピ SmartGOP360にてHD変換した映像からの切り出しです)


円谷プロ公認HDR2.0
Ultraman 9848 HDR2.0.png


著生の私的改造HDR彩
Ultraman 9848 HDRSAI.png



> ‥なにが違うかというと


 工学的(光学的)に陰影を黒と考えるか
 美学として陰影だろうとカラフルにやっちまうのが好いに決まってると考えるかです

 まぁ好みは分かれるように思われます

 ‥なにしろ、ファイル容量が1割も増量する傾向のようですから‥

 でも、工学的(光学的)解釈のままだと
 色がくすんで見えるケースがちらほらしてるんで、ストレス溜まるんっすよね
 ファイル増量1割もかなりのストレスっすけど

 (はて?、何かに似ているぜィ)
posted by 木田舎滝ゆる里 at 15:59 | Comment(0) | 洗逸しちゃうぞ | 更新情報をチェックする
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