2018年10月15日

【色温度】422と420がもたらす不都合を正しく理解しよう

↓7)記稿.2018/10/15

> 444のままにエンコードすることが、必ずしも絶対とは思わないが
> 正しく理解されていないままに、デジタル技術は進んでしまっている


 ‥通常、sRGB(6500K・低)で制作されたアニメの場合
 市場向けに420エンコードされた作品を視聴するにも
 色温度(低)で見るのが当然だと思い込んでいる

 しかし、よくよく考えて見れば

 青成分が減衰した分、色温度を上げてやった方が物理的には都合が良い
 というより、そちらの方がより正しく色が出せるだろう

 しかし、業界はなぜかへそを曲げている様子に思われる
 (アナログ時代からの慣習だろうか?‥それとも、勘違い&思い込みだろうか?)


> 洗逸テレビ設定では、そこの違いを妙実に感じられたことから、ようやく気が付いた


 (BDまたはDVDを視聴するなら、色温度(低−中)で模索すべきが正解だった)


 ソースを再エンコードして確認してみると
 確かに、色温度を一つ上げてやった方が、色みが同じに見える(洗逸設定)

 ‥しかし

 色温度には、面白い性質がある
 部分的に気になる赤さをあえて容認して、色温度を一つ下げてやってもそれなりに同じに見える

 ここをどう考えるかが、映像技術にまつわるジレンマの流れを変えることになる



1-7)1

> もう一つ例を挙げておくと


 撮影映像の色温度がどのぐらいかの知識は、著生には丸っきり無いが
 今どきのデジタルカメラなら、自由に変えられるように思われる

 それでも日本人好みの色みで言えば、9300K(中?)だろうか?

 ‥すると

 放送局が流しているのは、422エンコードの映像だから
 (中−高)で調整して見るのが正解と言う事になる


 ちなみに、テレビ設定「リビング」項目の標準は、(中−高)になっている


 見る分にはそれで良いが、録画して見返すと、さらに420に青が減衰した映像になる
 すると(高)で見るのが適当と言うことになるが、(高)はさすがに目が痛い

 ↑は実写の場合であり
 アニメの場合になると(低)→(低−中)→(中)という流れになる


 さらにBDで視聴するなら、(低−中)
 再エンコードをやらかすなら(中)で、視聴時にモニターを調整するのが適切と言う事になる


> ‥ところが


 テレビ設定「シネマ」項目の標準は(低)になっている‥(なぜだろう?)



1-7)2

> シネマ設定の勘違い(やらかし)があるぐらいだから
> 基本的な理解が、業界側にあるのかは疑わしい


 ‥言えることと云えば
 カメラ持ちの発言は、層が厚いのでより重視されるが
 アニメ現場からの発言は、勘違いが後押ししてしまっているとしか思えない

 しかし

 ‥映像編集の現場は、かなり怪しい
 色温度の変化したソースを再利用してコラージュ風に盛り込んだ場合
 そこだけ色温度が変わっているので

 気が付かずに再エンコードだしをやらかすと、そこだけ違和感ありありの雰囲気になる
 (やるなら、ちゃんと444のソースから持ってきて再加工処理すべきだ)

 その手の失敗映像は、洗逸設定で見ていると非常によく分かる

 番組映像とCM映像の色温度の差というのもよく分かる


> ちなみに


 ‥色温度の違う映像を敢えて、繋げてやり繰りする制作というのも見られる
 そういうのは、sRGB(6500K・低)のレベルに置き換えて制作されているらしく
 見る場合には、色温度(低−中)で調整するのが正解だった



1-7)3

> テレビの大型と小型には色温度における悩ましい差が発生している


 とくに色温度(低)における赤さの具合に差が現れているらしい

 ‥らしいというのは、著生の推測による判断からの意味である‥

 テレビの画面サイズが大型化するほどに
 明るくする装置の威力も大きく成り、赤さ&黒さをだしづらくなるらしい


 19型と26型においてもかなりの差だから、50型60型とか、想像を絶しているのだろう


> それの対策として、高解像度の流れを持ち出しているというのが実際のところかと思われる


 ‥だから、フルHD映像をそのままに小さい画面サイズで視聴すると
 赤さが多すぎて違和感の方が大きくなる(対策として色温度を上げざるを得ない)

 そのような不均衡を避けるべくしてだろうか‥??

 (なんでも、フルHDサイズの適性は、42型からだそうだ)

 ‥1366x768(16:9)‥通称:フルワイドXGA(日本国内で普及している解像度)
 という
 あらかじめ視聴する解像度を落としておくという対策が、暗黙で推し進められてきたらしい


 (しかし事はそう簡単では無かった)



1-7)4

  ‥ここまでを整理すると↓になる

> 422、420のエンコードは、青さの減衰を招くので
> 色温度を上げて視聴するのが対策だが

> 大画面化すればするほどに、明るさ確保から
> 赤さ&黒さの減衰をもたらす
> そこで高解像度化させることで、不足しがちの分の色みの確保とディティールを強化している

  ところが

> 高解像度映像をそのままに小さい画面サイズで見ると
> ただでさえ明るさが出やすい造り(赤さが大きく成りがちの傾向)なのに
> より不安定な赤さが注ぎ込まれることになる

  だから

> 小さい画面サイズでの赤さを抜く対策として
> 解像度を減して再エンコードすることは、赤成分の量調整と同義である


 (ここでの小さい画面サイズとは、携帯端末までを想定する)


 ‥液晶の画面とて、色温度を(高)に上げると目が痛い
 痛いと感じるほどだから、携帯端末で採用すると電池消耗の激しさは確実のはずだろう

  中華の製品にありがちな小さい画面だろうと4Kサイズ採用というのは
  単に技術の細かい所を知らない中華ながらのトップのやらかしだから気にするな

 ‥というのが、日本メーカーの見解に思われる



> 「適切な画面サイズ」×「適切な解像度」×「再エンコードした回数」=適正な色温度



1-7)5

 ‥色の見え方には奇数と偶数があるかのように
 必ずしも上げずとも、容認される限りにおいて、色温度を下げての対応も可能という特性がある

 (代わりに赤成分が多めになる)


> フルHDの映像を再エンコードする場合
> 再編集をやらかそうと云うほどだから、目的は個人的な使い勝手の向上以外のなにものでもない


 つまり、エンコードサイズを下げての視聴は想定内に思われる
 (編集しちゃうほどだから、小さい画面での視聴も当然の範疇にあるはずだ)

 そして、見映えを少しでも良くしたいと思えば、すこしでも高解像度からの編集が好まれる


> その時、常に思うのは、HDサイズへの減衰は本当に適当なのか?


 ‥ディティールの確保を狙うならHDサイズは妥当だろう
 しかし、色みの見映えと言うことになると必ずともそうとは云えないようだ

 とくに

 1366x768(16:9)‥通称:フルワイドXGAでの視聴においては
 画面サイズにも寄る部分もあると思うが、注意が伴っている


 ‥19型ぐらいだと
 HD(エンコードサイズ)は、まだ若干赤さが強いのでサイズの調整が欠かせない


> 「ウルトラマン」で検討してみると


 1024x576(16:9)‥通称:ワイドSVGA
 →768x576(4:3)‥所謂PALサイズ

 てなところが、発色の具合が手頃になる

 (数学的に計算しても、誤差均等に伴う色ムラの小さくなる想定)
 (見映えの印象もソースに近い雰囲気‥ただし、フルHDほどのディティール感は失せている)
 (ソースを、HDMLを介してFHD映像を再生させた方が、ディティール感は保たれている)
 (ディティール感重視が良いなら、再エンコードに意味なんて無い!)by洗逸設定


 ‥ちなみに
 ソースの適性色温度が(中−高)の場合、HDサイズで再エンコードしては目が痛いだけである
 それの対策としても、ワイドSVGAサイズは検討に値する

 それより下のハーフHDサイズになると、色みの不足を感じざるを得ない印象だった


> ‥26型で確認したところ


 昼の明るさで自動調整されているせいか、色の濃さが足りないように思えた

 (この傾向はHDサイズのエンコード再生に対してもさほど変わらない)
 (夜になるとギラギラモードになるからその点は問題無いように思われる)

 しかし、放送番組の色と比べても濃さの不足感は拭えない
 画面サイズが大型になるほど、再エンコード映像に対しての洗逸の濃さ調整が都度必要かも‥
 というより、大型になるほどFHDサイズでのエンコード再生に適する造りかも‥

 まぁそうなると(‥追記

 再エンコード(ダウンサイズ)してまで使い勝手を求める輩には
 19型の方が良いって事かもな(もはや大手でこのサイズを生産している所は少ない)



1-7)6

> さて、ここまでを読めば疑問が浮かぶだろう
> それも‥4Kを売り込みたい業界側が黙っていたい内容だ


 今までビデオデッキに撮り溜めたフルHDの映像が見られる前提だとしても
 4Kで見るとなると、途端にハーフサイズ落ちという事だから
 色みが不足してくるんじゃないだろうか‥という懸念である

 ただでさえ

 未だに業界では、4K映像の番組録画は認められない問答をやらかしている
 その上、撮りためた映像の見た目が悪くなるとか有り得ない


> 対策としては、余りにもデカすぎる画面にそれを期待するのはお門違いと言うことだろう


 フルHDの見映えの適性が42型ぐらいからの話を加味しても
 その辺のサイズで、フルワイドXGAのようなダウン規格を待つのが賢明だ

 ただし

 その手の層の多くの目的が、再エンコード絡みだろうから
 4K映像の番組録画は認められないままなら、規格として成立しない流れになりかねない


> つまり、BD商売と同じニオイがするばかりだろうよ 



1-7)7

 ‥そこはさておき
 医療の面でこの手の違いを分かっていないと大変な事になりそうなのが
 AIに寄る解析だ

 採用する画像の解像度が上がったとか
 色温度が変わったとか

 そういう技術の変化があるようなら、再学習が欠かせないだろう

 ロボットの視覚・視認性の話という事でもある


> 日本とアメリカの採用する色温度に差があると
> 当然として、差が発生してくるように思われる
posted by 木田舎滝ゆる里 at 11:18 | Comment(0) | 洗逸しちゃうぞ | 更新情報をチェックする
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