2018年10月18日

【盲点】金持ちが増えた分、資本経済は停滞を始める

↓4)記稿.2018/10/18

 経済的安定(需要と供給の一致)を模索すれば
 地場から離れざるを得ない選択支はざらになる

 その結果

 誰の目にも成功したかのように
 地域を越えて経済が動き出しているように見える

 ‥ところが

 本来的な生活への要望は、人々の好奇心と教養に比例する
 教養を得る為の土台が不安定にも競争だから、新しい事への関心速度は、教養の定着に比例する

 (得るところが少なければ、それなりの暮らしどころか)
 (それなりの教養を余儀なくされるのだ‥もとい人間関係だよ)
 (多くの場合、好奇心のきっかけとして、友好から始まるしだいが多い)


 ‥一方の好奇心はというと
 教養が増えるほどに、混乱をもたらす要因にしかならない
 なにはともあれ、競争だし、結果云々にしても、安全より稼ぎへの好奇心の方が勝る

 ここを危惧すれば

 教養を得る上での格差が、無駄な混乱拡大への抑止力になってきたとも思えるが
 社会的には、因果理解の共有における障害にしか成り得ない課題性こそを突きつける

 とくに、ネットのセキュリティからAIの中身がどうなっているかの理解において
 適正に対処する知識の有る無しは、生活の基本事項になりつつあるのに
 対策が為されていない状況は、混乱の元以前に、市場の安定(雇用問題)にそぐわない


 ‥そもそもの壁は
 キーボードのキー位置を身に付けているかどうかでもある
 玩具として、キーボードのキー位置を「楽しく」覚える為のパズル遊びが有ってもおかしくない

 (幼少の頃にそれに馴染んで覚えちまうかどうかの差を問えば、相当にデカいはずだ)


 ‥話を戻そう‥



1-4)1

 ‥富裕層の適度な拡大は、経済活動の意欲を示すのに都合が良かった
 しかし、富裕層同士で経済を回せるようになると、間に参入することは極めて険しい

 ‥割り込んで成功する為に必要な条件とは
 文学的に考えても上層部(先輩方)の「腐敗×陳腐化」でしかない

 ‥されど、経済活動上の「腐敗」と云っても様々だ
 トップのパワハラ、セクハラだって腐敗にある
 直接的に消費者に害の及ぶ次第から、段々に組織が傾いて遠回りに影響が及ぶ次第まで様々だ

 それでも

 「腐敗」在りてチャンス有りきは、どうしようもない現実だ


> 心理的になぜそうなるのかと問えば


 ‥そこには、成功に対する嫉妬や偏見が渦巻いている
 後継者選びという視点においても、よそ者を嫌うのが流れだろうし
 知らぬ者を受け入れるよりは、行き詰まっていようとも顔馴染みとの心中だろう
 まして、自分らの席順やらお家の都合やらが絡むともなれば、尚更にある



1-4)2

> 改めて振り返れば


 ‥嫉妬や偏見こそが、「腐敗」を呼び込み
 ‥嫉妬や偏見こそが、「意欲の新陳代謝」を戒める流れを作り出してきた

 ゆえに

 富裕層になったからには、傲ってみたくなるのも心理という「油断」×「不誠実」が訪れる
 結果として、富裕層がインフラの安定に適ったレベルに達すると
 安全の更なる確かさを求めて、「腐敗」が気になりだし、吹きだしているように見え始める

 (元々は、誰の心の中にも有る嫉妬や偏見の顕在化に過ぎない日常だ)



1-4)3

 ‥一方で
 富裕層がしっかりし出せばし出すほどに、儲からない隙間産業にしか
 入り込む余地がないという因果に繋がる

 結果として

 格差が定着し、経済は停滞をはじめざるを得ない状況に置かれる
 (もはや競争が障害化する段階)


> その様な状況において欠かせない要素とは


 ‥誰しもが必要とされる教養を得て(得られる環境にあることが必須)
 且つ、混乱が少なくなるような好奇心の発揮の場とは何かを
 改めて問う意識のありようと言えるだろう

 ‥それにはまず、能力主義をひとまず脇に置き
 嫉妬と偏見に各自が対処できる社会体に無ければお話にならないという結論を突きつけるのだ




1-4)4

> されど不可解なことに


 安定よりは不安定の方が、上に上がるチャンスが大きいとの思い込みが其を阻害するのだ

 ‥私たちの社会への理解は、未だにその程度でしかない
 ‥競争社会とは何かを問うても、「相手の失敗期待待ち」半分半分の社会体選択という事だから
 ‥転職する動機にしたって、お馬鹿にも、勤め先の愚痴を理由にしちゃうほどだから
 ‥そんなのが半分は確実に居そうな(程度×状況)だろうよ
posted by 木田舎滝ゆる里 at 13:43 | Comment(0) | 日記/2018 | 更新情報をチェックする
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