向宜詠吟.2019/01/05
成功しない自身だけはある
失敗続きでしかない自信だけはある
他人と繋がれない自信だけはある
他人に頼るなと言うのなら、影に潜み続けられる自信だけはある
(頭など誰が下げるものか‥)
誰に好かれることも無く、又好きになる機会を得ることも無く
唯、枯葉のように、散り転がるだけの腑抜けであることのなんと自信家
(着ていく衣裳もないから呼ぶんじゃねぇ)
恐れることなど何も無い、唯そこには退屈なだけの鬱積に散り埋もれる日々があるだけだ
そのように散り埋もれられる自信家に恐怖など有るわけが無かろう
(ああ、退屈だっ)
唯、ひたむきに、退屈が散り積もるという以外に語る言葉を持ち得ない
「あなたの心の底に潜む恐怖こそ『私』なのだよ」
> うた詠み終わります、ありがとうございました。
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