記稿.2019/03/19
> ‥AQ強度とは
> ビットレートの割り振りがされた後の
> 最終的な一つの格子の中での内訳における
> 微細に表現するべきところと、平たく解釈しても良いところとの割合の度合いを指す
‥で、一般に
AQ強度(1.0)は、カメラの水準ということらしい
カメラの水準と言うことは、一枚単位における輪郭の度合いを優先したい内訳という事でもある
輪郭さえしっかりしていれば、後から幾らでも「味付け」のしようがある
カメラでは輪郭こそが命と言えるだろう‥(よう知らんけど)
> ‥ところが、動画ではそうでは無かった
> 動画の場合に重視すべきは
> 「ぼかし表現」とした自然現象としての最たる風光の度合いこそを基準にすべきだった
‥それの差が、AQ強度(0.6)ということらしい
(黄金比差にあるようでもあるが、QP値との兼ね合いでもあるような‥)
‥例えば、月明かりである
‥「闇の中の動きで、輪郭は重要だろうか?」
いいや、鮮やかさの方が印象に残るだろう
だからこその「月影」とした言葉での表現がされるのである
そこを輪郭優先でやらかしては
月明かりに適った「ぼかし」現象は、端折られて処理されるばかりだろう
ギンギラ映像ばかりを見ていると、やたらとシャープに整えたくなるわけだが
そこに合わせてしまうと、ぼかし現象本来の味わいが失われてしまうのだ
‥静止画は一枚がゆえにいくら弄ったところで他のコマに影響を及ぼさないが
動画はそうでは無い、輪郭ばかりに目をやると、風光の度合いで色が細ってしまうのだ
(HEVCだと、33方向に動きをチェックできるので、それなりにマシになると思われるが)
(AVCの場合は、そこまでの性能には無いので、ビットレートを割り振るだけでは対処しきれない)
> それはとくに、画面を暗めにした場合にはっきりするだろう
暗くしても尚、輪郭だけがはっきりとしているなんてのは不自然すぎるのだ
ビットレートの割り振りをケチるかケチらないかの差がそこに現れる
AQ強度(0.6)にするとビットレートの割り振りが減るので
その分、品質を調整してビットレートを多目にする必要が伴う
(このような解釈こそが、本来的にビットレートを正しく割り振るという事でもあると思う)
(単に圧縮効率が上がったと喜ぶのではなく、細かい所の変化にまで気を配るべきである)
(‥さすれば、パソコン編集の映像はせいぜい27型サイズなので)
(如何にFHDサイズで調整していようと、TVでのHDサイズ調整とさして変わらない内容になるっぽ)
‥まぁそのように対処して‥輪郭がシャープになるかというと
そうでもなく、AQ強度(1.0)と比べれば、ふわっとした印象のままということらしい
(ダウンコンバートとの差というのもありそうだが、FHDで出すのはめんどいしFHD画面が無い)
> ‥動画エンコードの側で
> ぼかし現象と思わしき変化を繊細に仕分けて処理できるようにならないと
> 如何なる現象にも適切に美麗、且つ、効率の良い圧縮率を得るには至らないだろうう
(何でもかんでもなだらかになるように、平均化で演算させればイイってものでもない)
(HEVCよりAVCの方が良いと思ったら、微にそういう見方に成ると思う)
‥HEVCの場合は、格子の間の処理が細かい且つ格子もサイズの大きいのを使えるので
AVCより強力に平均化されやすい傾向はあると思う
(ゆえに、33方向を端折ったりしては、無残な結果にしかならないものと予想する)
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