2019年10月17日

【動画エンコード】夕澄の夢からのさらなる調整の仕方

記稿.2019/10/17

> 例の設定での画面視聴に目が慣れてきたせいもあるのだろう
> 「夕澄の夢」設定のどこがまずかったのかが、判るようになっていた


 ‥デジタルアニメCRF(10.5)、実写の(14.5)では
 ビットレート割り当てすぎなのは判っていた

 でもどこを直せば良いのかは判然としないでいた


 ‥とりあえず、レベルはLevel 4.1の一択とする
(BDのほとんどがLevel 4.1だから、それ以上を求めても意味が無いっぽ)


 ‥注目したのは、Psy-RD強度(1.00)の見直しだった
 Psy-RD強度と言えば、品質劣化(ボケる)しちゃう上に増量しちゃう嫌われ者である

 ところが、そこに別の解釈が存在していた

 アニメCRF(11.0)、実写の(15.0)だとビットレートの割り当てがやや不足なので
 Psy-RD強度の方を基準の(1.00)から下げてやれば良い
 そうするとピントの具合が復活して整ってくる(しかも減量)


 *ただし、Psy-RD強度の値を下げすぎると、フロントライト効果により
 赤外線成分の影響を受けるせいどうか知らんが、赤味の強く感じられる映像になる(とくに実写)


> とりあえずの現時点での評価値
> Psy-RD強度(0.67)


 しかし(0.67)と(0.68)の間が微妙で困っちゃうのだ

 とくにフェード多様の演出なんかの場合(秒速5センチメートルのOP)
 もともとのBフレームの品質が品質だから、所々のフェードでピントがまばらになっている


> 1080pより720pのBフレームの方が、情報量が少ないわけで相対的に質が下がる
> この辺をまったく理解していなかった


 ‥具体的に述べると、如何にBD品質にあろうと
 Bフレームの品質はマスターデータから比べれば、グッとボケている

 BDのそれらは、演出に則した再加工状態と言うことである

 特殊な映像効果による演出によっては
 場面ごとのBフレームの再加工状態は、まばらで不均一である

 だから、特定の設定で再エンコードしようとするだけだと
 BD側のBフレームの連続枚数次第では、まったく上手く行かない部分が出てくる
 (ダウンコンバートなら尚更)


 ‥そこで最終的に
 (0.67)と(0.68)の間にはびこる‥風合いから醸し出される得手不手の是非を埋めるべく‥

 Bフレーム枚数によるぼやけまでを利用して、作風に沿うようにぼかし具合を調整せざるを得ない

 ‥(0.67)は静止部分相手なら問題なく質が上がる、が、ゆえにちょい強めである
 ‥(0.68)も悪くは無いのだが、ちょい弱い部分が微々に目立つ傾向に変わる
 この差を埋めるのに、Bフレーム一枚では足りず二枚となった‥(さらに減量)


 ‥そんなこんなで
 Bフレームを盛らないエンコードが優秀との予想は、ただの思い込みに至った
 ならば、イントラの連続が必ずしも美麗とは限らないし
 444にしても、必ずや作風に適った風合いを醸し出すとは限るまい

(裏を返せば、マスター状態の映像が必ずしも、見ていて疲れにくい映像とは限らない)
(マスターデータは、あくまで磨く前の宝石の原石だ)


> それにしてもまだまだ色々と確認しないとなんとも言えなーい


 ‥CPUチェンジしたって、規定よりブーストクロック多く叩き出すったって
 結局はベンチマークのFPUは×1.5倍程度で、エンコードもその程度だったんで

 お値段相当の時間コスト削減感しかねぇでやんの‥と言うことで

 やはり1080pサイズでのエンコードは、まだまだ考えものだったりする(HEVCなんざ論外)
 でも、720pでなら、まんまNTRの状況にありつけそう


> でも、なんかXMedia Recodeにバクが発生しているのか、仕様になったのか知らんけど
> fdk-aacの音声変換で変換されないパターンが続出で使い物にならないんすけど
> USB挿しで視るなら平凡なAACにしろって事ッすかッ(修整お願いしまーす)m(_ _)m



posted by 木田舎滝ゆる里 at 00:17 | Comment(0) | 洗逸しちゃうぞ | 更新情報をチェックする
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