2019年11月03日

【勝手句帳】r042(01-11-1,2)其の1静岡新聞掲載分から


↓ 13)1 向宜詠吟.2019/11/03

もみぢする柿の葉ひとつひと模様
三島市・炎環三島富士句会(11-1)

|柿紅葉たわいなけれひと模様 なぜにお前は季語になりえしか?
|柿誉めて親も誉めよう柿紅葉 冬入り前の命の支え
|紅葉などまだまだ若き盛りざれ 飯に盛るにも脇役飾り
|移ろいの楓ぐらいで佇まる はかなさ誘う風に酔うには



↓ 13)2


|若かりし父の思い出ほろ苦く画面をよぎる彼岸花見つ
浜松市・アカシヤ短歌会(11-2)

 ‥ネタの首の「画面をよぎる」
 スマホで撮影って事なのか?(テレビの映像ならもっと萎えるぞ)

(せっかくの上の句の情景と下の句の季節感とを一体にすべきが、ぶち壊しだろうがwww)


|若かりし父の思い出ほろ苦くシャッター音と彼岸花


 ‥そういえば、「たまゆら」なんてアニメがあったなあ(あげな雰囲気かなと)


↓ 13)3


|浜風に鍛へし気比高意気あがる三回戦に進みをりたり
富士市・富士川短歌会(11-2)

 「意気あがる」×‥「息が上がる」に掛かってて草
 今年の夏は、三回戦で敗退だったので、掛けているのかも知れないが

 通常は、「士気が上がる」「士気高く」が流れだ


> ‥静岡県は思ってる以上に他県からの移動の対象地らしく
> 歌会句会にしても、田舎がバラバラのようで、突如としてこげな詠みもでてくる
> (それはそれで土地勘のある詠みと言うことで、なるほどと思う気づきもあるわけだが)


|浜風で鍛えたる気比高 夏の声 常連なれど夏のまだ


 ‥夏甲子園を指して「夏の声」なる季語を思いつきましたz(短縮っぷりが実に好い)

 ↓敦賀気比高は、春に一度優勝しているようですが、夏はまだのようです
 https://office-morioka.com/h_baseball/seiseki/tsuruga_kehi.html



↓ 13)4


腰反りてラジオ体操見上げれば天頂に月白く在りたり
焼津市・「菩提樹」小川短歌会支部(11-2)

|天頂に月白く在り今朝の反り 「おはようございます」ラジオ体操


 ‥今朝眼が覚めたと思ったら
 彼女の白い肌が、俺の朝だちんこにのけぞってまたがっててさ
 近所のラジオ体操の音声が聞こえてくるし、ついでで
 ついつい「おはようございます」がてら、頑張っちゃったよ

 (あ、注釈違った‥まぁいいか‥)


↓ 13)5


北斎の龍の眼力荻の声
三島市・炎環三島富士句会(11-1)  *荻(おぎ)‥芒に似たやつ。

 ‥ネタの句の下五「荻の声」が丸っきりわからん
 ‥一方の中七までの流れにしたって
 北斎のどの龍だよ、そこもまたわからん

 仮に荻の声に読み解く鍵があったとしても、それはただの説明に始終しただけの詠み
 詩情なんてどこにもねぇってオチっすから(無理ッ)


 ‥ググっている内に、別の北斎を見つけたんだが
 2015〜2016年頃の内容だった(まったく知らんかったz)
 特に男物のシャツが気に入った




https://mag.japaaan.com/archives/33408

 ‥ANREALAGE 2016 S/S COLLECTION‥日本でやってるらしいがようわからん
 なんかこう横文字とインパクトで、後から見返す詳細がバラバラで、素人としては確認が面倒

(衣装の見映えだけに注目せよとか違うっしょ‥そんなだから斜陽産業なんすよ‥)


 ‥ちなみに、Alenaドレスとは、Alena Akhmadullinaさんの作品の意。

 こちらの方の紹介もなんかよーわからん
 デザイナーより事務所の紹介が先ってな空気を感じざるを得ない
 事務所のサイトともなると商売優先だから、デザイナー経歴を探すなんて面倒なだけ
 そこはロシアン感覚なんだろうか‥(暮らしに乗せる気があるとは言いがたい)


↓ 13)6


|藁の香を好みし孫の愛ほしき稲刈り手伝ひしお河童あたまよ
焼津市・「菩提樹」小川短歌会支部(11-2)

|稲刈りやおかっぱ頭の孫の居り 藁の香を好み楽しげ



↓ 13)7


|灯火親し作付け帳の父の文字
富士市・湧本部句会(11-1)

|灯火読む作付け帳に父の 養いし労をたどり知る



↓ 13)8


照紅葉ゆつたり釣り師の時間過ぐ
三島市・炎環三島富士句会(11-1)

|釣果ゼロ 川の芒の嗤いけり カモは泳ぐしサギは歩くし


 ‥まだ、ちっとも釣れていない(このまま暮れるのか)
 なんかこうなってくると
 秋ののんびりとした景観が、目障りに見えてきてもどかしい

 芒がこっちを見て嗤っているようでもあり
 カモの泳ぎが魚を逃がしているようでもあり
 サギのほっつき歩きにしたって、同じに見える

 ‥みんな俺の釣りの邪魔をしているようにしか見えてこないのだ
 (せっかくの秋晴れ‥どうするよ俺‥)


↓ 13)9


|破れ芭蕉八十路の短気治らざり
三島市・炎環三島富士句会(11-1)

|破れ芭蕉八十路の短気治らざり 積みかさね来し損気の太く


 ‥80にもなれば俺も丸くなるだろうと思っていた
 そしたらどうよ、80になったって一向に俺の短気は健在だった
 これはきっと世の中が不景気なせいに違いない
 そんな俺自身も不景気の塊にありついてしまっている
 損気がたたるから短気にもなる‥なんて残念な流れだろうか‥OTL


↓ 13)10


手を引きし子に手を引かれ旅さやか
静岡市・わらしな渓流句会(11-1)

|手を引きし子に手を引かれ老いの秋 押し車よりさらに恥ずかし



↓ 13)11


|空き箱をつぶしたばぬや神の留守
富士市・湧本部句会(11-1)

|空き箱をつぶし束ねつ神の留守 やり切りざるを得ず留守の家事


 ‥女房が友達連れで出かけていきよった
 誘いを得ぬ儂は、一人空き箱なんぞ潰して家事に精を出すしか無い
 やっておかないと、お約束な愚痴にイヤみを聞かされ続けるのだ
 ある意味体罰に近いものがあるわけだが
 女子にそんな自覚など無いのだから、溜まったものではない

 ‥まぁしかし、自分の甲斐性なしには多少なりとも自覚がある
 自覚のあるところから手を入れるしか無いのが段取りらしきに最近思うようになったさ


↓ 13)12


|始まりは道を聞かれただけの人
静岡市・小鹿川柳同好会(11-1)

|始まりは道を訊かれただけの人 恋路のすぎて控訴の間



↓ 13)13


|この手術はじめてですと医者が言う
静岡市・小鹿川柳同好会(11-1)

|「この手術はじめてです」と医師の吐き「控訴の手はず抜かりません」ので



> うた詠み終わります、ありがとうございました。



posted by 木田舎滝ゆる里 at 21:26 | Comment(0) | 名句にポン/2019中途から | 更新情報をチェックする
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