2019年11月04日

【勝手句帳】r043(01-11-1,2)其の2静岡新聞掲載分から


↓ 12)1 向宜詠吟.2019/11/04

|若者は老いの経験まだなくも老いたる我に生きる道説く
裾野市・鈴木図書館短歌会(11-2)

|老い先の短くなれば諦めて 道のり長けりゃ諦めて
|そもそもにダメを押したる積み重ね ふさぎ込みたる一日の長
|為せば成る為さねばならぬ秋の暮 手を取り合わずして打開得ず
|リーダーの資質こそは繋げ役 まずは貴方と次に未来と



↓ 12)2


杣山の忙しき頃や木の実降る
富士市・湧本部句会(11-1)  *杣山(そまやま)‥木材を切り出す山。材木用に木を植えた山。

 ‥林業を知らんから、秋に忙しいとかわからん
 (安全を考えたって、作業ペース自体は変わらないと思うのだが、なぜ秋に忙しいんだ?)


|杣山のほったらかしや小鳥来る ソーラーパネルほったらかしに


 ‥命を科学しない科学は亜流である
 だからといって、バイオが正しいなどという倫理にはならない
 命を科学するとは、即ち、ほったらかさない精神性を土台にしてこそである
 そういう意味では、バイオに対する期待には誤りが多い(もとい科学観か)

 ‥山をほったらかしてきて、さらにほったらかしのソーラー利用など言語道断なのだよ、ちみ


↓ 12)3


|雨雲の退き耿々と十三夜
富士市・湧本部句会(11-1)  *耿々(こうこう)‥明るいさま。

 ‥耿々では
 まるで被害ゼロと言わんばかりの「他は知らねぇよ様」である
 そういうのはもはや通用せんだろうよ

|野分去りし淡々に十三夜 明かりを照らされありがたくも


 ‥淡々には、A静かに水をたたえるさま。水が静かにたゆたうさま。
 の意味があるそうでーす
 間違って@解釈すると「耿々」より「他は知らねぇよ様」に見えなくもない
 でもまぁ満月にしたって、照らす以外にはなんにもできねぇことに変わりは無い
 (停電だったらそれなりに助かるって話でもありますが)


> ‥猛烈な台風が通過した痕に、月の光が水没した一面を照らしている
> 見事な十三夜だとか、この水浸しにそんな気持ちになる余裕なんて無いんだよなあ
> (といいつつ‥詠んで味わっちゃってるし‥動揺がてら季語ダブってるし‥)


↓ 12)4


|洛中の紅葉洛外の黄葉かな
三島市・炎環三島富士句会(11-1) *洛中(らくちゅう)‥都の中。洛外(らくがい)‥都の外。

|降られ果て洛中の紅葉も洛外の黄葉もけふ遠くあり


 ‥ああ、紅葉も黄葉もすっかり散ってしまったなあ
 これでは秋の都に足を伸ばすのも、もはや来年だなあ

 もとい

 ‥こっちとら水害被災の水浸しのドロドロのヘロヘロだあ
 京都上りにもみじ鑑賞どころじゃねえし
 「おいでやす」どころじゃねぇし
 上から目線してねぇで助けに来てくれよ、なあ京都(違った‥なあ国政)


↓ 12)5


音たてて旅の荷を置くもみじ宿
三島市・炎環三島富士句会(11-1)

 ‥ネタの句の出だしは面白いのですが
 荷を放る場所次第では解釈いろいろな点がもどかしいっす
 宿到着にしたって、バス乗り場とロビーと案内された部屋とで随分と異なります
 ほかには、一人旅と二人旅と家族連れと団体とで異なります

 ‥俳句としてそういう広範囲に想定されてしまう盛り方は、悩ましいということです
 されど、広範囲解釈も程度想定しつつ、あるある感を求められるのも俳句です

 そもそもこの場合、主役が季語になっていないとしたオチがそこにあるって事です
 どうみたって旅する当人らが主役になっちまっているわけです
 そういうのは、まったく川柳側っすから


|音たててライブ滑落もみぢずた もみじおろしになりにける顔


 ‥初冠雪の富士山をライブ配信
 そりゃ誰でも好奇心をそそられるだろうよ(何しろ令和の明けでもあったしな)

 ところがどうよ、富士の山はあまくなかったz

 山頂から足を滑らせた云々らしき遺体発見とかなんとか
 その遺体の損傷が、性別の見分けも付かないとか何とか

(700m滑落の摩擦が凄かったらしい)
(となると当然として、顔なんてのっぺらぼうって事だな‥想像しなきゃよかったz‥)


↓ 12)6


|女坂ひらひらと舞ふ秋の蝶
富士市・湧本部句会(11-1)

|城燃えてひらひらと舞う民族観 二択で押すべし要支援


 ‥首里城炎上、突然の報に呆然

 もはや、支援絡みの再建しか選択肢が無いらしい(あれだけ手間暇掛けて再度上塗りかよ)
 どうにも、沖縄の魂を支援するのか否かという話になっちまってますな

 ところが政府には予算が無い

 その割には、基地開発には全力投球である(どう考えたって、二択っ)


> 沖縄県民の魂を選ぶのか、否かという話に置き換わっている(へえ〜)


↓ 12)7


|風呂敷に包まれ届く新走り
富士市・湧本部句会(11-1)  *新走り(あらばしり)

|風呂敷に包まれ届く新走り 選挙法違反の味になり


 ‥勝利選挙の後での一杯、もとい乾杯
 あったような‥なかったような‥(あったとしてそれは税金?それとも支援金?)

 ‥昔だったら、どちらともに普通に酒の持ち込みがされていたわけでして
 税金なら尚更に、「しない」とするのが流れらしいっすね(今や当然の感覚でーす)


↓ 12)8


張扇叩く小袖や日和
富士市・湧本部句会(11-1)  *張扇(はりおうぎ)

 ‥張扇とは、扇であって扇に非ず
 扇の形をした使い道の異なるもどきである(舞台に見合った音をたてるのが目的)

 ↓のハリセン(扇の一種)は、バナナの叩き売りってな意味合いになってまーす


|ハリセンを叩く予算も菊頼み 法に判押す最後の要


 ‥様々な法案も判が押されないと行使できない
 これは立憲国家の常識である(最終的に日本のボスは天皇)

 ‥様々な格差法案に判を押してきたのも歴代の天皇の愚
 押さなきゃ良いのに押してきた(まさに植民地天皇の姿だった)
 もとい植民地ならただの代官っすね

 ‥まぁそれが「人間宣言」たる意味の裏側だったんでしょう

 「象徴」にしたって、代わりにハンコを押す役目たる承認表記だったわけでーす
 国民名義で、議会が公債額決めて、天皇が判を押して借金をする‥返済は税金で(ふざけんなwww)
(そもそも足元に金鉱床があるんだから、借りる必要ないんやで)


 ‥其を奴隷制度と呼ばずして何と呼ぶ!!!‥


 ‥令和の時代は、そこがもはや戦後昭和でも平成でも無い
(色々あって、なぜか世界で最上で格上になった‥なんだかんだで国民ありきもとい国力ありき)


> さてさて、どうなっていくんだか‥所詮は利権の行進っすからね‥
> 天皇家が抑えている利権は金塊‥そこをとやかく言う気は無い‥
> 国民主権がなんちゃってだってのは、よーく理解できる
> 天皇に直接的な決定権が無いのも又、よーく理解できる
> つまり、主君不在!!(まっ白な日の丸って事で、まさに白旗国家状態ッ〜)


 ‥まぁ「にほん」なんすから、二本柱で行きゃぁ好いんすよ(違った二人三脚)
 それを言うなら「八百万」


↓ 12)9


|群れをなすとんぼ返りや稲の秋
静岡市・わらしな渓流句会(11-1)

|群れをなすとんぼ返りや稲の秋 返す記憶の郷はもう夢



↓ 12)10


|夕映えの富士を一望花芒
富士市・湧本部句会(11-1)

|夕映えの富士を一望花芒 残すものなしそれも故郷



↓ 12)11


|フルートの音色に包まる夜長かな
静岡市・わらしな渓流句会(11-1)

|フルートの音色に包まる秋暮らし 奥山踏めば吾が里となり



↓ 12)12


|山畑の沢辺に生ふる葛の花その紫はかすかに匂う
富士市・富士川短歌会(11-2)  *生ふ(おふ)‥生(は)える。伸び育つ。

|日本の裾野を蔽う葛の花 その反骨は未だ健在



> うた詠み終わります、ありがとうございました。



posted by 木田舎滝ゆる里 at 17:14 | Comment(0) | 名句にポン/2019中途から | 更新情報をチェックする
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