↓ 9)1 向宜詠吟.2019/11/27
|能面に隠せるシテの秋思かな
富士市・ランブル富士句会(11-26) *シテ‥能用語で主人公を演ずる者。
|能面で固めるシテの桜冷え 裏でひやひや財務省
*参考:能の誘い
‥安倍政権が頓挫になると財務省共に道連れだ
自民党ばかりでは無い、今や我々も粛清リストに名が挙がっちゃってるからな
「ここは何としても耐えて頂きたい」
‥と言う側面もあるわけで、結局、かつての軍部と同じ心理オチにあるらしい
戦争に資金を準備立てるのもこの手の機関の手腕ありきだからなあ
この手の人材まで裁かれる姿は、軍事法廷でも見られない
それが今回に限って
安倍政権崩壊と共にやってくるとかなんとかと言うのだから、踏ん張っちゃうのだろう
> 官僚にとって左遷沙汰は一番の恥、だが今回は、左遷どころに無く「剥奪」下手すりゃ暗殺も
> 財務省官僚らにとって、赤字処理同然で白旗は有り得ない(そういう精神構造だから)
> 恩赦ありきで詰め寄らないと長引くだけだが(総じて中身が腐ってそうだからなあ‥)
↓ 9)2
|ただひとり沼の小道の蛍草
富士市・ランブル富士句会(11-26) *蛍草‥つゆくさ。
|ただひとり泥沼に湧く蛍草 総理の沙汰に連ねる「昭恵」
‥桜を見る会の沙汰にも「安倍昭恵」の名が聞こえている
なんというのか、夫婦揃って公私の区別が無いらしい
で、こちらは裁かれることはあるのか?
(ある意味、知る人ぞ知る陰謀論版ヒラリーの日本版に思われるが‥まぁ対象外?‥)
↓ 9)3
|澄む水へ映せばゆがむ己の影
富士市・ランブル富士句会(11-26)
|澄む水に映せばゆがむ欲の面 飽食モデルの時代など
↓ 9)4
|清貧といふは爽やかなる心
富士市・ランブル富士句会(11-26)
|清貧に反骨すれど質素たれ なぜに抱くやお上に鑑
‥世の中の「清貧から身を立てる」につきまとうイメージには勘違いがある
それは、好い暮らしをさせたくて戦後のそこから成金化した日本の暮らしそのものなのだから
清貧から反骨克己した果てのメタボなのだから
それが繁栄とした堕ちなのだから
お上にはそうなるななどと、格差の末に国民がわめき散らすのはお門違いな了見である
そこまで格差に愚痴を垂れるなら、競争にこそ反旗を掲げるべし
その上で、自ら質素を貫くべし
> そうになき性根なら、所詮、同じ狢よゥのう
山本太郎にしたところで、質素な暮らしぶりには到底遠い
貧に困窮している人たち相手に「清貧」ではとても戦えないのだから
税にだけ反旗したところで、その先の展望は、まったくの五里霧中のままだ
勝ち組にとって山本太郎は矛盾の象徴
負け組にとって山本太郎は希望の光
されど、両者の狭間を縮めうるに足る革命ありきは未だ聞こえず
> 「競争」を否定して権力と戦おうなんざ、最たる矛盾だからなあ
> で、競争の方向と質を変える事ぐらいが精々だが、誰だってメタボ上等の余地が欲しいと‥
> 人類は未だエネルギーの用い方がまるでわかっていない
(循環あるところに美在り、小さくなりがちの循環を大きく変える為の革命を発想すべし)
(誰だって、ただ同然に予算さえ付けば、気前よくエコロジーをやらかすんだよ)
↓ 9)5
|秋澄むや門前を掃く僧ひとり
浜松市・遊史句会(11-26)
|紅葉敷く参道に佇つ今朝の僧 インスタ映えのしばらく手抜き
‥ふふふ、来ましたよ朝の参道掃除せずにすごせる良き秋が
掃除しちゃうと残念がられるし、落つる紅葉にし甲斐が無いからしばらく放置と言うことです
「さてじゃ、繰り上げて次行きますかっ」
↓ 9)6
|朽ちかける寺門を抜ける秋の風
焼津市・いせぎ句会(11-26)
|朽ちかけし寺門を掃く北の風 散らかしておる立て付けの音
‥すげーボロ寺だなあ
寺門の扉からして一枚で傾がってやがらあ
それを北風が叩くもんだから、無駄に音がたたってうるせえし
その辺に残っている枯葉を巻き散らして、掃除にもなっちゃいねえ
「さすが北風だな」イタズラ甲斐のある物件で遊んでおる
↓ 9)7
|朝まだき稜線凛と秋の富士
富士市・ランブル富士句会(11-26)
‥ネタの句の「朝まだき」「凛」「‥富士」
なんかこう言葉の使い回しが静岡新聞サロン俳句・川柳での方言パターンなんだよな
‥とくにここでの「朝まだき」って不可解しいだろうが
使い勝手が好いからって、思考停止してんじゃねえよ
朝が来てないのに、詩情の「凛」に叶った稜線なんか見えるかよ!!!ふざけんな!!!
そもそもの詩点が秋に限ったことじゃねえ!!!
(どちらかというと「朝今き(来)」である、使い分けろやぼけっ)
|カッコウや稜線おぼろ今朝の富士 久しき余暇のゆるりと散歩
‥やって来ました夏休暇、富士山の見える光景
やっぱ富士は朝に限るよ
この稜線が見えるか見えないかぐらいの空気を満喫するのが最高なんだな
カッコウなんか聞こえると、もう「とびきり」になるよ
↓ 9)8
|嫋やかや小風任せの萩の花
浜松市・遊史句会(11-26) *嫋やか(たおやか)
|嫋やかや萩と芒を透くる風 くだけてならぶ清みたる野道
※写真参考:http://koyomi8.com/reki_doc/doc_0630.htm
‥萩の風景にも色々とあるけど
やはり、芒と並んで、ささやかな風情に吹かれている感じが一番だなあ
‥萩だけをドンと並べるにしても
すし詰めってのは、秋らしくなくてどうにも見苦しいからなあ
野道に咲いた自然体の装いこそ「萩」と言えるだろうよ
> 伊達に草冠かざしちゃいねぇって事
> 草なんだからよぉ、無味に束にするもんじゃねえってパターンでーす
↓ 9)9
|新米を自慢している皺の顔
焼津市・いせぎ句会(11-26)
|新米を自慢たしかめ皺ほっぺ 存分に噛むほかほかの艶
‥ふほほほほ、「来たー」米立って艶ぁあああ
どれまずは一口‥ほほははふわぁ(ほっぺおちたー)‥
今年もわが家の田んぼの稔りの味は格別じゃてのう
(じゃまぁあったけーうちにむすんじまって、よっこらしょ)
はむはむはもはむ、むしゃむしゃはむはむ
はむはむはもはむ、むしゃむしゃはむはむ
はむはむはもはむ、むしゃむしゃはむはむ
はむはむはもはむ、むしゃむしゃはむはむ
はむはむはもはむ、むしゃむしゃはむはむ
> よいか皆の衆、これがニッポンの農家じゃ
> うた詠み終わります、ありがとうございました。
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