2019年12月02日

【勝手句帳】r057(01-11-29)其の1静岡新聞掲載分から


↓ 7)1 向宜詠吟.2019/12/02

|初時雨山洗われて黒々と
静岡市・虎渓俳壇(11-29)

|安倍総理サクラ晒され黒々と 本音の透けて格差の権化



↓ 7)2


もの忘れ笑って飛ばす鰯雲
藤枝市・新俳句人連盟静岡県支部藤枝あざみ句会(11-29)

|もの忘れ笑ってかませ「いざ答弁」尋問沙汰のそもそもが恥


 ‥尋問沙汰はそもそもが恥である
 そして、クロだからクロが絡むからこそ、お約束の言葉が定着もするのだろう

 「記憶にございませんっ」
 「その点につきましては、答弁を差し控えさせていただきたい」

(どうせ尋問沙汰じたいが既に恥なんだから、憶えてなかろう発言だろうとすでに恥上等なんだよ)
(シラを切り通す手本とやらを見せてやろうじゃないかッ、さぁ掛かってこい)


> ということなんだろうなあ


↓ 7)3


ヘボ胡瓜サラブレッドの佇まい
島田市・さんしょ俳句会(11-29)

|ヘボ政治サラブレッドの野垂れ糞 逃げればわからぬ劇場化
|ヘボ検事サラブレッドらを逃がしより あやかり堅持の違法性
|警察も怪しく見える隙間風 どうせポリ公お上のワンちゃん
|違法には違法を放て自衛隊 議事堂占拠のにわか夢


 ‥さすがに本音で自衛隊にその手の期待など言語道断なわけだが
 (どうせポリ公以上の犬たる内訳こそ求められているところもあるわけだから)

 ならば

 100万人の群衆が国会議事堂を取り囲んで居座るとした「無血クーデター」はありだろうなあ


> 当然それを成し遂げるには、大震災レベル想定での食料調達やら何やらとしたノウハウが必要だ
> (まあ交代で居座るだけなら、都心部の経済効果に貢献するだけだけど‥そうでなければ)
> それだけのノウハウも持ちながら、格差社会をやらかしている方が不可解とした議論提示にもなる
> さて、我が国日本には、そこまでのノウハウがあるのだろうか?


 ‥成り行きとして、成功を見せたなら
 当然それの誘導者らへの期待も鰻登りになるわけだから、思惑の絡まないなんてことは無いわけで‥
 裏には同じ狢の主が控えていたりもするだろうから、クーデター要素に意味なんて無くなるわけだけど

 だからこそ、自腹で集まって耐え忍ぶのが筋って事でもある

 でも誰もそこまではやらないんだよ(そもそもの大半が政治に無関心だから)
 アルバイトとして貰える物が無いと参加しない(結局は犬思考)


 ‥まぁ精々可能としたら、有志が車で100万台が一斉に路駐作戦三日間ぐらいだろう
 そしらぬ顔で巻き込めば、その倍々の数を一時停止に巻き込んで利用できる
 そうなると警察は徒歩を余儀なくされる

 検挙の対象になるのは、先頭の車両と言うことになるが
 そこはやはり、議事堂前でないとお題目が薄くなるから目に見えるようにやるしかない

 でも警察とて移動に車が使えないので
 連行にしても面倒くさいので、代表だけをピンポイント狙いにせざるを得ない

(にわか参加でのリスクが少ないだろうと思われるのは好奇だろう)


> マンガネタにどうぞ(暴動しか知らない世界がニヤリとするだろうぜ)


↓ 7)4


やさしさの正しいモノサシどれだかな
島田市・さんしょ俳句会(11-29)

|やさしさに目盛りはあれど計るだけ 国勢調査に真価は非ず


 ‥国勢調査など今や
 国民からどれだけ吸い上げられるかの生かさず殺さずを見極める上での統計でしか無い
 如何にもやさしい政治を行いますとした面をしていても
 その本心は、役人に甘い政治をやらかしますだからなあ

 それが安倍政権で証明されようとしているんだからなあ
 ‥それこそが桜を見る会の顛末になるんだろうよ‥


↓ 7)5


|赤とんぼ幼児たちを振りまわす
島田市・さんしょ俳句会(11-29)

|国債が人類すべて振りまわす 止めれば好いのに赤字前提


 ‥赤字とは前借りすることによって発生する
 売上予測の見誤りでも発生するが、それにしたって前借りたる要素の一つの内だ

 今や行政が常習で前借りをやらかしている(誰の為に?)
 国民の人権保障を名目に前借りしている(不公平なのに?)

 で、誰から借りてるの?
 インチキありきの資本主義からだ(あからさまに完全試合だっ)

 行政が易きに借りることの方がよっぽどの人権侵害だというのに
 その証拠として、派閥優先の政策をやらかしている(人権侵害だろうが!!!)


> 政党の派閥化は、競争の自由に名をすり替えた、人権搾取行為である(犯罪)である
> ここにこそ改憲のメスが必要だっ


 それでいて、のうのうと増税を繰り返すのは、100%反社会的な犯罪行為そのものだ
 それらを一般に「詐欺」と表現するにしろ、訴えられるところが無いと犯罪として成り立たない

 なにしろ勝ち組優遇だから、負け組には訴えるべき資本が無い、ツテが無い
 まさに完全犯罪の何者でもないのである


> 国債としたルールこそが、人類に等しく人権を蝕む完全犯罪の根っこなのだから
> そんなルール止めてしまえば良い


 ‥どうにも人類には、貴族と奴隷に仕分けしたいマインドが強すぎる
 それのどこが、平和で自由な文化のよすがなんだい?
 「平和で自由な文化への難題化」なだけだよ


↓ 7)6

ぼっと過ごす今日もありかなトンボ飛ふ
藤枝市・新俳句人連盟静岡県支部藤枝あざみ句会(11-29)


|何もせず夕焼け尽くし浜に人 ロマンスなんざ使えずの群れ


 ‥「愛」に「自由」を賛美し、謳歌し
 リア充とばかりに、夕焼けを眺めながら語り合おうとも
 所詮は、格差社会しか築けないくずばかりだもんなあ
 その程度の「愛と自由」だよ

 そんなもの根っこからブレている(ブレまくりだよ、ちみ!)


↓ 7)7


|夕焼けに心が弾みと遊ぶ
静岡市・退福共川柳グリーンの会(11-29)

|苦しみに心が尖り句が穿つ 見えずに居った言葉の磁力


*居った(おった)

 ‥どうして詩という奴は、苦しみが絡まってこないと穿たないのだろう
 自らを追い込んで、やっとその言葉を手に入れるのだ

 うすら惚けたままの平坦な道のりの方が遠回りであることの方が多い(なぜだろう?)

 ‥酒を飲めば飲むほどに、浮かんでくるなどと言うお花畑では無いのだ
 ‥エレガントな暮らしを積み重ねれば、浮かんでくるなどと言うお花畑では無いのだ
 ‥まして勉強の果てに、浮かんでくるなどと言うお花畑では無いのだ

 まるで

 ご機嫌な言葉の磁力を見つけたいが為に、磁力に惹きつけられるかのように
 苦しみこそを選んじまってるのかも知れないな

 言い訳がましくも、そもそもの始まりは「欲」だったりする
 言い訳がましくも、そもそもの始まりは「油断」だったりする
 言い訳がましくも、そもそもの始まりは「あまえ」だったりする


 ‥もうおわかりだろう
 私たちのその手の平坦だと思って来た夢みる道のりは
 詩の視点から見れば、どうにも鈍才で且つ苦しみへの道だったのだ

 どうにもまるで

 一つの言葉の螺旋に出会う為にだけ、己を摩耗していたようなものなのだ
 それを「しあわせ」云々たる思い込みに、才能の有る無しお花畑に括れるモノではない


> 私たちのやらかしていることは、所詮、学習のレベルだから


 裏を返せば、しあわせを掴もうなどとした貪欲な思考は誤り
 学習と思って謙虚に挑むことで、道すじが見えてきたりするという代物

 ならば「言葉の螺旋」だってその通りだろうよ



> うた詠み終わります、ありがとうございました。



posted by 木田舎滝ゆる里 at 14:10 | Comment(0) | 名句にポン/2019中途から | 更新情報をチェックする
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