2019年12月24日

【エンコードレシピ】無想転写 修正版V

↓11)改稿.2019/12/24...20191222...1214...1212...

> 晴れて、ハーフHDサイズを卒業することになりました‥(^_^)v
> マクロブロック区分をpartitions all(フルチェック)に変更‥(2019/12/14)
> IP比率、PB比率を変更、BDインターレース解除対応になりました‥(2019/12/22)
> Bフレームの連続枚数を、B(2)→B(5)に変更‥(2019/12/23)


*雪凜(せつりん)‥雪が降りしきった後に鎮まっている様。しばられるような雪の静けさ。


|雪凜の原野踏みしむ真っさらけ 吹雪の明けて生きにける朝
|雪凜のひもねす尽くめ見はるかす 雪おろす音 寄り合えば酒
|雪凜の宵は囲炉裏で座談会 マンネリネタののんびりとして
|雪凜や踏みしめて行く足の跡 畑の母ちゃん追いかけて


|雪凜や踏みしめにける足の跡 無想転写のエンコード


 ‥ハーフHDサイズでのCRF(13.0)と、ほぼ同じ容量を得るFHDサイズでのCRF値を
 雪凜で割り出して参考にしつつ、結果、CRF(21.6)を得た

 ‥それから、色々と試してみた結果、どうしたことか
 もやもやとしたピンボケ感が、すべてのケースで発生してしまっている
 これはもしかしたらと、しぶしぶP4x4をオンにしてやってみたら
 すっきりとした輪郭に仕上がってくる‥ンゴwww


> 高ビットレートでは気が付かなかった、低ビットレートでの現象が発覚した
> というより、GOP(N=1、M=7)だからこそのP4x4の反応なのだろう
> これぞまさしく、AVCエンコードの全部盛りでとても時間が掛かりまーす


 ということで、二度揚げなんてやりたかねえエンコード時間の域に舞い戻りましたっ
 CPUチェンジ分がすべて相殺されちまいました(痛ぁあああ)


 ‥ということで、どうせ同じFHDサイズ出しで決めるんだから
 一度でDVDを揚げられねぇかと、XMedia Recodeの裏技を試してみた
 つまり、プログレッシブ指定のまま、インターレース解除プラグインの起動処理にて済ますのだ

 すると、一度揚げで済ますことがデキてしまっている(あらら、すげー)
 しかも、インターレース絡みの情報を破棄しているのか、微にサイズが縮小するらしい


 ‥ちなみに、二度揚げしたものとを拡大にて確認すると
 やはりというか、微に輪郭が減衰しているように見える
 まぁできる限り二度揚げは避けたいところだという事ではあるが
 BD-tsのインターレース解除ということになるとそうは行かない
 ‥というところの修正版になっています


(あと、申せば、ハーフHDとFHDとで色みに差が出ることもある)
(それはつまり、4kとFHDとで色みに差が出ない訳がないと思えばその通りでせう)
(8ビットSDRと10ビットHDRの差とかなんとか‥)

(10ビットSDRには、最適な色み設定が用意されていない)‥ここ重要‥
(10ビットHDRと12ビットHDRには、用意に差がある)‥ここ重要‥

 ‥なので、AVC10ビットは、拡張用途の中途な枠組みっぽ
 HEVCでも、10ビットSDRに対してそこは変わらないっぽ



1-11)1 一般

モード:変換
コーデック:MPEG-4 AVC/H.264
言語:なし
フレームレート:オリジナルを保持
カラーモード:YUV 4:2:0 Planar 12bpp
レート調整モード:品質
品質:21.6 ‥ *主にFHDサイズ全般
プロファイル:High
レベル:Level 4.2
プリセット:標準
Tune:無効
フレーム-パッキング:なし
Open GOP:□
キーフレーム間隔:
最小GOPサイズ:1
表示モード:プログレッシブ
スレッド:0

force constant framerate timestamp generation:□ ‥ *何これ?(--force-cfr)
訳:一定のフレームレートのタイムスタンプ生成を強制する


※ AVCのマクロブロックの数には、フレーム一枚あたりと秒単位に制限がある
  秒間のフレームレートが上がれば、一枚あたりの割り当てが減り
  マクロブロックが細かくなれば、一枚あたりの制限に近づきやすくなる

  その為、各フレームから如何にしてやり回しできるかが画質を左右する

  ところが、GOP(N=1,M=7)ともなると
  Iフレームが毎秒3〜4枚と常時確実に注ぎ込まれるのだから
  FHDサイズともなれば、そのレベルを上げておいた方が、ピンボケたミスを減らせる

  ‥と言うことから、Level(4.2)にしてあります


 でも、Bフレーム(5)にしたら
 動きの激しい場面で、よりIフレームが入りやすくなった‥(Level(4.2)で間に合うかが幾分あやしくなっちゃった)


※ あと444の方が圧縮は良くなります(なぜ?)
  ついでに言うと422の方が圧倒的に増える傾向(なぜ?)



1-11)2 ブロッキング軽減

ブロッキング:オン
ブロッキング軽減 - 強度:−1
ブロッキング軽減 - 閾値: 0

※デブロックフィルタのそこんところ



1-11)3 B-フレーム

B-フレーム数:2 → 
B-フレームモード:空間軸
適応型B-フレーム:最適
B-Pyramid:なし
B-予測ウェイト:オン
B-フレームバイアス:0


※ ‥ED「You make me happy!」の再エンコードにおいて
  いろいろと納得できず、悩んだ末、Bフレーム(5)で落ち着いた

 ‥中身を確認すると
 GOP(N=3、M=6) → GOP(N=5、M=6)
 に変更されており、動きが良くなった確たる証しだった
 DVDでのこのパターンを示すソースも同様で、クオリティがさらにアップする
 (激しい動きで、キーフレームがより安定的に入りやすくなった事による)


> CRFが高いのに、動きに対する補正分調整を怠っていた(すっかり忘れてたンゴッ)


 ‥五枚連続指定でも、GOP(7)までだから、連続3枚の箇所がほつほつするぐらいだ
 でも、だいたいIBBBPのセットで5枚縛りになる傾向だから
 IとBが互いに増えて相殺して、ちびっとぐらいの減量である

 それにしても、Bフレーム3枚程度は欠かせないらしい
(長いGOPでやると、Iフレーム減、Bフレームだらけになるので避けてしまっていた)
(5枚にもなると演算が長くなるので、4枚程度が妥当だろう‥でも敢えて5枚でーす)
(なぜって、Ibbbbbpでぴったりの可能性もあるかも知れないから‥この案は当然考えた‥)
(でもまさか画質アップするとは、思っていなかった)
(真っ黒の連続域でも、Ibbbbp止まりっぽ‥どうにも規格が絡んでいるらしい‥)

1-11)4 マクロブロック区分

適応型DCT:オン
I8x8:オン
I4x4:オン
P8x8:オン
P4x4: → オン
B8x8:オン


※ マクロブロックを外すとエンコードが速くなるが、画質にイレギュラーが発生する
  発生しがたいケースも見られるので、外すならお試しエンコードぐらいの用途だろう
  マクロブロックが細かくなって増えれば、それのコードを収めるべき容量分、確実に微増する



1-11)5 レート制御

VBVバッファサイズ:0(自動設定)
VBV最大ビットレート:0(自動設定)
VBV初期バッファ:0.9
可変ビットレート:1.0
量子化圧縮:0.6
先読み:72,90,180‥(ソース側フレームレートの3倍秒値)
Lookahead Threads:0
Syne Lockahead:72,90,180‥(ソース側フレームレートの3倍秒値)
MB-Tree:オン


*Syne Lockaheadの規定値は(-1)のようですが、それが何を意味しているのかは不明。
(最大値が同じにあることから、先読みの値と同じに思われます)



1-11)6 動き推定

M.E. 範囲:32
シーン変更感度:67
M.E アルゴリズム:SATD Exhaustive Search
サブピクセルリファイン:FUll RD
Chroma M.E.:オン
P-フレーム予測の重み:スマート解析


※ Exhaustive Search×FUll RD×IP比率(1.5)×参照フレーム数(3)はセットです。



1-11)7 量子化

量子化最小値:0
量子化最大値:69
量子化最大値(Delta):
IP比率:1.5 → 1.8
PB比率:1.4 → 1.7
彩度QPオフセット:0
輝度量子化のデッドゾーン(Inter):21
輝度量子化のデッドゾーン(Intra):11
AQモード:暗いシーンのバイアスを自動分散
AQ強度:1.0


※ BDインターレース解除時につきまとう色のぼやけ対策を兼ねて
  IP比率とPB比率を見直しました(DVDの解除FHDアップコンバートでも問題ありません)
  お察しの通りファイル増量します(動画部比、概ね+8〜13%↑の傾向)

  「CRF値を下げても同じなのでは?」

 まぁそうなんですが、著生のモニター環境ではそこに確信を抱けません
 モニターの想定内なら、劣化の境目はわかります、ですが上の方の境なんて細かくは無理っす
 なのでサクッと、CRFをそのままに、IP比率PB比率を変更しました
 しかも単に量子化最大値(3)で割れるIP比率値をぶち込んでみただけ(うまくいちゃってる)

 ‥これは、表面的にIフレーム品質を上げているだけで、PとBに対してQP値平均が激しいです
 なのでCRF(21.6)は、なんちゃって状態になっています
 こんなにもQP値平均に差があって「おかしくならないのか?」と思う節も有ります
 でもGOP(N=1、M=7)において、今のところ問題ありません
 ただ動きが妙にはやく感じられる点が、こちらの眼球疲労によるモノなのかどうかが不明です

 (まぁ確かに表面的な処理が、長いGOPと比べて多少速いところもあるのでしょう)
 (これがIフレーム品質の良さがもたらす副作用なら、そりゃCRFでの調整もありでしょう)
 (でもその時に、IP比率とPB比率の値をどうするかを考えると、悶絶しそうです)



※ 「暗いシーンのバイアスを自動分散」の暗いシーンとは
  フェードイン・アウト並びに多重撮影された映像のような曖昧な内容にも対応するようです

 (AQは、色々とした絡みの中でも、最も画質に影響を与える位置を占める)



1-11)8 量子化設定

Trellis:常時
Psy-Trellis強度:0.00
Psy-RD強度:0.67
※ 起動用保持や設定保存を開くと0.70に変更されているので注意。
(文章エディター等で、RDStrength=の値を書き換えておこう)

参照フレーム数:

ノイズ減少:0
参照フレームMix:□
CABAC:オン
DCTなし:オン(DCTとは、折角計算した細かい端数値をなかったことにする判断)
Fast P-Skipなし:オン(Fast P-Skipとは、ブルー系の一部数値をなかったことにする判断)
心理的エンハンスなし:□
PSNR算定:□
SSIM算定:□



1-11)9/ビデオユーザビリティ

ビデオ形式:指定なし
カラー優先度:ソースによる
行列係数:ソースによる
伝送特性:ソースによる


 ‥「なし」の場合、なし
 ‥「SMPTE170M」の場合 → SMPTE240M
 ‥「BT.601」の場合 → BT.709
 ‥「BT.709」の場合、BT.709

(きちんとチュックしよう)
(たまに行列係数だけBT.709にしてあるエンコードを見かける)
(その場合には、三つともBT.709にしてしまうのもあり)


> 今回のレシピで変換された映像は、好逸ダイナミックでの視聴がオススメです


 ‥あと追加で、最近わかったことですが
 LED照明の性質として、冬場の気温の低い時などに発色(明るさ)が落ちるようです。
 始めからギラギラさせて使用していると気が付きませんが、ギリギリだとよくわかります。

(夏場には使えていた電卓の太陽光パネルが、冬場になって利かなくなっています)
(つまり、ケチって使っているLED照明の明るさが弱くなった以外に有り得ません)

 ‥その絡みにあるのかまでは判然としませんが
 テレビUSB挿しでの再生時に、その手の変化らしきが発生するようです。
 とくに「液晶AI」が過剰に反応するように思われます。
 なので、そのような時は、「液晶AI」をオフにすると適正に戻るでしょう。
  気になるなら、「ビビッド」もオフで良いと思います。



1-11)10/クロップ/プレビュー

クロップ/プレビュー
##インターレース解除##
インターレース解除 有効‥(インターレース映像に対してのみ)
使用するフィルター:lbav Deinterlace
インターレース解除:リニア混合(多重化)


##解像度##
幅:1440 / 1920
高さ:1080
スケーリング:双三次スプライン
ディザリング:自動
アスペクト比:オリジナルを保持(4:3 / 16:9)


 ‥クロップ/プレビューには
 Video項目の隣にAudio項目がありますが
 これに音声補正が標準で有効だったりします
 なので気になる方は無効にしておきましょう(サクッと項目削除しておくと以降無効のようです)


> ‥あと信じられないことっすが


 動画エンコードと音声エンコードのタイミングを測らずにエンコードは成り立ちません
 その為、どの音声エンコードを選ぶかでも、画質に影響を及ぼすらしい
 一番に無難にあるのはWAVでーす(基本だし、計算しやすいっすから)

 とくに肝心なのは、遅延が発生するかしないかです

 それにしても

 mp4 → mkv(再エンコードしない中身のコピーでのファイル変換)
 mkv → mp4(再エンコードしない中身のコピーでのファイル変換)

 を繰り返すだけでも、フレームレートのタイミングが割れるのには驚きです
 オリジナル出しした(再エンコードした)ソースのそれと、内訳が異なってくるのは
 表記だけの違いなのだろうか?

 それとも、確実にずれが発生してしまうと言うことなのだろうか?
 まぁそうなると音声を分離して後から付け足そうなどとやらかしても
 そういう考えはダメの元になりそうです

 ‥そんなこんなで
 テレビUSB挿しを想定にすると、その点の使い勝手を考えると、何かと管理が手間だし
 mp4にAVCとAC3(576 Kbps)にてコンテナするのが
 著生の私的な好みのラインになるようです



1-11)11

> こちらはもはや参考です
> 使用する場合には、Bフレーム(2)に戻すのが適当に思われます


インターレース解除&フレームレートの減衰を狙った特殊な二度揚げ(DVD参駒アニメ用)


フレームレート:オリジナルを保持
カラーモード:YUV 4:4:4 Planar 24bpp
レート調整モード:品質
品質:16.5‥(一度揚げ用途)
プロファイル:High 4:4:4
レベル:Level 5.2
表示モード:プログレッブ or インターレース解除(TFF)


*DVD参駒アニメのインターレース解除については→こちら

 二度揚げの説がハーフHDサイズになっています
 あと、色々と改善が重なったことで、最適なCRF値が(13.5)でも問題ありません
 ですが、DVDオリジナルサイズのまま今回の修正版Uを使うのは、もはや無理があるでしょう

 HDサイズ出しの最適なCRF値にも変更があると思いますが、調べていません
 概ね(14.5)あたりかなあとは思っていますが、わかりません



posted by 木田舎滝ゆる里 at 00:30 | Comment(0) | 黄岐の果ての黄嶺 | 更新情報をチェックする
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