2019年12月13日

【勝手句帳】r062(01-12-7,10)其の1静岡新聞掲載分から


↓ 10)1 向宜詠吟.2019/12/13

|行く秋や俳句で凌ぐ認知症
静岡市・長田寿俳句同好会(12-10)

|閣議こそ法より上と定義替え 定義でしのぐ反社容認


 毎日新聞:「反社会的勢力、定義するのは困難」答弁書閣議決定


「その時々の社会情勢に応じて変化し得るものであり、限定的・統一的な定義は困難だ」

 ‥つまり
 勝てば官軍であり、負けた方が反社にも成り得るのであって
 勝ち組同士のお付き合いに反社などおりません‥とこう言いたいと‥

 ‥だからこそ
 勝ち続ける為にも、負けてる方の扱いこそを、どうしていくかが
 私たちの政治ですと‥こう言いたいと‥

 ‥だから、そういうのを反社会的勢力としての性根って言うんでしょうが
 「私たちは、危険思想をも厭わない閣僚です」って語ってるんですよ

 (まぁナチスがお手本なんだから、どうしようもない)


> 反社容認はもはや違法でーす
> だってこれからは、反社ともお付き合いして行くこともありうる宣言じゃん


それって政府乗っ取り・私物化宣言と同質じゃん(宣言なんだから犯罪容疑で確定でーす)
それって政府乗っ取り・私物化宣言と同質じゃん(宣言なんだから犯罪容疑で確定でーす)
それって政府乗っ取り・私物化宣言と同質じゃん(宣言なんだから犯罪容疑で確定でーす)

(国会閉幕したんだし、事情聴取逮捕ありきの事案でーす‥閣僚まるごとな‥)
(逮捕が嫌なら、臨時国会再開しろッ‥事案扱いなら同じことだ‥)
(解釈には解釈だッ、野党のボケがッ‥ボケにボケをかましてるから野党なんだよ‥)


↓ 10)2


|やや寒や箪笥の中をのぞきこむ
沼津市・千本プラザ「俳句教室」(12-10)

|やや寒に世間のフトコロ手入れせし 厚顔無恥の安倍麻生

*厚願無恥(こうがんむち)

 ‥「チッ」消費税増税しやがって
 ただでさえ薄っぺらい景気だったのに、お陰でどん底に向かってんじゃんかよ
 まったくこれだから、この国のツートップは、ふんぞり返った反社のお手本のようだよなあ


↓ 10)3


抽斗にたくさん詰まった宝物割引券の期限は過ぎて
裾野市・鈴木図書館短歌会(12-7)  *抽斗(ひきだし)

|抽斗に沢山詰まった恨み節 時効にさせぬぞ安倍自民


 (ぜってえに安倍政権を倒閣させて、その泣きっ面を塀にまで‥だよなあ)
 (ここまで来ると自民党で無くても十分だからって‥そう思わざるを得ないもんなあ‥)


↓ 10)4


弛みないありの行列その先に来世託したせみ揺られ行く
焼津市・「菩提樹」小川短歌会支部(12-7)

|安倍総理 座する八年鵙の贄 格差やらかす経済音痴


 ‥モズがなぜ贄(にえ)をするのかは、未だに不明らしい
 それはまさしく、どうして国が経済格差に突っ走ったのかに似ている

 それはそのままに、「アベノミクス」=「鵙の贄」なんだよ

 ‥暮らしの底辺を厚くしてしまうことになんの意味があるんだよ
 それが安倍政権の八年の経過なんだよ、どこに胸を張れる政治があったんだよ


> 贄の数を競う社会に、何の意味もねえ!!!


↓ 10)5


|台風に運ばれこしかさざれ石大石並びて盆石のごと
裾野市・鈴木図書館短歌会(12-7)

 ‥ネタの首の「運ばれこしか」助詞の盛り方が怪しいです
 それに続く「や」も怪しいです
 サクッと直すと↓になります

|台風に運ばれにけりさざれ石 大石並んで盆石のごと

 ‥で、どこでそれを見たんでしょう?
 写真で見たような言いっぷりのままに見えてきます
 助詞の使い方が怪しいのは、其の思考不足に自分が気が付いていない姿でしょう

 どうにも盆石(庭園やら盆栽やらに敷く白石)が詩点なだけに
 主役不在のままに無理があったと言うことでしょう


> 盆石を主役に据えているなら、「〜のごと」で括っては脇役っすから


|さざれ石 ごろたにせしむ安倍総理 でまかせばかり嘘八年


 ‥「美しい日本」などと抜かしておきながら
 壊してるだけじゃねぇかよ、ふざけるな安倍晋三ッ
 結局、嘘と虚構だらけで、改憲はネタなだけなんだろうがッ
 下手な漫画の引っぱり同然だろうがッ

 八年経っても踏み込めておりませんって、そりゃ無能というより振りでしかないって証しだから

 ‥本当は、オモチャが欲しいだけなんだろうz‥
 原発だって、核兵器を作り出す上でのオモチャだからなあ

 そうなると、北朝鮮のオモチャを見て嫉妬しているだけの政権だよなあ(そうにしか見えねぇ)

 で、それらオモチャの本懐こそ、北朝鮮のようにぶっ放せること
 でも、すでにある人工気象兵器やらを国民に向けて放つほどだからなあ

(オモチャを持ってると、どうしたって有効活用したくなるってタイプなんだろうz)


↓ 10)6


里芋の葉上に置きし白露は寄りてふくらみすとんと落ちぬ
裾野市・鈴木図書館短歌会(12-7)

|枯蓮のうそでも未だ安倍総理 「桜を見る会」うそ見本市
|芋の露ふくらんできわ安倍総理 疑惑も解かずどの口の改憲



↓ 10)7


|曇天に月を待てずに眠りたるLINEに幾つか中秋の月
焼津市・「菩提樹」小川短歌会支部(12-7)

|国会や月を待たずに眠りをり 最長祝うらし去年今年


*2019/12/09:臨時国会閉幕
*2019/12/12:満月

 ‥誉めてもらうことが楽しくてしょうがない安倍総理は
 さっさと国会を閉幕して、安堵して年末と年始の会をやらかしたいらしい
 なにしろ今年は任期最長記録を達成したという祝う上でのお題目があるからなあ

 もちろん、ケチの権化だから、ポケットマネーなんかでやるはずがない

 ‥楽しみだなあ、いくら国庫から注ぎ込むつもりだろう
(もといパーティー券だから、そもそもが他人のカネかあ)
(でも、内部留保からのおすそ分けにも見えてきちゃうご時世だから)
(見方によっちゃ、給与上がらないのにパーティーで吸い上げてるっなんてツッコみの流れだっ)

 まあ、どちらにしても、自分の任期記録の祝いはやらかすつもりなんだろうz


> この手の期待を裏切らないのが、安倍晋三だからなあ
> 解散しちゃうと祝えなくなるからなあ(とてもわかりやすい自己中だよ、ちみ)


↓ 10)8


|奥入瀬の渓流はげしく水しぶき岩をも削る阿修羅の流れ
焼津市・「菩提樹」小川短歌会支部(12-7)

|野党節渓流沸かせど惜しむ秋 未だ大海及ばずに幕



↓ 10)9


連なりて土を押し上ぐ甘藷かな
焼津市・梶の葉句会(12-10)

|連なれど自民攻めあぐ野党かな 連なりきらぬだから野党



↓ 10)10


ふと目覚む一人の闇に虫の声
焼津市・梶の葉句会(12-10)

|ふと目覚む山本太郎に民の靄 参画聞こえずどん詰まるかも


 ‥すべての細事を投げ出して、安倍政権の倒壊に的を絞った野党
 その捨て身に甲斐が有ったのか無かったのか‥
 反応する人らに共感は有ったかも知れない


 しかし、誰がリーダーでもどっちでも良い層にはウケが悪い


 ‥どうして安倍政権ではダメなのか?‥とした声が曖昧なのも野党の欠点だ
 どうしてダメなのかを訴えていないのだ
 だから、自民党と政策が似通っているままにしか映らないなら交代する意義を欠く

 そりゃまぁ、劇場のシナリオの出所が同じままなら、説得力も糞も無い

 (不正だからダメというだけでは、残念ながら足りていないのだ)
 (どうせ政痴屋なんてどこも同じだと、高を括られている‥そもそもの上の世界がそれだから‥)


> その点、山本太郎の成りには、シナリオの出所がまったく違うとした空気がある


 ‥師である小沢一郎の描く野党の結党と違うのはそこだ
 それの掛け声に乗るしか無いだけの単に安倍政権の倒壊だけでは
 どうみたって稚拙にしか見えてこない
 それではどうしたって津々浦々までは響かないままだ


> それに比べれば、安倍政権の目的はまだハッキリしている
> それが改憲、もとい消費税増税ッ


 ‥最低賃金を値上げした分だけ、増税をやらかす詐欺集団こそ安倍自民
 ‥最低賃金で奮闘したって意味が無い、それこそ廃止が正論だッ

 (誰もここがわかってねぇ)


 でも多くのどちらでもかまわない人らは、自民党案の本質を理解していないのだろう
 まぁどちらでもいい人らにとって、民主社会なんて無いも同然だからな

 結局は底辺を舐めるしかないなら、奴隷でも徴集兵でも囚人扱いでも同じだって解釈なんだろう
 その辺の諦めをしている限り、票も候補も沸くことが無い

 所詮、どちらでもいい人らは、無駄にお家看板大好きでもあるというあべこべを抱えている
 つまり、格差肯定のあべこべをその心に抱えたままと言うことだよ

 ‥それの性根に宿る‥上になりたい憧れや夢にしたって、そんなのどれも安倍政権と同じだよ
 右も左もわからないまま、権力とは形振り構わず翳すモノだからを
 まわりの空気と共に次第に受け入れて、駒になっていくパターンなのだろうよ
 自覚があるから投票にも行かない(まぁそういう心理なんだろうz)


> それを山本太郎のように、無理に引っ張り出そうって言ったって
> 経済の根っこのルールが同じでしかないなら、共感も共感止まりだろうz


 ‥そもそもの野党にまとまりを欠くのも、シナリオ待ちの劇団員たちでしか無いから
 ‥オーナーに入れ知恵されると途端に袖を振り出す資本主義者だからなあ(そうにしか見えねえ)
 ‥同じ狢のガチガチの資本主義学習者どもの誰に投票したって同じなんだよ
 ‥どいつもこいつも欧米化した思考回路なんだからなあ



> うた詠み終わります、ありがとうございました。



posted by 木田舎滝ゆる里 at 08:19 | Comment(0) | 名句にポン/2019中途から | 更新情報をチェックする
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