2019年12月22日

【勝手句帳】r067(01-12-20)静岡新聞掲載分から


↓ 6)1 向宜詠吟.2019/12/22

夕闇に一息つきし芒かな
焼津市・浜風句会(12-20)

|夕闇に一息の幕 石蕗の花 嘘を忖度もはや明らか


 ‥官僚に、「真実」か「嘘」かを選ぶ正義は無い
 あるのは、椅子に座るか座らないかとした選択肢だけだ

 しかし、100%嘘だと国民にも分かることに対しては、芝居を進める気は半減するらしい
 そこは、エリートのプライドなのだろう

 ならば、年明けのどんでん返しをやらかすのは、野党より官僚かもなあ
 先手を打たないと自分たちだって、立つ瀬が無くなるんだからなあ


(まぁどちら様に付くのかなんて、それこそエリートの考えることだからなあ)


↓ 6)2


黒焦げの思ひ出ばかり秋刀魚焼く
焼津市・浜風句会(12-20)

|黒焦げの秋刀魚になりしアベノミクス 不漁は告ぐ もはや焼かせじ


 ‥黒焦げになった秋刀魚は捨てるしか無い
 ‥真っ黒けっけだった総理は斬るしか無い

 ‥アベノミクスを秋刀魚漁にたとえれば
 秋刀魚で暮らせると国民を欺き、実は不漁に突入した
 それは、中華が荒らし回っていたから、気候が変動したから
 理由は様々に挙がるにせよ、不漁を前提に政治をやっていなかったということに変わりは無い

 (それって、何の為の政治なんだよ)

 それで尚且つ、自分たちは税金で、我が世の花見を頬張っていたなんてオチだもんなあ
 反社歓迎だったてんだからなあ

 (やらかしているのは、もはやテロだから)


↓ 6)3


|一湾に覆い被さるいわし雲
焼津市・浜風句会(12-20)

|一湾に覆い被さるいわし雲 昔はありし海の下にも


 ‥ああ、すげー大きないわし雲だなあ
 あんだけ網に掛かれば、万々歳なんだよなあ
 昔は居たんだよなあ、あれだけのイワシがもとい魚が

 まぁ最近はイワシだけは戻ってきてるようだけど
 さっぱりどころもちらほらしていて、残念な雲行きだからなあ


↓ 6)4


|返納し慣れぬ自転車すぐ転ける
藤枝市・藤枝川柳番茶会(12-20)

|返納し慣れぬ自転車すぐ転ける 積もりやらかす骨折入院


 ‥返納した老体で自転車を漕ぐなんて
 それもまた自爆行為なんですなあ

 まぁそれこそ骨折するのは当人だけで済むにしても
 後々を考えると歩くほか手段はありません

 それが現実と言うことらしいですよ


↓ 6)5


|井戸を汲む音で目ざめた疎開先
藤枝市・藤枝川柳番茶会(12-20)

|井戸を汲む音で目覚めし疎開先 朝餉をつくる俎板に似て


 ‥ああそうか疎開してきたんだっけ
 いつも母のまな板トントンで目が覚めるけど、ここでは井戸汲みか
 水道使わないのかなあ、田舎なんだなあ

(それにしても、これが毎日だと、朝からお母さん恋しくなっちゃいそうだなあ)


↓ 6)6


|複雑丸い地球は外見だけ
牧之原市・細波川柳(12-20)

|複雑丸みの地球 うわべだけ とても凸凹 笑顔と本音

|複雑に生かざるを得ずサバイバル 犬に墜ちるか餌に墜ちるか
|獲物なら煮よう焼こうの的模様 大人にもある子供にもある
|「犬ですから」煮るも焼くも仰せ役 反社だろうと担ぐ忖度
|役人に正義など無し法のイヌ 立法府も又オーナー犬

|諍いの香の漂う不況ざれ「世界の売上」ー「世界の経費」=0
|在庫ざれ「世界の経費」>「世界の売上」つまりそういうことだから
|好景気「世界の経費」<「世界の売上」カネが湧いてくる世の不思議
|一人勝ち夢見るキチガイ ああ金融 貸し手が回収しとるけん

|債券を買えば買うほど財産と よくもまあ見事なすり替わり
|何度でも発行必要世の景気 すり替わりにけり緩和せず
|生活のインフラ規模だけ増えていく 懐殖えぬままデフレざれ
|ベーシックインカムやっても過疎のまま 住みたい都会住めば都

|カクついた経済にこそ化石賞 予測の制度を万民に


 ‥では「戻資(れいし)」のおさらいです
 すべての経営は、組織構成員の認定された総労働時間から、特定額を設けて予算を創出します
 この提案により、すべての経営は、夢の右肩上がりに予算をゲットできちゃいます

 ところが、これだけで仕合っても
 「全体の経費」=「全体の売上」のままです
 在庫ゼロで無駄なく釣り合ったところで、全体としては赤字です(給与を払えません)

 (無論、個々では黒字にする為にも予算の枠を無理に使い切る必要はありません)
 (ですが、全体を俯瞰すると、途端に、景気の度合いはバレバレと言うことです)
 (資本経済学は雁首揃えて、ここを指摘することがないので、無茶で愚かでズボラです)


 ‥今までどうしていたかというと
 はだかの王様の金融が、カネを貸した分がなんとなーく回ってました(信用創造)
 でも回収されちゃうんで、いつまで経っても公債発行が止まりません
 (はだかの王様の金融にとっては、万々歳の成果です)

 回収の仕方には、返済や利子の他に、債券への置き換えがあります
 置き換えさせておいて、景気変動をやらかして塩漬けを仕掛けます
 そうすると結果、回収されたのと同義にハマります(損切りしようと同じです)

 ということで、どんなに金融緩和しようと全体としてはデフレのまんまです

 見方としては、消費したわけですから、モノやサービスにも置き換わったのです
 ということで、カネ不足、生活できない症候群の慢性病でーす
 それどころか、インフラの用が増加していくので、経費拡大となるので、ますますのデフレです
 さらに技術革新の結果、廃れてしまう商売&サービスありきなので、不景気くさいままです


 ‥ここで重要なのは
 技術革新の結果、経費削減できているのは、企業の造る都合だけであって
 日々の暮らしの側では無いと言うことです
 暮らしのコストは、必要となるインフラの用の増加のせいで、右肩上がりに膨れるのです
 それは又、巡り巡って企業にもブーメランしてくるので
 結果的に経費は増大化(違うッ)デフレ化してゆきます(金融緩和に効果が無いから)


> つまり、国債発行分程度のベーシックインカムを毎年やらかしても、全然インフラなんかしない
> マイナス金利をやらかしても、2%目標だって満たせない理由がここにあります


 ‥まぁさすがに土地バブルほどのカネをばらまくと凄まじくインフラするでしょうけど
 それにしても昭和の時代より、生活に必要なアイテムの数は増えているので
 感触は、それほどでも無いかも知れません

https://news.livedoor.com/article/detail/17551500/

 でもまぁさすがに、勤労意欲を下げるのがバブル景気にあったわけです

 つまり、いくら創造補填(無償補填)をやらないとお互いの給料が安泰にならないと言ったって
 無償で貰っていると、給料までを貰う意欲が薄れてしまうわけです




 ‥ですから、発想を変えましょう
 ベーシックインカムと給料を一体化させて、単に前払いとして扱います
 前払いを得るにはまず契約(勤め先)&申請(行政)が必要です
 働くと労働時間の認定が発生するので、後払い(戻資)が得られます
 その後払いが単に会社運営の予算枠でしかないとその気にならないので
 さらにそそる用途を増やしましょう


 それが分割払いの適応です


 会社に戻資できるんだったら、自分にだってできるべきです
 それが戻資で払う分割払い(無金利の代わりに交換&メンテナンス費込み)です
 (支払いの部分は戻資予算にはせずに帳簿に契約期間年数その年ごとに計上します)
 (月賦概念はありません、年賦のみになります)
 (交換&メンテナンスの部分は、発生案件があれば予備予算として使います)

 でもまぁ社員からの会社への予算の割り振りが目減りするようでも困るので
 分割払いできる比率というやつは求められるでしょう(逆も然り)


 例えば、勤め先への戻資は50%まで、自分への戻資は25%、あとは他への戻資枠です


 この戻資での分割払いの優位性が高いほど、やる気が維持されるのなら
 さらにハッキリとした差別化が必要です
 つまり、前払いでもらうお金では分割払いができない(一括払いのみ)
 としたルールの適応です

(環境やらサービスの状況によっては、戻資枠だろうと、分割払いお断りも有り得ます)


 ‥と言うことから、前払い枠には、程度どんぶり勘定ありきの緩さが求められるでしょう
 なぜなら、どのぐらい事前に創造補填するかで全体の景気が変わってくるからです
 (それこそ、カク付いた景気なんかでは意味が無い)




 ‥代わりに、純利益分を、給与配分することはとくに義務付けません(経営の采配の自由)
 むしろ配分は、裏金になりやすいので禁止してもいいぐらいです
 社内で公平に活用する予算化の方がスマートでしょう(こちらは、使えば減ります)

 又、黒字を使い切れないようなら、時効も有りです
 これは、国庫にも当てはまることです 

 使わないで寝かせて置くぐらいなら時効も有りで、リセットしてしまうのが一番です
 そこをスマートに考えるなら、年ごとの黒字には有効期限が一年ずつずれている感覚です
 13年なり21年なりとそのぐらいのスパンで使い切れないなら時効にする
 そうすることで、活性化を求めるのです


> ベーシックインカムありきで企業の黒字とは何かを考えていくと
> 得られる回答は、経営側のご褒美と言うことになります
> 呆れた回答に映るかも知れませんが、それ以外には有り得なくなるのです


 (それに意味があるのかというと、殿様の趣味の反映は有りということなのでしょう)

 ‥その経営側のご褒美に時効を設ける
 意味があるのかというと、貯め込んだまま何もしない、私腹を肥やす空気よりはマシです
 これは国庫にしても同じです

 社員に還元するのに現金禁止という形なら、それこそ納得できる形にアイデアが求められます
 換金できれば同じだとの見方もありますが、それはそれで、経済規模の底上げになるわけです
 アイデアによっては、本業より社員の意欲向上に貢献するかも知れません
 においを嗅ぎつけて集まってくる社員の顔ぶれにも影響するでしょう
 (イメージとしては、会社がやらかす風変わりなお祭り、クラブ活動、時間外活動など)


 ‥ちなみに、前払いで得られるお金にも時効があるべきかというと
 相続は不可との見方ぐらいでしょう


 相続がまったく駄目かというと、それなら働いた労働時間を数%ぐらいに思われます
 権利者が100人居ると1%でも減らなくなるわけですから、まぁ数%程度までです
 分割払い不可の使えば無くなっちまうお金よりずっと気が利いているわけです

(仮に1%でも、100年生きれば全額を相続したも同様の効果になるわけですから)
(サスペンス劇場とは、もはやおさらばの感覚でしょう)
(でもまぁ世代を重ねると、それなりに格差がでそうですけどね)
(よく働く家系にもなると、仮に1%だろうと時間の桁が違うわけです‥それはそれで面白そう‥)



> うた詠み終わります、ありがとうございました。



posted by 木田舎滝ゆる里 at 22:39 | Comment(0) | 名句にポン/2019中途から | 更新情報をチェックする
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