↓11)記稿.2020/01/04
> ‥問題が発覚しました(2020/01/06)
> 実写30フレームの激しいアクションにおいて
> IとPフレームで秒間3分の2を占めだすと、テレビUSB挿しにおいて再生遅延が発生します
‥どうにも、サンプルにしたソースの方に問題があるしい
基本的になぜか特定箇所からの音ズレがどうにもならない、つまりスキャンミス‥orz
PCからはなんでもないのに、テレビUSB挿しのパフォーマンスかアルゴリズムの制限くさ‥
‥よくよく考えたら、Bフレーム無しでも動いてきたわけだし
参照枚数の差はあったにしても、それやってもビットレート落としてもダメなんだから
こういうケースに遭遇したらサンプルを疑えって事のようです
> ちまたに転がるBDリップは
> DVD程度の画質を目指しているだけのとんちんかんであったことをここに証明しよう
‥ならば、まずはBDts → DVDのオリジナルサイズ化にて其を証明せざるを得まい
AVCでやるのだから、DVDのそれより画質アップは当然だし、
さらに、DVDからのリップなら画質を維持する程度は、サクッと当たり前でなければならない
‥ref(4)はFHD専用だった
それより下のサイズは、情報量が足りていなかったらしく
ref(5)にすることで、恐ろしいほどFHDの発色に肉薄することが判明
(これを4k8kからのダウンコンバートを想定した場合、FHDでもref(5)に意味があるかも)
‥結果、DVDの再エンコードにおいて
480pが最も黄嶺&BT709化の適性をも見せつけた
「無謀な待機待ち忍耐なんて必要ねぇ」と言わんばかりで驚いた
> ちなみに、DVDをHDサイズ化する場合、どうしても越えられないヤマがあった
‥それは、縦解像度の上から4分の1〜3分の1の間に、激しいインターレースの動きがあると
HD化する場合の誤差が絡むのか、FHD化のそれよりも、動きが滑らかになりきらない
(DVDオリジナルサイズのままでも同じケースが見られるが、まぁそこはしょうがない)
> BDインターレースを、ref(4)のままDVDオリジナルサイズに収めようとすると
> どうしたってインターレースがそのままに必要だと思わざるを得ない画質に填まる
‥だが、ref(5)にするだけで、随分とすっきりするのだから不思議だ
さらに480p化すると、BDtsの場合、解除プラグインを使わなくても自動で解除されてしまう
(解除プラグインを使用するとぼけるわけだが、不使用でイケると不思議と輪郭がぼやけていない)
(これをDVDでもやってみたところ、無理だった)
‥DVDインターレース解除には、解除プラグインが必要だ
つまり、BDtsダウンコンバートの際に、怪しいブレが間引かれるって事らしい
(試してみたら、HDサイズでも自動的解除できちゃうみたいだz‥マジかよ‥)
1-11)1 一般
モード:変換
コーデック:MPEG-4 AVC/H.264
言語:なし
フレームレート:オリジナルを保持
カラーモード:YUV 4:2:0 Planar 12bpp
レート調整モード:品質
品質:12.0 ‥ *DVDオリジナルサイズ用途
プロファイル:High
レベル:Level 4.1 ‥ (無想転写でのDVDオリジナルサイズ用途、4.0にする用も無い)
プリセット:標準
Tune:無効
フレーム-パッキング:なし
Open GOP:□
キーフレーム間隔:7(DVDインターレース向け)、11(BDインターレース向け)、24フレームプログレッシブ向け再確認中(すまん)
最小GOPサイズ:1
表示モード:プログレッシブ
スレッド:0
force constant framerate timestamp generation:□ ‥ *何これ?(--force-cfr)
訳:一定のフレームレートのタイムスタンプ生成を強制する
※ XMedia Recodeでは、プログレッシブ指定のまま、解除プラグインで解除できる(AVC)
※ XMedia Recodeでは、インターレースを「解除」と翻訳されているが、「保持」の間違いらしい
(でも、解除プラグインの効果は得ちゃうんだから訳が分からない)
1-11)2 ブロッキング軽減
ブロッキング:オン
ブロッキング軽減 - 強度:0
ブロッキング軽減 - 閾値:0
1-11)3 B-フレーム
B-フレーム数:4
B-フレームモード:空間軸
適応型B-フレーム:最適
B-Pyramid:なし
B-予測ウェイト:オン
B-フレームバイアス:0
1-11)4 マクロブロック区分
適応型DCT:オン
I8x8:オン
I4x4:オン
P8x8:オン
P4x4:オン
B8x8:オン
1-11)5 レート制御
VBVバッファサイズ:0(自動設定)
VBV最大ビットレート:0(自動設定)
VBV初期バッファ:0.9
可変ビットレート:1.0
量子化圧縮:0.6
先読み:72,90,180‥(ソース側フレームレートの3倍秒値)
Lookahead Threads:0
Syne Lockahead:72,90,180‥(ソース側フレームレートの3倍秒値)
MB-Tree:オン
*Syne Lockaheadの規定値は(-1)のようですが、それが何を意味しているのかは不明。
(最大値が同じにあることから、先読みの値と同じに思われます)
1-11)6 動き推定
M.E. 範囲:32
シーン変更感度:67
M.E アルゴリズム:SATD Exhaustive Search
サブピクセルリファイン:FUll RD
Chroma M.E.:オン
P-フレーム予測の重み:スマート解析
※ Exhaustive Search×FUll RD×qpstep(3)はセットです。
1-11)7 量子化
量子化最小値:0
量子化最大値:69
量子化最大値(Delta):3
IP比率:1.4
PB比率:1.3
彩度QPオフセット:0
輝度量子化のデッドゾーン(Inter):21
輝度量子化のデッドゾーン(Intra):11
AQモード:暗いシーンのバイアスを自動分散
AQ強度:1.0
※ 「暗いシーンのバイアスを自動分散」の暗いシーンとは
フェードイン・アウト並びに多重撮影された映像のような曖昧な内容にも対応するようです
1-11)8 量子化設定
Trellis:常時
Psy-Trellis強度:0.00
Psy-RD強度:0.67
※ 起動用保持や設定保存を開くと0.70に変更されているので注意。
(文章エディター等で、RDStrength=の値を書き換えておこう)
参照フレーム数:5‥480p補強用途
ノイズ減少:0
参照フレームMix:□
CABAC:オン
DCTなし:オン(DCTとは、折角計算した細かい端数値をなかったことにする判断)
Fast P-Skipなし:オン(Fast P-Skipとは、ブルー系の一部数値をなかったことにする判断)
心理的エンハンスなし:□
PSNR算定:□
SSIM算定:□
1-11)9/ビデオユーザビリティ
ビデオ形式:指定なし
カラー優先度:BT.709(必須)
行列係数:BT.709(必須)
伝送特性:BT.709(必須)
※ DVDvobソースの場合は、規格外ではあるが問題性は低そうだ‥だが‥
BDtsソースの中には、ベースでBT709が付いていようと
USB挿しにおいて色みに差が出るケースが発生する
この問題は、テレビ側の質の差もあるかもしれないが
季節差からくる発色が絡んでいるようにも思われる(現段階でははっきりしない)
それでもHDMI挿しで、そこの僅かな差が分かるようなら「なし」と言うことだろう‥(2020/01/05)
※ ‥巷に転がるリップされたソースを無理に480p化しても必ずしも上手く行くわけではない
ここでのレシピは、あくまで、DVDとBDのオリジナルを再エンコードする場合を対象とする
(科学的視野と美的視野との差という奴は、そりゃあるだろうよ)
> 好逸ダイナミックでの視聴がオススメです
> 480pリップのテレビUSB挿しの場合、映像メニュー項目にて「超解像度」対応に成ります
> HDMI挿しからは機能しませんが、「超解像度:弱」にするとさらにくっきりします
‥あと追加で、最近わかったことですが
LED照明の性質として、冬場の気温の低い時などに発色(明るさ)が落ちるようです。
始めからギラギラさせて使用していると気が付きませんが、ギリギリだとよくわかります。
(夏場には使えていた電卓の太陽光パネルが、冬場になって利かなくなっています)
(つまり、ケチって使っているLED照明の明るさが弱くなった以外に有り得ません)
‥その絡みにあるのかまでは判然としませんが
テレビUSB挿しでの再生時に、その手の変化らしきが発生するようです。
とくに「液晶AI」が過剰に反応するように思われます。
なので、そのような時は、「液晶AI」をオフにすると適正に戻るでしょう。
(「ビビッド」は維持で)
‥追記
NHKの映像はいまや4k導入の流れですが
その手の映像編集番組を視聴する場合、「液晶AI」をオフにしておくと
陰影がさらに強調されて、なんとも言いようのない絵画チックな印象を醸し出します
「うちのHDテレビは4k対応だから」‥と
それだけを見せてうそぶいても、苦悶の表情をされることも無いでしょう
画面サイズでの差も出ると思いますが
「液晶AI」のオンとオフは、特に比較確認してみるのもありと言うことのようです
1-11)10/クロップ/プレビュー
クロップ/プレビュー
##インターレース解除##
インターレース解除 有効‥(ここではDVDインターレース映像に対して)
使用するフィルター:lbav Deinterlace
インターレース解除:リニア混合(多重化)
##解像度##
幅:720
高さ:480
スケーリング:双三次スプライン
ディザリング:自動
アスペクト比:オリジナルを保持(4:3 / 16:9)
‥クロップ/プレビューには
Video項目の隣にAudio項目がありますが
これに音声補正が標準で有効だったりします
なので気になる方は無効にしておきましょう(サクッと項目削除しておくと以降無効のようです)
(無論、作品ごとに音量の差はあるので、そこはお好みでどうぞ)
‥テレビUSB挿しを考慮すると
mp4に、AVCとAC3(コピー)をコンテナするのが適当です
DVDの場合、中にはPCMで収まっている場合もありますが
その時は、AC3(576 Kbps)での変換が、著生の私的な好みです
‥キャンプや被災時の凌ぎにカーナビ挿しで視聴したい向きには
カーナビの仕様に合わせて置く必要があります
1-11)11
‥FHD化の悩ましきは、ソースごとに最適なCRF値を個別で出さないと成らない点である
とくにBDtsにおいては差が甚だしい
DVDにおいては、既に限界まで間引かれたデータにあるものを無理に増幅させても意味が無い
‥BDts再エンコードでの指標とすべきCRF値は
ソース動画部の1.125分の1になる辺りの0.3で割り切れる方だ(大体それでぴったりに成る)
ところが、これを探し当てるのがとにかくめんどくさい
勿論、探し当ててピタッと来たとしても、BDts画質でキュルキュルできるぐらいで
それ以上のメリットなど無い(ただの自己満だ)
そこでFHDサイズのままにDVDぐらいの画質を模索するのもまためんどくさい
Bフレームに調子こいたエンコードにしたって、得手不得手がある
そもそものPフレームの品質がきちんとしていないと、輪郭や距離感で劣化が起きるだけである
> なら、究極の480p化だ(時間効率が4倍に跳ね上がる)
> 無論、画質は安定している、それはDVD規格が実証済みだ
> DVDの容量より概ね少なくなるのに、インターレース解除されていて黄嶺ということである
人生の時間には限りが有るのだから、そうならざるを得まい
4倍高速のパソコンを手に入れるにしたって、産業への期待と負荷は半端ない
その点、HDDはまだまだ進化すると言う(こちらの方がお手頃間が大きい)
(※ 二度揚げせざるを得ないVFRについてですが、こちらはまたの機会に)
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