2020年02月06日

【エンコード日記】Chroma M.E.のオンオフを誤っていた件

記稿.2020/02/06

> XMedia RecodeのChroma M.E.:オン=chroma_me=1が
> 実は、色差動き予測:on【--no-chroma-me】だった


 --no-chroma-me
 高速化のためにchromaでの動き探索を行わない
 この場合chromaではlumaと同じ動き補償が行われる

 参考:YCbCrとクロマサブサンプリング


> つまり、簡易版でやらかしちまっていました(どうも申し訳ございませんでした)orz
> 正しく機能させると、chroma_me=0になるっす


 ‥で、どのぐらいの差が生ずるのかというと
 輪郭推定の怪しかった箇所が微に改善する(静止画で見比べないとまず気にしない)
 JPEGノイズのパターンで癖でまくり(拡大して見比べないと気にしない)
 それを回避してトランザム効果を狙うと、CRF(15.0)が適当になるっぽ
 (実写では、もはやトランザムっぽさが感じられないっす‥orz)


 ‥またまた全部確認し直しになったった‥


 ぶっちゃけた話をすると
 AVCの動き推定をマックスレベルにしてやらかせばやらかすほどに
 高いCRF値では、JPEGノイズがどうにもならない(甲斐が無い)

 そのどうにもならないJPEGノイズが
 AVCの動き推定の苦手な形に重なると、ぐちゃぐちゃになってる


 ‥例えば、丸の形の輪郭にグラデーション内側と外側にバリバリしてるみたいな奴
 とくにそれの場合、中ぐらいから小さめといった大きさであるほど、推定が甘くなる
 あと、ひたすらにまっすぐな直線表現、むだにノイズが付きまといやすい

 これらを調整しようとすると、こちらを立てればあちらが立たずとした
 得体の知れない綱引きが始まっちまいやす
 これの傾向は、HDサイズもFHDサイズも同じで
 再リップする場合のすでに量子化クロマ化されちまったソースに対して直撃らしい

(マスターレベルでも、ビットレートを多めに盛らずして綺麗には仕上がらないように思われます)


> そもそものエンコーダ側に動き推定での苦手とする形状があったって事っすから
> 今頃になって、ようやくに思い知っちまいました(どうも申し訳ございませんでした)
> これからは、もう少し控え目な題目を心掛けてい参ります‥orz


 ‥ついでにもう一つ
 量子化最大値(Delta):3と4の違いになりますが

 一般的な(4)の場合、JPEGノイズが目立たないレベルになり
 物好きな(3)の場合、エッジが微に強調される傾向になっていました

 つまり

 (4)は、JPEGノイズは目立たないけど、つられて輪郭も弱くなるわけです
 で、結果的に、無駄な輪郭強調テクを駆使しなければならないイタチごっこでーす(無駄)

 (3)は、その逆で、JPEGノイズの位置が分かっちまっているので
 目立たないもしくはそれなりに納得できるバランスの割り振りを先にやっちまえるわけです
 それのポイントさえ分かれば、あとは考えなくて良い事に成りますが‥


> 結局、CRF(15.0)かよ‥実写での増量感が痛いっす‥
> 実写とアニメとでは、JPEGノイズの出方が違うなんて思いたいが(そんなわきゃねぇ)


 ‥HDサイズでCRF(18.0)だと
 FHDほどのボリュームを感じられない、ぼけて見える
 つまり輪郭にJPEGノイズが乗っちまっているから迫力が劣る

 FHDでもそこは同じで、ボリュームを感じられる場面とそうでない場面との差になっている

 この問題は、HDRでも起こり得る話だ
 ちゃちゃっとこれを解消するには、ビットレートを多く盛るしかねぇ

(テレビの場合、補正回路がバリバリに張り巡らされているからそう見えていないだけ)
(でもHDMI挿しだと、大筋プレイヤー側任せになる)

 ‥とした期待から
 chroma_me=1の画質ではCRF(17.7)で妥協しても良かったのに
 chroma_me=0で確認した途端、画質差の細々に許容できず、お流れになりましたとさ



posted by 木田舎滝ゆる里 at 00:44 | Comment(0) | 黄岐の果ての黄嶺 | 更新情報をチェックする
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