2020年03月02日

【エンコード日記】シャープフィルターを試してみたら驚いた件

記稿.2020/03/02

 ‥ブロッキング軽減をマイナスに寄せたエンコードは、テレビUSB挿しにおいて
 バックライトの強さ如何では怪しくなるらしい‥ということから‥


> Psy-Trellis強度(1.00)に物足りなさを感じ、ついにシャープフィルターに手を出してみた


 ‥XMedia Recodeに用意されているシャープフィルターの強度を(0.1)で使用してみたところ
 540pゆえのぼけ以外のぼけが一気に解消できているように見える

 たったの(0.1)ぽっちなのに?

 でもまぁじっくり確認していくと、Psy-Trellis強度でさらにバランスの調整が必要だった


> ‥540pにおいて
> シャープフィルターの強度(0.1)に対して、Psy-Trellis強度(0.17)を、とりあえず得た


 ‥さらにシャープフィルターの強度を(0.2)に上げれば
 1080pで、CRFを上げてもイケるかもと思ってやってみたのだが
 どうにもHDテレビからの観察では推し量りきれないので保留した

 ‥それにしても、なぜ(0.1)ぽっちでうまく行くのだろうか?

 で、ふと思い巡ったのが、luma(Y)とchroma(C)の扱いだ
 わかりやすく言えば、4:2:0の中身の扱いだ


> シャープフィルターという強制的調整によって
> 420の内容にてこ入れが入った
> 結果、劇的にピンボケていた内容が一気に解消された


 ‥その意味を裏返せば
 AVCエンコーダーの動き推定に苦手があるのでは無く、不備があると言うことになる
 不備に無ければ、その手の調整には、フィルター活用が推奨されていたとも解釈できる

 (まぁ結果オーライだからな)


 ‥ということだったとすると
 外部フィルターを使ってみたあとの補正に
 Psy-Trellis強度で微調整するひと手間は、テクニックとして有りなのだろう


 ‥にしても
 エッジを復活させて維持しようってんだから
 問答無用でその分のビットレートが追加される
 その効果は、Psy-Trellis強度(1.00)より圧倒的だ‥CRF(12.8)だし‥

(なまじ圧縮されやすいソースに対して、外部刺激を与えてみるのはサックと有効らしい)


> まだまだ確認調査が続くとは(それも増量方向だし)‥orz


 それにしても思うのは、540p画質というのがあるらしいということである
 (DVDのインターレース480p画質とも、BDの1080p画質とも多少違う)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 01:12 | Comment(0) | 黄岐の果ての黄嶺 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。