↓11)記稿.2020/04/26
> テレビUSB挿し勝手の極意とかなんとか
> キュルキュルサーチできてこそのテレビUSB挿し
‥BDts→540p変換において問題が発生するので720pに変更中です。
今のところプログレッシブのアニメのソースのみでの確認という半端ですが
そろそろひとまとめしておける段階に至ったのでレシピに起こしておきます。
それにしても
機動武闘伝Gガンダムの後半のOPに東方不敗とマスク男が手合わせする場面があるのですが
そこの場面で、東方不敗がぱっちり二重に見えちまうってんですから、540pはもはや没です。
そんな細かい部分の不安を抱えたままで1080p→540pなんかやってられまへん。
> ‥つうことで、再調整をしまくりました(もはや別次元です)
> CRF(12.0)×qcomp(0.8)×GOP(12)×scenecut(89)ということで(容量もハンバねぇ)
> シャープネスフィルターの合わせ技が隠し味になっとります
1-11)1 一般
モード:変換
コーデック:MPEG-4 AVC/H.264
言語:なし
フレームレート:オリジナルを保持
カラーモード:YUV 4:2:0 Planar 12bpp
レート調整モード:品質
品質:12.0
プロファイル:High
レベル:Level 5.2
プリセット:標準
Tune:無効
フレーム-パッキング:なし
Open GOP:□
キーフレーム間隔:12(プログレッシブ≒24フレーム用途)
最小GOPサイズ:1
表示モード:プログレッシブ
スレッド:0
強制的に固定フレームレートのタイムスタンプを生成:□ *用途不明(--force-cfr)
1-11)2 ブロッキング軽減
ブロッキング:オン
ブロッキング軽減 - 強度:1
ブロッキング軽減 - 閾値:1
※ シャープネスフィルターのちょい強めを和らげる効果と
減量目的でdeblock(1:1:1)になっとります
1-11)3 B-フレーム
B-フレーム数:1
B-フレームモード:空間軸
適応型B-フレーム:最適
B-Pyramid:なし
B-予測ウェイト:オン
B-フレームバイアス:0
※ 720pの場合、Bフレーム2枚は無理です。確実に画質が劣化します。
ただし、インターレースソースの場合は、元と比較のしようが無い部分もあるので
2枚有りかもなんて思ってますが、どうなるかはわかりません。
1-11)4 マクロブロック区分
適応型DCT:オン
I8x8:オン
I4x4:オン
P8x8:オン
P4x4:オン
B8x8:オン
1-11)5 レート制御
VBVバッファサイズ:0(自動設定)
VBV最大ビットレート:0(自動設定)
VBV初期バッファ:0.9
可変ビットレート:1.0
量子化圧縮:0.8
先読み:48‥(GOP指定の4倍値)
Lookahead Threads:0
Syne Lockahead:48‥(GOP指定の4倍値)
MB-Tree:オン
※ Syne Lockaheadの規定値は(-1)のようですが、それが何を意味しているのかは不明。
(最大値が同じにあることから、先読みの値と同じに思われます)
※ 先読みのGOP指定の4倍値‥つまりここでは2秒倍値ということになりますが
アニメの場合、場面切り替えがはやいので、3秒倍値にしても差が見られません。
但し、カメラ固定した場面の多くなる実写だと多少の差が出るかも知れません。
1-11)6 動き推定
M.E. 範囲:16
シーン変更感度:89
M.E アルゴリズム:SATD Exhaustive Search
サブピクセルリファイン:FUll RD
Chroma M.E.:□
P-フレーム予測の重み:スマート解析
※ M.E. 範囲の値を規定の(16)にしてみたところ
今まで散々繰り返してきて、どうしても納得できぬままの様々な箇所がスッキリ〜
※ 0.5秒長のGOPでキュルキュルサーチを得る為のscenecut(67)→(89)へ変更しました。
インターレースや実写では未確認ですが、プログレッシブのアニメだと‥画質共に良好になります。
(67)→(89)の切り替えに伴う増量感ですが、GOP(8)、(9)と比べると
これは多すぎるだろうと思われるケースはほとんど見られず、想定の増量の範囲です。
想定を超える場合は、ソース自体のエンコードが普通では無い場合に限られます。
‥ちなみに、0.5秒間隔でscenecut(67)のままだと
シーン頭のそれぞれにインデックスを付けた程度のサーチにとどまります。
実写映画向けには有りかも知れませんが、アニメの動きを勉強したい用途には不向きです。
1-11)7 量子化
量子化最小値:0
量子化最大値:69
量子化最大値(Delta):6‥720p専用
IP比率:1.4
PB比率:1.3
彩度QPオフセット:0
輝度量子化のデッドゾーン(Inter):21
輝度量子化のデッドゾーン(Intra):11
AQモード:可変AQ
AQ強度:1.0
1-11)8 量子化設定
Trellis:常時
Psy-Trellis強度:0.00
Psy-RD強度:0.5
※ デフォルトの1はGOPの1秒分を意味していた。
短いと粗くなり、長いと無駄にボケた画像に仕上がる。
なので誤差を無くすには同期した数値の放り込みが欠かせません。
(ぶっちゃけ、Iフレーム増分をここで相殺する感覚でーす。その逆も然り。)
参照フレーム数:4‥(重み付けをするときの参照距離)
※ BDtsソースがref(2)だった場合に限り(2)もありきでしょう。
ref(2)の場合、Bフレームは問答無用で1枚が相場になります。
さらに、720p高画質設定の場合、とくに動きのある場面ではPフレームに偏る傾向です。
ノイズ減少:0
参照フレームMix:□
CABAC:オン
DCTなし:オン(DCTとは、折角計算した細かい端数値をなかったことにする判断)
Fast P-Skipなし:オン(Fast P-Skipとは、Pフレームの細かい近似計算をパスして手抜きする判断)
心理的エンハンスなし:□
PSNR算定:□
SSIM算定:□
1-11)9/ビデオユーザビリティ
ビデオ形式:指定なし
カラー優先度:BT.709
行列係数 :BT.709
伝送特性 :BT.709
※ 国際規格として720p未満にはBT.601、720p以上にはBT.709とした品質基準がある。
一方で、AVC対応の再生機器側では、指定=強制指示のルールになっている。(つまり自由)
> 好逸ダイナミックでの視聴がオススメです
> どうにも色が出てこないと思ったら、まずは「エコナビ」をオフにしましょう
> ちなみに、好逸スタンダードでの視聴の際は、「エコナビ」前提でした
> 26型なら、好逸スタンダードの方がテレビ視聴向きで安定感が高い
‥追加ですが
LED照明の性質として、冬場の気温の低い時などに発色(明るさ)が落ちるようです。
始めからギラギラさせて使用していると気が付きませんが、ギリギリだとよくわかります。
(夏場には使えていた電卓の太陽光パネルが、冬場の夜に利かなくなります)
(つまり、ケチって使っているLED照明の明るさが弱くなった以外に有り得ません)
‥その絡みにあるのかまでは判然としませんが
テレビUSB挿しでの再生時に、その手の変化らしきが発生するようです。
とくに「液晶AI」が過剰に反応するように思われます。
なので、そのような時は、「液晶AI」をオフにすると適正に戻るでしょう。
(「ビビッド」は維持で)
‥経過観察の結果
10月から2月の間にこの現象が発生するようです。(地域差はあると思う)
(エアコンが常時効いている環境だと分かりにくいでしょう)
(若しくは、気温ではなく、地球と太陽の距離に関係するのかも知れない‥)
画面サイズでの差も出ると思いますが
「液晶AI」のオンとオフは、常に比較確認ありきです。
1-11)10/クロップ/プレビュー
クロップ/プレビュー
##インターレース解除##
##クロップ##
##パディング##
##解像度##
幅:960 / 1280
高さ:720
スケーリング:双三次スプライン
ディザリング:自動
アスペクト比:オリジナルを保持(4:3 / 16:9)
##シャープネス##
シャープネス:アンシャープ:強度(0.1)
##シャープネス##
シャープネス:シャープ:強度(0.3)
※ アンシャープで高周波要素を気持ち強調させると、ダウンコンバートした絵面がキツくならずに見やすくなります。ただし、それだけではまだまだボケが有るので、シャープで強調します。
※ ソースのタイム設定がたまに触ってもいないのに変更されちまう現象が見られるので、表示時間にズレが無いかの確認を欠かさずにやりましょう。記録には残らないので確認の習慣付けが大事です。
1-11)11
‥クロップ/プレビューには
Video項目の隣にAudio項目があります。
(作品ごとに音量の差はあるので、常に一定に整えたい用途にはお好みでどうぞ)
‥テレビUSB挿しを考慮すると
mp4に、AVCとAC3でコンテナするのが適当です。
DVDの場合、中にはPCMで収まっている場合もありますが
その時は、AC3(576 Kbps)での変換が、著生の私的な好みです。
(‥選択できる字幕を付けたければ、そこはmkvにコンテナするしかありません)
(4kテレビなら、細かくはまちまちながら‥mkvの再生に対応しています)
(でもまちまちなので、その4kテレビで選択字幕を表示できるかまでは不明です)
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