2020年05月03日

【エンコード日記】テクスチャ剥がれに悶絶してしまう件

記稿.2020/05/03

> 紅伝説にて、こめっこ登場場面での格子ガラス戸越しシーン
> ガラス越しの人影がこめっこで、引き戸の玄関を開けようとしているわけだが
> 格子ガラス戸と人影の言わば二重取り表現と言えるわけだが


 ‥初動で動いているのは人影の方なので
 格子ガラス戸表現のガラス戸の色をテクスチャと呼称するなら
 テクスチャを前側にて重ねつつ、人影を割合比較的くっきりと見せる表現なのだが
 是を高いCRF値で動画エンコードすると、途端に、剥がれ落ちてしまうのである。

 つまり、窓ガラスに見えるように、テクスチャを保てないようでは失敗の扱いだ。

 それでなくても、格子枠の木目が先に剥がれ落ちてしまうってんだから厄介だ。
 是に対処すべく、大ざっぱにも、CRF(10.0)×qcomp(0.9)×deblock=1:1:1を盛ってみた。

 (テクスチャの正確さ配慮としてのデブロック値の差はかなり大きい‥認識が覆った‥)
 (但し、1080pにて出してみて比べると、そこまで大きく影響する程には思えない)


> で、そのCRF(10.0)×qcomp(0.9)×deblock=1:1:1なのだが


 灰みで構成された絵面において(アニメ)
 時折、気のせいほどの差が出るか出ないか程度の差が見られるのだ。
 静止画拡大比較で確認してみても、気のせい扱いの誤差の範囲でしかなく
 暗め場面でのパターンなだけに、よくよく見ると違いがあるといえばどうにか得られる程度だ。

 「これだけの差が、ここだけこんなに違って見えるのか」と逆に驚く。

 ‥どうにも失敗と判定せざるを得ず‥それでなくても、容量が息苦しい。

 容量的に比較的圧縮の効くアニメで、25分もの音声込みで2.5GBが目安になる。
 それだけならまだ許容しても良いだろう。
 だが、それなりに複雑な演出が組み合わさってくると、無残にもソース超えの容量と化する。

 (ちゃぶ台をひっくり返したくなるオチである)


> そこで、もう少しより細かいところまで比較観察して見たところ
> CRF(10.4)×qcomp(0.9)×deblock=1:1:1が良さげである


 ‥それにしてもアニメのOP&ED比較で、10と10.4とで5%程度の差だ。
 一方で、画質はビックリするほどに仕上がってきているが、まだ確認中である。

 (それにしても、USB2.0の帯域を瞬間的に超えてしまうデッドポイントが発生しうる段階だ)
 (別の意味でお手上げ感が漂いはじめてるってオチに悶絶中でもある)


> HDMI挿しで良いなら、サーチキュルキュルなんて要らねぇし
> それだったら‥投げて、視聴だけの方がずっと気が利いている(悩ましい)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 19:19 | Comment(0) | 黄岐の果ての黄嶺 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。