2020年05月18日

【エンコード日記】もう悩むのは捨てて、qcomp(1.0)で行こう

記稿.2020/05/18

> 時間軸観察間引きは、どんなに弄っても碌な結果をもたらさない


 ‥時間軸観察間引きを許すと、テクスチャーは崩壊する
 ただでさえダウンコンバートをやると崩壊してしまうのに
 さらにグデグテにしてしまう意味など無い

 (とくにパンのカク付きはうんざりで、それの主犯に怪しいのが時間軸観察間引きらしい)
 (パン演出部分については、アルゴリズムを変えるべきにあると思う)


> qcomp(1.0)にすると、mbtreeは自動でオフになり
> その分の時間軸観察もリセットされるっぽ


 ‥だからといって、テクスチャー崩壊が防げるのかというと、これも怪しい
 そもそものエンコードの造りが、重要で無いと判断された部分から間引きされる造りだ
 なので、間引きする上での辻褄を遺憾なく発揮してくれる


 ‥サンプルのテクスチャー崩壊についての例(紅伝説)
 格子ガラスの格子に沿って、なぜそこの行と列だけテクスチャーが見事に剥がれるのか?
 そりゃ、絵心としてはありかもしれないが(イレギュラーすぎる)
 その格子ガラス戸は、庇の下にあって、その場面ではとくに日陰状態だから、剥がれるわけが無い

 などという要求をエンコーダーが知る由もない(これでqcomp(1.0)である)

 ‥どうにか回復させようとえっちらおっちら弄ること
 qcomp(0.999)が好いらしい、しかし、すべてに通用できるとは限らない
 なにはともあれ、イレギュラーの微差に神経を研ぎ澄ますのは労力の無駄そのものだ‥orz


> その後も色々と数値を変えてみて(0.96)辺りなどと思い込んだが
> crfとqpminの方の比率にこだわった方がずっと案配良さそうな向きらしい


 qpmin×1.066666666666=CFR(連続値端数999‥のみ切り上げ)

 5×1.066666666666‥≒5.3333333
 6×1.066666666666‥≒6.4
 7×1.066666666666‥≒7.46666666
 8×1.066666666666‥≒8.53333333
 9×1.066666666666‥≒9.6
 10×1.066666666666‥≒10.6666666
 11×1.066666666666‥≒11.73333333
 12×1.066666666666‥≒12.8
 13×1.066666666666‥≒13.86666666
 14×1.066666666666‥≒14.93333333
 15×1.066666666666‥≒16
 16×1.066666666666‥≒17.06666666
 17×1.066666666666‥≒18.13333333
 18×1.066666666666‥≒19.2


 ‥逆数は「0.9375」である


 ‥XMedia Recodeでは知らないうちに、CRFの端数距離が伸びていた
 しかも、一度打つと、ソースを越えない範囲で、項目を越えても、その状態を維持する

 ‥なので、もう一箇所、桁増量コンマ端数打ちを仕込むことができる
 ‥なので、qcomp(1.0)にした方が、ずっと自由度が上がるので
 解像度変更等での調整に振り分けた方が、より要求に応えやすい

 (1080pで日用エンコードなんざしてたら、やはり視聴時間が減る一方だったz)
 (どう考えたって人生の無駄っすッ)


> 悩んでいいのは、増えていくだろうHDDの数だけで十分だ
> 残念リップを肥やしたって後悔で一杯になりかねん



posted by 木田舎滝ゆる里 at 20:45 | Comment(0) | 春嶺到夏 | 更新情報をチェックする
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