2020年05月31日

【エンコード日記】qcomp(1.0)は隠れたプロ仕様だと思う

↓3)記稿.2020/05/31

> qcomp(1.0)にすれば、容赦なく増量する
> だが、Bフレームが段違いで画質向上する
> なのでBD並のインパクトを得るのに720pでのCRF値を上げても良いケースが増えた
> 但し、テクスチャー崩壊しちまうパターンには然したる変化は無いのでそこは下げざるを得ない


 (確実に見誤ってた‥orz)
 (jpegノイズ云々より、もっと時間軸観察間引きの方を疑うべきだった)

 ‥劣化のスパイラルに誘いこむ‥最もが時間軸観察間引きだった
 (444と420との差なんて、時間軸での劣化に比べたら誤差の差だ‥それぐらい決定的に異なる‥)

 ‥次に解像度×ビットレート量の順だった


> ということで、qcomp(1.0)はプロ仕様に思われる
> 増量してもカネに釣り合う作り、完成度としての立ち位置として申し分ない


 ‥是を理解していないと、どんなに尖ってみようと決まらない
 qcomp(0.60)で十分だとかハナ糞でーす(永遠に趣味のレベルっすから)

 同じエンコーダーを使っても、使いこなせていないあら不思議のままに人生終わることになる
 まるでお高いCPUを詐欺で売りつけられてるに等しいやらかしをやっちまってるパターン
 おまけにオーバークロックまでして悦に浸っちまってるなんて世界観の持ち主だったりしたら
 それこそ残念リップの王様だよ

 そんな残念リップに絆されて一歩も動けないままのHDDの中身とか、無駄に痛恨の極みだ

 ‥時代はHDRなのだから
 qcomp(0.60)とqcomp(1.00)の差も分からない
 そんなダメダメで脆弱な視覚で、映像美を語ろうだなんて
 はじめから規格側に嘲り嗤われてるってだけのオチだから‥orz

 日用だからそんな勘違いもありでしたなんて、それこそ残念な言い訳だよ

 それっぽちの視覚しかないのに
 それの差の判断も付かないのに、勢い余って時代が8Kに悦を浮かべてみたって
 ただの物欲だ、美学にはほど遠い


> 時間軸観察間引きは、そういう罠でもある
> ‥HEVCでどうかまでは知らん‥だが、HDRしようってのにqcomp(0.60)はありえん


 ‥間引きすべき取捨の意図が一般に説明されている様子が無いのも不可解しい
 ‥時間軸で観察するとしたワード以外に説明が無く不明で秘匿すぎる

 ‥普通に重複気味の部分の間引きだけならIPBの差で良いはずだ
 (時間軸観察で間引くとまれに残像がダブって仕込まれてしまうケースもあるので好かん)
 (何してくれちゃってんの?まったくの謎っすから)


> 高画質を保持して保管すべきと思い抱くなら
> 基本的に押さえるべきビットレート量から削るべからず



1-3)1

> で、mbtreeについて


 qcomp(1.0)にすると自動的にmbtree(0)が刻まれるようだが
 どちらにしても、キーフレームを正しく選ぶのに必要なのでオンのままを維持

 これをオフにしてしまうと、容赦なくGOPでの指定枚数で愚直にやらかしてくれるらしい

 当然、品質と圧縮の比率がまばらになっちまうので、それはどうみても惨敗だろう
 (GOPの機能にはMとNがあるが‥N枚数だけでやらかすって事だ)

(まるでHEVCの挙動だな‥って、その辺の機能性の位置づけが双方で違うって事かよ???)
(その辺で、cutreeとmbtreeは、似て非なる扱い‥)
(CUとmb(マクロブロック)では、細かき絡みで異なる‥)
(つまり、HEVCに可変でキュートなGOPをやらかすような特異性は頭から無い‥)ンゴ!!!



1-3)2

> で、Bフレームの品質向上の結果


 (時間軸観察間引きに影響を受けないなら無論Pフレームの品質も上がっている)
 (時間軸観察間引きをする必要が無いなら‥Iフレームの選択も多少違う???)

 ‥結果、サーチキュルキュルに悶悶とした差が発生しちまっている
 ‥まずBを抜いてI&Pフレームで構成する場合
 なぜか突発的なIフレームの連続が発生してしまうのだ
 そこだけスロー再生みたいになる(速度1:テレビUSB)

 (B抜きはサーチキュルキュルとして、もはや使えない)


> なので、サーチキュルキュルをやるには、どうにもBフレームを使うべし状態の一択だ


 ‥などとサーチキュルキュルに適うようにいろいろと試している内に
 refとGOPの関係性が見えてきた

 基本はrefが優先されている、そして最後のPフレームが鍵を握っている

 最後のPフレームの参照距離が前にあるI&Pに届かないと
 間にどんなにBフレームを詰め込みたくても、区切られる


 ‥そういう構造からか、短いGOPの場合、はじめから
 指定したBフレーム枚数を無視して、時に、勝手にMとNの枚数を減らす方向に固めてくる
 どうしてもBフレームを詰め込みたいなら、基本はrefを伸ばすのが正攻法らしい
 それでも足りない場合は、GOP距離を伸ばすほかない

 (だが、重み付け用途での参照距離枚数を伸ばせば伸ばすほどに発色は落ちる)
 (GOP距離にしたって似たようなものだ)


 ‥重み付け参照の端境がPフレームになる一つの基準と見て良い
 なので、今時アニメのシーンの端境がぼかしで始まるようなケースだと
 そんなぼけぼけにIフレームを振るのはもったいないので
 前のGOPにPフレームで引っ付いてたりすると、なるほどと納得できる

 エンコーダは、ref値に従うだけのようでいて
 参照距離の都合に悪ければスパッとIかPを放り込むようでいて、結構、賢かったりする


> ‥例えば、GOPのMを(6)&ref(4)だと


 最後のPフレームからは参照距離が不足するので
 時には(N1M5)(N5M6)だったりする‥scenecut(89)

 (N5M6)の場合でも、放り込めるBフレームの長さは3枚だ
 M6のパターンでBフレーム4枚を放り込めるとしたらブラック画面の連続だけだろう
 (それもなぜか必ずしも4枚の構成として固められてくるわけでは無い)
 なので本来的には3枚指定で十分で、4枚以上指定のそれはどうにも気休めっぽい

 長いGOP&scenecut(40)の場合は異なるかも知れないが
 こちら側が想像する程度に
 指定分の連続Bフレーム枠が発生するわけでは無いらしい

(それ程までにBフレームを増やしたいなら、品質を落とす判断が先に必要だ)



1-3)3

> AVCで、DVD並のサーチキュルキュルにするには
> なぜかDVDのGOPより短めにしてやらないとうまく行かない


 ‥qcomp(1.0)にした途端にそこに填まり込んでしょうがない
 ‥DVDと同じにしようと思ったら、素直にmbtreeを切るしか無いだろう
 (それはそれで悩ましい選択だ)

 そこまで短くせざるを得ないのも
 キーサーチから脱落するシーンを極力減らす為だ
 アニメや特撮でBフレーム1枚に縛られるのもそれだからだ
 動きが激しく、連続性として重要で無いと判断されるとスパッとPフレーム付けに回される


 ‥例えば、アニメで単純に繰り返すパターンが2回あるとしよう
 Bフレームを2枚にするだけで、キーサーチからは1回に短く丸められる
 2回の動きのはずなのに、キーサーチからは1回に縮まるのだ
 そういうパターンを避けようとすると、GOP距離を6枚にするしかない(≒24)

 ‥ウルトラマンの変身フラッシュでもそうだ
 キーサーチにも、白く激しく飛んだ効果を乗せたいならBフレーム(1)でやるしかない
 そうで無い場合は、赤ばっかのアップ構図のサーチだったりすることだろう

 (6枚にしても脱落するシーンは多少出る)
 (とはいえそれの半分は、どっちでも良かったりするケースなので、6枚辺りなのだろう)


> 今にして思えば、サーチキュルキュルに無い時点で、AVCの圧縮率2倍比は眉唾だった
> サーチキュルキュルを織り込んだら、単に解像度分の差ぐらいでしかないのがオチなのだろう


 (1080pサーチキュルキュルに仕立てた段階で、圧縮2倍比なんて過剰宣伝だったと消し飛ぶ)
 (そういう意味で語るなら、DVDのキュルキュル仕立て仕様こそ「神ッ」たるバランスだった)

 ‥まぁそもそもの規格としてUSB2.0の帯域に収まらなくなるから誰も文句垂れないわけだが
 ‥当時の投資家向け口上を、いつまでもだらだらと圧縮比云々で語るんじゃねぇと言いたくもなる
 ‥周りにしたって都市伝説は大して信じねぇくせに、そこだけ絶対視するのは如何なものかと

 (どう考えたって、DVDに詰め込まれている技術を過小評価しすぎだ)

 (その割には、夢物語にも、BD画質をDVD程度にまで圧縮したいんだから呆れる)
 (UHDにしたって、増えてく傾向なんだからさ、そこはどう考えたって業界の罠でーす)
 (もとい庶民の妄想だ)


 ‥業界が画質を上げる為の容量を釣り上げてんのに
 なんでDVD容量に幻想を抱いてんだよ、明らかに錯覚だから
 画質を上げる為の集大成の結果‥容量増加‥是が現実です

 てめえで劣化画質にして喜んでるって、どう見たって変だから

 720pでも25分アニメで3GBを満たない程度にかさばる傾向にあることが判明しています
 (それがBD品質から間引いて、美麗キュルキュル用途に耐えうる程度らしい)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 00:00 | Comment(0) | 春嶺到夏 | 更新情報をチェックする
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