↓6)記稿.2020/06/13
> ‥ペガシス買うか?
> 否、日用エンコードに掛けて良いコストは、HDDだけだろう
> (敷居は上げても、そこは守らんと誰も付いてこない)
‥ということで「AviUtl」に再び首を突っ込むことになりました
はっきり言って、AviUtlの色の理解がようやくできたかも知れないレベルです
とりあえず、今回の作戦は
AviUtl×UtVideoでブレ駒ZERO一度揚げ(但し、多重撮り痕跡を例外とする)
それの抽出された一度揚げリップをXMedia Recodeで仕上げるとする方向です
なのでAviUtlの構成は最小限度有れば十分と云うことで、AviUtlのお復習いです
> まずは必要最低限度の調達です
AviUtlのお部屋
aviutl110.zip
exedit93rc1.zip
bmp_output.zip
UtVideo
バージョン 21.3.0(2020-04-18)
L-SMASH Works r940 release1
AviutlColor
https://drive.google.com/drive/folders/0BzA4dIFteM2dQjgwZkhtWUN6Zjg
> ぶっちゃけこれだけになります(なんと簡単)
> でもここからが初心者の第一の関門‥「自由にファイルを読み込ませられるまで」
(が、しかし、そこはググって勉強しましょう)
(端折って次に行きます)
1-6)1
> 中級者でも怪しい第二の関門、AviUtlでの色設定
> 「YUY2」とはなんぞや?
‥一般に自分で画を描いて保存する場合、PNGあたりになりますが
これはまだ量子化されていないデータ構成での保管状態です
なのでこのような状態のまま編集作業を進めたいなら
L-SMASHの設定からして「RGB」で問題ありません(たぶん)
しかし、BDなりDVDなりのソースを弄って勉強したいケースでは
「YUY2」が必須になっています(デフォルト)
つまり量子化されているというよりは、明暖寒の色合いで情報管理されているソースを
読み込ませるには、まずはそれに沿ったデータ読み込みと取り扱いが必要だと云うことです
‥ところが初心者の場合、「一緒だろう?」と思い込んでいます(経験済み)
なぜなら、操作中のデータはRGBでしかないからです
でも細かくは違うのです
そこの勘違いを避ける意味でも、AviUtlでは「YC48」と称して扱っているらしい
つまりRGBでもYUY2でも、操作中のデータ構造を「YC48」に名称共に置き換えます
‥L-SMASHの設定には、「YUY2」「RGB」「YC48」の選択肢があります
ソースの違いで読み込ませる操作が伴うにせよ、「YC48」はなぜあるのかがまた不可解です
(これは思うに、作業中のYC48のままセーブして取り扱えるようにする予定だったのでは?)
(‥でもbt.709の登場で企画が頓挫した痕跡とかんなんとか‥)
(bt.601とbt.709を別けて取り扱わないと正しく認識できないならRGB出しで十分とか?)
‥なので、そう考えると
「YUY2」ソースと「RGB」ソース
さらに、8ビットソースと10ビットソースら辺りで切り替えるのが範囲なのでしょう
> ‥そこが判らないままだと
> 今度は「RGB」と「YC48」となにが違うんだ?‥と訝しげに思うところです
(アプリが「明暖寒」しか扱えないと、それはそれで違法ツール視されるだけでしょう)
(なので、オリジナル制作としての「RGB」を取り扱える用が発生します)
(そもそも、識別して読み込ませないと色が違ってきてしまうので)
(扱う方も同じツールであった方がとっつき易さが違うので)
(ならば統合して扱える状態にして、それに名を附するのが勘違い防止と云うことです)
‥この辺りの作りの概念は、誰がツールを造ろうと同じです‥
> さらに突っ込んだ内容では、「YC48」は「bt.601」の色でしか認識していません
なので色幅を拡張してやらないと都合に適わないと言うことで
「入力」「出力」で切り替える操作が必要です(後づけでの拡張要素らしい)
さらに、その状態から420化した可逆圧縮データに落としてからでないと
ソースデータとの色みの比較はままなりせん
> だって、皆で口々に語っています‥「YC48」から先は劣化する‥って
‥ひっくり返した見方をすると
420を444に増幅した形で操作するわけですから、YC48の色みからしてBDやDVDとは違います
なので、結果的に420に落とし込もうとBDやDVDと変わり映えしていなければ許容内でしょう
(ですが、ここで欲張りすぎると勘違いが発生します)
誰だって編集している色みのままにエンコードしたいので
編集中の色みをBDなりDVDに近づけてしまうと云うことです
結果、増幅感の無い色みで編集していることに気が付かずにやっちまうので
リップしてみたら全然違うことに納得できず、放り出すことになります(経験済み)
(つまり、劣化を先読みして構成を選択せざるを得ないでしょう)
(というか、そういう造りらしいのでそれに沿うのが無償アプリの利になります)
(とくに今回、アプリを切り替えて扱う作戦なので、そこが肝になっています)
‥ぶっちゃけ、ソースと同じに見えるケースも有ればそうではないケースも見られます
プログレッシブならまだしもインターレースを解除した映像との比較ですから
誰もそれの好い塩梅(本来の状態)なんて知りません
> ですが、ブレ駒ありきはもううんざりなので致し方ありません、やってみるまでです
1-6)2
‥インターレース技術そのものが「2-3プルダウン」でしかないので
ルールに従えば、アニメにさえあれば‥解除できるはずというのがあります
AviUtlではインターレース解除の「自動」がそれに沿った作りになっています
> ‥ところがです、実写になるとそういうわけには行きません
カメラマンの手ぶれは起きるし、太陽光や雲の角度は常に変化しています
地面だって凸凹だし、車の動きだって人や動物の歩き方だって個差ありすぎです
それのフィールド間で誤差がゼロだなんて誰も口にできません
それでも、その代わりにぼやかす強度を保てば、ある程度上手く行くんです
‥でも、できかねるケースもあります
例えば、今どきのドローンのような大空に上がって
縦横無尽に360度なめ回すような動きをインターレースにてやらかしていたとしたら
誰もお手上げせざるを得ないでしょう
(だってすべてに角度が付いちゃってますから、噛み合わない駒だらけでしょう)
なので、美麗にインターレース解除が上手くできる・できないかは
フィールド間の駒同士が、上手に噛み合うか否かに掛かっています
その点、アニメのような作りだと作り手の方も、無理の出ないように構成しているので
逆算したように噛み合わせることができるということです
(でも、AviUtlの内部構成と想定がどの辺に有るかは不明確なので)
(対処し切れていないケースに関しては、報告ありき、対処する気ありきでしょう)
1-6)3
> ところがそれにも当てはまらないケースがアニメには発生します
‥それこそが多重撮りの痕跡です
(解除できているのに、ブレ駒だらけタイトルという不可解)
‥え☆それじゃ、昔は多重撮りありきで2-3プルダウンしてたのかよ(マジ☆)
(ということはその手のタイトルで、‥ここの色、ソースと違うってのは‥)
(多重撮りかどうかも判らないほど巧妙に色が入っていたりするケースとか‥ありそう)
(多重撮りにも強弱の塩梅ってのが、技であったから)
> 暗室に篭もってひたすら撮影、しかもぶっつけ本番
> 失敗は無かったのか?、失敗したらどうしていたのか?
> ただでさえ一番のコスト高はフィルムだったろうに
‥ということで、其のような痕跡を駒の下側に時折発見できるでしょう
フィルムの特性として
気に入らない駒の繋がりを切って、間をホチキスみたいので止める‥という作業がありました
時間があれば接着部分も綺麗に整えてから乾かす事もできたんでしょうけれど
ビデオ時代以前の週間アニメにそのような時間も対処技術も無かったと言うことでしょう
(それにしても、多重撮りをこなしていた撮影現場は神すぎる)
もう少しそれの活躍がピックアップされても良さそうなのに、未だに影扱い
練習する暇も無く、消しゴムで消してやり直すなんてことも無く
ただひたすらに一発勝負で多重撮りを決めていく‥まさに神‥
(でも、お仕事無くなっちゃった世界ですから)
江戸の昔で云えば、絵師ばかりが名を連ね、彫師に摺師の名は聞こえてこないのと一緒です
(同じような空気のままで民主社会だなんて‥とんだまやかしです、進歩してねぇ〜)
1-6)4
> では、インターレース解除流れでの手順を並べてみます
@‥AviUtlやらUtVideoをダウンロードしてインストールしてセッティングしておく
A‥L-SMASH/DummyColorspace YUY2/AVS bit-depth8(デフォルト)
‥video scaler(Bicubic Spline)を選択しておく
‥あと、フレームレートやら解像度やら音声をソースに揃える
B‥フレームレート調整なしでソースをAviUtlに読み込ませる
C‥AviUtlのインターレース解除の項目から「自動」を選択(トップ-ボトム)
D‥BDソースなら[入力][出力]BT.709(st)、DVDソースなら[入力][出力]BT.601(st)
E‥AviUtlのAVI出力から、可逆圧縮「UtVideo YUV420 BT.709 VCM」を選択
‥(DVDソースなら「UtVideo YUV420 BT.601 VCM」を選択)
(UtVideoのT2タイプにYUV420が無い作者の言い分けが、時間が足りないそうです)
(420を理解するのは、骨が折れるらしい)
F‥抽出された可逆圧縮AVIファイルをXMedia Recodeに読み込ませる(AVI)
G‥AVI項目の中にあるUtVideoを使って≒60フレーム化する
‥用があればここで解像度を変更しておく(AQ強度(1.0)で扱えた方が画質が上っぽ)
‥DVDソースならソース音声(AC3)を追加しておく
H‥抽出された可逆圧縮≒60フレームのファイルをAVC項目で再エンコード
‥BDならBサイズ、DVDならCサイズ(それぞれGOPを0.25秒で調整する‥M2N15)
1-6)5
> さて問題です
> AviUtlには自動24フレーム化なるインターレース解除が用意されています
> どうして使わないのでしょうか?
それは、場面切り替えのあたまで時折、ブレ駒になっちまうから(残念!)
> では、二度揚げの際に24フレーム化を選択しないで≒60フレーム化にする意図は?
‥アニメ制作には、パンの振り方に流派があるらしく
インターレースにせざるを得ないパターンは、すでにどうしようもなくカクカクだ
無理に24フレーム化を狙ってもすでに回答がなされているようなものだから
(無理なものは無理、はじめから30フレームでパン調整しちまっていたということだろう)
‥逆に24フレーム調整だったタイトルは、DVDで24フレームと30フレームを混在させている
(その系列は全30フレーム化は無理でも≒60フレーム化にすると上手く行くと言うことらしい)
> ‥敢えてBDのインターレース解除までを≒60フレーム化する意図とは?
GOPを0.25秒で調整した方がキーサーチでの塩梅が良いから
(そのうえさらに動きが好い‥30フレームでも足りなそうな動きがちょびちょびしているから)
1-6)6
> 二度揚げで解像度を変更する意図とは?
‥AviUtlでやると、色みに影響しそうだから
(基本的に、ダウンコンバートの際に、ボケ程度に色みでの差が発生する)
(まずは無理せず、インターレース解除のみを優先させるべきかと)
(そうでないと、そいつの評価はままならない)
‥ちなみに、XMedia RecodeのUtVideoも音声は16ビット止まりっぽい
なので音声24ビットのソースの場合は、三度揚げの際にmkvにして併せるしかない
そこはともかく
プログレッシブソースの場合も一手間掛けて
UtVideoで、ダウンコンバートの可逆出ししてから
AQ強度(1.0)で取り扱える形にした方が画質が上になるっぽ
> ‥そうきちまったか(確認事項がまたまた増えましたん)
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