2020年09月11日

【妄想】北斗の拳で起きた核戦争は、原爆か?水爆か?

記稿.2020/09/11

> 北斗の拳の舞台は核戦争後の世界
> それなのに荒廃したはずの大地に、ビル群が林立したままに描かれていたりする
> 普通に核兵器が大量にぶち込まれた後ともなると後から建造なんかできるわけがないので謎


 ‥一般に昭和の頃のマンガネタとして
 生物だけを殺傷する核兵器なんてのが登場してて、それを中性子爆弾と呼んでいた

 だがしかし

 中性子線の発生にあたっては、核分裂よりも核融合の方が効率が良いため、水素爆弾が用いられる
 ‥とある(普通に威力が高すぎて生物だけを殺傷する用途としてはすでに不向きすぎる)

 こちらが水爆の最高峰ツァーリ・ボンバ映像
 (22分40秒あたりから秒読み)

 上空6000mぐらいだろうか‥マジで太陽が誕生している
 いやぁこんなん建物だけを破壊しようとかそういう夢物語兵器とは質が違います
 つまり、北斗の拳の背景表現はやっぱり謎っ


 ‥興廃した大地で暮らすにしたって
 生活するのに必要なのは水源であって、ビル群の確かさではない
 もっとも軍団どもはバイクで移動をやらかしているので、ギリギリで辻褄は合う

 (目標から逸れたミサイルのお陰で都市のビル群が体良く残ったとかなんとか)


 ‥それにしたって、威力の想定が違いすぎる点は無理すぎる
 でも小さな島は消し飛んではいないので、そうした兵器の範疇とも言えそうか???


 ‥そんなこんなで、広範囲への殺傷威力としても謎を残す映像だ
 (時系列的にはソビエトで色々とした病が増えだした件は確認できそうである)
 (しかしこの時の実験による中性子被爆についての程度は怪しい)


> ちなみに‥中性子爆弾には中性子を効率よく地表に向かわせる為の反射材として
> クロムやニッケルが用いられるそうだ


 つまり
 中性子を防ぐには、ニッケルやクロムを多く含んだ遮蔽物を用いるのが手っ取り早いらしい
 軽くググっても宇宙服の素材に使われているのを確認できる

 (じゃ、ウルトラマンの科特隊施設の外壁に使われている特殊合金とやらもそんな感じか‥)


> ちなみに近頃の水爆は、「アタッシュケース爆弾」とか言われていて
> 原爆の誘導で水爆を起こす必要が無くなって
> レーザーで閉じ込めるとかなんとか‥言われている


 ‥なので、北斗の拳のような核戦争を今更にやらかすにしてもそれはそれで
 思い込みで、過去の遺物の廃棄合戦とした形式でしかない

 効率よく都市部だけを破壊したいなら、その手のアタッシュケースを目標に持ち込んで
 起爆させた方が標準を外さない点においては優れる
 そういう時代に至っている話を大衆の多くは知らないでいる‥


 ‥そのようなアタッシュケース兵器がある時代での核戦争を
 わざわざ力押しでやらかす必要は無く
 テロにすべてを被せて本質を隠蔽しつつ、見せしめで都市のいくつかを劣化させながら
 経済的混乱に追い詰めて、比較的少ない爆発を以て人口間引きをやらかすパターンだろう

 但しそれではなんだかんだと儲けられないし、火星への脱出準備(電子機器)にも影響するので
 核では無く、ウイルスの類に変更したように思われる


> 今や核戦争としたワードによる一人歩きだけが、恐怖の大王の引き寄せになってそう‥



posted by 木田舎滝ゆる里 at 15:01 | Comment(0) | 日記/2020 | 更新情報をチェックする
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