2020年10月10日

【エンコードレシピ】I数珠b為すPりん(BDtsプログレッシブ用)

↓12)記稿.2020/10/10

> 今回のレシピは、なんと、滑らかプリンもといスローサーチになってまーす
> キュルキュルサーチのような大ざっぱな濃い味とは違うんやでっ



|夢追えば「現我一体」郷暮らし「現画一体」みる度思う


‥宇宙即我なんか関係ねぇ、欲しいのは今ある暮らしの満足度である
満足度も積もれば「現我一体(げんがいったい)」として
自分の存在感と現実との一致からの至福感を得られるはずである

だがしかし、どうにもそういう現実はなかなか手に入らない

そもそも自分の事からしてハッキリさせちゃいないのだから
自分の満足に釣り合う現実なんかありようもねぇというか‥そのまんまの釣り合いだった

そこにはどうしたって、「平凡」が跋扈するばかりでどうしようもねぇ


‥それもこれも「現画一体(げんがいったい)」たる見事な映像にそそのかされるからだ
(「隣の芝は青い」とも言う)
見れば見るほど、どこにでもありそうな錯覚に見舞われちまうんだから物量とは迷惑な話だ
どうしたってそりゃ‥慢性的な夢見から一歩も出ようとしなくなる催眠術同然さね

「いっそうの事、映像の世界にサクッと入り込めたら良いのになぁ」

つまりそこは造った誰かの脳内も同然なんだから、コツさえ掴めば自分のものにも成り得る‥
誰しもは無意識のうちにそう思い込んでは、其れの雲泥の差に打ちひしがれるのだ


「肝心なのは最後のスパイス、『やる気&その気』だからなぁ‥」


俺がしたいと思っている郷暮らしにしたって
何を担って生きるべきなのかサッパリと来たもんさ
流行り廃りに酔いしれている連中とはウマが合わねぇし
流行り廃りに興味が薄いって事は、暮らしへの興味が薄いって事でもある

せめて、アル中代わりに映像に齧り付いて悩ましく思うのが精一杯ってもんさね




> 1080pと864pと720pで、ほぼ同じ程度画質と容量になる設定を割り出しました
> という事で、BDts相当の静止画画質を求めるなら再エンコードしないほうがお気楽です
> しかし動画としての動きや輝きは、I数珠に軍配が挙がります
> なぜって今回のレシピでは、P4x4がMAX作用にてそれの効果を発揮するからです
> 敢えて言うならそれは、HEVC化したに等しき画質UPでしょう(容量は半端なく増量しまーす)


 ‥超絶滑らかプリンは、バケツサイズで食べてみたくなるん‥てことでせう‥

 先に申し上げておきますと
 アニメOP&ED用でしか、テレビUSB挿しの制限に収まらないパターンが多くなりそうです
 (巷に溢れる[×なエンコード]で増量しがちなタイプはまず無理ッ)



1-12)1 一般

モード:変換
コーデック:MPEG-4 AVC/H.264
言語:なし
フレームレート:オリジナルを保持
カラーモード:YUV 4:2:0 Planar 12bpp‥(420で最適です)
レート調整モード:品質
品質:12.0‥(1280x720)
   15.0‥(1536x864)
   18.0‥(1920x1080)FHDで(12)なら、BDtsとほぼ同等の静止画画質を得られる
プロファイル:High‥(Hi10に用得ず)
レベル:Level 5.2‥(マクロブロックが不足なら、演算が複雑になり多少違ってくる)
プリセット:標準
Tune:無効
フレーム-パッキング:なし
Open GOP:□
キーフレーム間隔:‥(滑らかプリンの入り口にようこそ
最小GOPサイズ:1
表示モード:プログレッシブ‥(只今インターレース分は調査中)
スレッド:0
強制的に固定フレームレートのタイムスタンプを生成:□ *用途不明(--force-cfr)



1-12)2 ブロッキング軽減

ブロッキング:オン
ブロッキング軽減 - 強度:0
ブロッキング軽減 - 閾値:0


 ※ こちらをバリバリにマイナスに寄せるタイプのエンコードでは
 なぜかアニメOP&EDで、マクロブロック欠けを頻繁にやらかしてくれちゃったりするようです。
 編集でコマ確認すると全く問題なかったりする(謎)



1-12)3 B-フレーム

B-フレーム数:‥(滑らかプリンの入り口二丁目
B-フレームモード:空間軸
適応型B-フレーム:最適
B-Pyramid:なし
B-予測ウェイト:オン
B-フレームバイアス:0



1-12)4 マクロブロック区分

適応型DCT:オン
I8x8:オン
I4x4:オン
P8x8:オン
P4x4:オン‥(こいつが時間の掛かる★でーす)※所謂、partitions all でーす。
B8x8:オン


 ※ I数珠構成にすると、P4x4がフル稼働しちゃうらしく想定を超えた時増さんになるっす
   ということでBD規格より上の発色を楽しめるん♪(やったー♪)

(静止画をもばっちりにしたかったら、概ねBDtsの2.33倍の容量増を覚悟せんとあかんねんやで)
(そうするとUSB2.0のン倍の帯域必須になるんやで、もはやSSDに置かんとコマ落ちヤバいねん)



1-12)5 レート制御

VBVバッファサイズ:0(自動設定)
VBV最大ビットレート:0(自動設定)
VBV初期バッファ:0.9
可変ビットレート:1.0
量子化圧縮:1.0‥(前門の虎、後門の狼:時間軸間引きは量子化する前ソース用だと思うz)
先読み:240‥(最大値250)
Lookahead Threads:0
Syne Lockahead:240‥(最大値250)
MB-Tree:□‥(量子化圧縮1.0だと強制オフになるん)


※ Syne Lockaheadの規定値は(-1)のようですが、それが何を意味しているのかは不明。
(最大値が同じにあることから、先読みの値と同じに思われます)

※ 先読みは多ければ多いほど、メモリーを多く使用します。(複数アプリ起動時には注意)



1-12)6 動き推定

M.E. 範囲:16‥(固定:デフォルトが一番だった)
シーン変更感度:89‥(Iフレーム増量職人)
M.E アルゴリズム:SATD Exhaustive Search‥(テクスチャー崩れ抑制効果有り)
サブピクセルリファイン:FUll RD
Chroma M.E.:オン
P-フレーム予測の重み:スマート解析



1-12)7 量子化

量子化最小値:3‥(1280x720)
       6‥(1536x864)
       9‥(1920x1080)CRF(12.0)でここを0か1にするとBDts静止画レベルを得る
 ※(アニメでのテクスチャー崩れ防止対策)
量子化最大値:69
量子化最大値(Delta):4
IP比率:1.4
PB比率:1.3
彩度QPオフセット:0
輝度量子化のデッドゾーン(Inter):21
輝度量子化のデッドゾーン(Intra):11
AQモード:可変AQ
AQ強度:1.0‥(固定:デフォルトが一番だった)



1-12)8 量子化設定

Trellis:常時
Psy-Trellis強度:0.00
Psy-RD強度:1.00‥(固定:デフォルトが一番だった)

参照フレーム数:‥(滑らかプリンの入り口三丁目

 GOP(5)=I+Bフレーム(3)+P
 GOP(5)=I+P(4)
 ‥としたパターンに填めた結果、奇蹟の滑らかスローサーチ爆誕したったz(なッ☆)
(すべてのコマがIフレームを参照し得る構造に固めてある。だからI数珠)

(※ 但し、リップの中身を確認すると勝手にGOPを一つ下げてくれちゃってるのが謎)
(GOP(6)だろうと一つ減らすんだから切りがねぇ‥増量しちゃう★の二人目っす)
(ref(5)のI数珠にすると時増さんにハマるし、効果もイマイチ)
(ref(1)のI数珠にすると、そりゃもう容量肥大化悶絶MAX&動きがイマイチくさ)

ノイズ減少:0
参照フレームMix:□
CABAC:オン
DCTなし:オン
‥(DCTありとは、折角計算した細かい端数値をなかったことにする判断)
‥(基本的にそれは、CRF値の変更と変わらない見方だが、均一さを欠いた状態を意味する)
‥(まぁ要するに2パスエンコードでのむらっけを容認できるならオフも有りきでーす)
‥(なので、BDtsがDCTありエンコードソースの場合、少々悩ましいかもです)
‥(HEVCになるとこの項目は、意外な箇所で選択制になってまーす)

Fast P-Skipなし:オン
‥(Fast P-Skipありとは、Pフレーム間での細かい近似計算をパスして手抜きする判断)
‥(その結果、青み成分が多い場合、バンディング系の失敗をやらかしがち‥とかなんとか)
‥(だがバンディング発生の本質は、マクロブロック不足による複雑な計算のなれの果てに思われる)
‥(HEVCになると名を変えてデフォルト採用にてどや顔やらかしてます)

心理的エンハンスなし:□
PSNR算定:□
SSIM算定:□



1-12)9/ビデオユーザビリティ

ビデオ形式:指定なし
カラー優先度:指定なし(プログレッシブ) or Bt.709(インターレース保持)
行列係数  :指定なし(プログレッシブ) or Bt.709(インターレース保持)
伝送特性  :指定なし(プログレッシブ) or Bt.709(インターレース保持)

※ 参考:【解明】三点セットBT.709を刻印すべきか否かの判断
※ 国際規格として720p未満にはBT.601、720p以上にはBT.709とした品質基準がある。
 一方で、AVC対応の再生機器側では、指定=強制指示のルールになっている。(つまり程度自由)



> ソースの状態を忠実的に確認したいなら【テレビ設定】好逸スタンダードでの視聴がオススメです。
> 派手な発色が良いなら、【テレビ設定】好逸ダイナミックがオススメです。


 ‥色が出てこないと思ったら、「エコナビ」のオンオフを確認しましょう。
 (オフの方が適切ですが、画面サイズで変わる場合もあり得るかも)



1-12)10/クロップ/プレビュー

クロップ/プレビュー

##インターレース解除##

##クロップ##
(左右240ドット減にできる4:3にキッチリハマる時のみ有り)
(フィルムタイプには、余すところまで用いた半端なサイズ採用での16:9になってる場合がある)
(容量的に厳しい場合は、上下を切り落として比率調整した採用も伺える)

##パディング##

##解像度##
幅:[1920/1440][1536/1152][1280/960]
高さ:[1080][864][720]
スケーリング:双三次スプライン
ディザリング:自動
アスペクト比:オリジナルを保持[16:9/4:3]



1-12)11

 ‥クロップ/プレビューには
 Video項目の隣にAudio項目があります。
(作品ごとに音量の差はあるので、常に一定に整えたい用途にはお好みでどうぞ)

 AC3でコンテナする場合の参考


‥選択できる字幕を付けたければ、そこはmkvにコンテナするしかありません。
4Kテレビなら、詳細はまちまちながら、mkvの再生に対応しています。
でもまちまちなので、その4Kテレビで選択字幕を表示できるかまでは不明です。
(wavに対応した4Kテレビもあるようですが、どこまで対応しているのやら‥)



1-12)12

 ‥マクロブロックとしては多い方が動きが良くなる。
 だが、不足するとその箇所だけ斑が発生する(バンディングなど)
 その点、720pにおいては計算での斑は少ないのだろう


> つまり720pの方が動きの感触としては安定的と予想できる


 がしかし、720pの場合‥HDテレビからして拡大表示気味にテレビ再生されちまうので
 それの影響として、発色に関しては
 表示するテレビモニターサイズで差が出るように思われる

 (奥行きの求められる場面での不利は当然として否めない)

 ‥なのでどのサイズが一番に見映えが好いかの判断としてはまず
 メタリックな発色シーンが多い場合には、解像度の高い方が有利なのが基本だ
 それにしても、CRF(18)でのJPEGノイズの影響は避けられないので
 レシピ1080pでは、JPEGノイズの影響による淡い色調での歪みムラが気になるはずだ
 (そこは、BDtsとは違ってしまう次第を理解すべきである)


> 予想としては


 メタリック表現が少ない&淡い色調が多いアニメならJPEGノイズの少ないレシピ720p
 但し白黒の階調表現が広範囲に細かい映像なら‥864pの方に強みが出る
 考えずとも実写なら、864pか1080pだろう

 (これはHDテレビからの感触である)

 ‥演算時間を考えれば、解像度の低い方が幾分早い
 圧縮率に関しては、得手不得手があって場面単位で見ればどんぐりの背比べらしい
 だがしかし、傾向としては、似かよる画質レベルでも720pの方が容量増になりがちだ

 (HDは‥ちと残念)

 ‥では次に、テレビUSB挿しでのサーチの使い勝手の比較になる
 結論としては、意外にも、864pでの速度1の使い勝手が良好だった
 ちょっと戻したいときの良好なクイック感は外せない
 とはいえ、使用するテレビ側のマシンパワー如何でこれの微妙な差は変わってくる可能性がある

 (ということで現地点でのオススメは864pということだろうか)


> ちなみに、レシピ1080pがCRF(18)なのは
> 負荷の増大するシーンでの帯域がUSB2.0を突破しがちだからという事からの抑えでもある
> あとテクスチャー崩れ抑制での適度なバランスの差配でもある
> それでなくとも肥大化して、あっという間に4GBを超えちゃうんだからどうしようもない
>(時間軸での間引きを拒絶した結果が、こういうオチだった)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 04:51 | Comment(0) | 春嶺到夏 | 更新情報をチェックする
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