2020年10月13日

【エンコード日記】プリンの下ごしらえ(インターレースの攻略法)

↓3)記稿.2020/10/13

> ‥それはまず
> GOP(30)×bフレーム(0)×ref(5)でやって来た
>(※ お約束のscenecut(89)までが絡んでいるかは未確認)


 なぜかそれは、サーチにしても、ブレ駒を避けて表示しているようだった
 それから試行錯誤する事、ついに辿り着いた


> GOP(5)×bフレーム(3)×ref(2)
>(但し、実態は‥アニメi{M=3,N=4}、実写i{M=4,N=5}だったりする)
> この設定にすると、なぜか突然とインターレース解除&美麗スローサーチ現象を発動する


 ‥無論、テレビUSB挿しでのみ解除効果を発揮する
 (VLCプレイヤー如きでは非力らしい‥というより処理力の差はどうしようもないのだろう)


> だがしかし
> ref(2)には、ref(4)とはまるで違う特性を醸し出す


 ‥プログレッシブの場合、ref(2)は、何かと不都合だった
 エンコ速度が上がるので捨てがたいのだが
 画に厚みが失われてしまう傾向はどうしようもない(ビットレートを盛ればいい話だけど無理ッ)

 とくに、今どきのバリバリの特殊光効果の帯伸びが不十分になってしまうのは非常に痛い

 インターレースの時はref(2)、プログレッシブの時はref(4)として
 使い分ける用があるのを覚った

 (GOPが長くなると判りにくい其れの違いを、限界短くした事で理解できた)


> ちなみに


 ref(2)にすると、厚みが消え去るので逆に輪郭がハッキリしやすい
 人の表情やら背景との距離感やらを重視したいなら、断然ref(2)がオススメだ

 ハッキリ言って、特殊効果の少ないドラマ系なら画質が別物になる(この差には驚いた)

 ‥だがそれはそれで「景色尽くし」ありきなので
 圧縮率を上げようと無理をして、ref(4)だったりする‥(北の国から)
 すると、逆に厚み不足が気になるオチらしく
 インターレースを採用したり、さらに余計にビットレートを盛りがちだっだりに思われる

(規格の帯域に収めるべく、泣く泣く黒枠を設けてまでしてやらかしているのは、実に涙ぐましい)

 でも、ref(2)ならそれほどに盛らずともクッキリ感を狙えると言う事だった
 (HDテレビでの視聴なら、日用エンコの720iで十分な美麗効果を発揮するらしい)
 (サンプル数不十分なのでどこまでそう言い切れるかは不明‥あしからず)



1-3)1

> 864i(インターレース保持ダウンコンバート)にて、テレビUSB挿しすると
> 規格外の為、縞縞のおかしな映像になる‥orz(解像度864を全面的に凍結)


 さらにI数珠構成での実写エンコードともなると
 それの容量の肥大化が半端ないので、CRF値の再調整が必要となった
 アニメでも‥帯域超過が、まだまだちらほらしていた(FHDサイズなので厳しい)


> BDts480iのソースをベースに1080i化を試みて具合を調べた
> どんなに頑張っても、自動的に美麗解除しきらないので廃案(DVDなら論外だろう)


 ‥結果、480iからのサイズ変更をあきらめた
 サイズ変更したいなら、手間を掛けてプログレッシブ化をやらかして
 それでから、さらにそれの増量感と悶絶することになる(無理っ)

 (規格のスタンダードな解像度のみ、美麗インターレース解除が可能になるものと判断される)

 つまり、1920×1080、720×480のみを対象としてるっぽい

 (720iにすると、補正力が弱いアニメではブレ駒が発生するも実写の場合はイケる)
 (但し、実写には手ぶれ部分が付きまとうので、其が記録さてるので、そこはどうしようもない)


> というわけで、両方の静止画画質をバランス良く得られるように再調整した値が
> CRF(18.0),qpmin(9) → CRF(18.3),qpmin(2)である


 (かなりギリギリまで落とし込んだ、もはやいじりようがないと思う)
 (サーチの使い勝手も改善した)
(但し、特殊光効果が複雑に及ぶと、画に厚みが不足するケースもまま見られる)
(わざわざ個別対応するのも手間だから、簡潔に一択にしちゃおう作戦です‥あしからず)

 ‥テレビUSB挿しをしないなら、ビットレートを追加するのも手だが
 やりすぎると、HDDでの再生までも怪しくなる(Iフレーム爆発はどうにも気難しい)

 (サーチまで要らないだろうと、その後の編集が段違いでしやすくなるので捨てがたいのです)



1-3)2

> と言うことで、調整後の圧縮力の塩梅だが


 DVDまんが日本昔ばなし「桃太郎」の場合、1MBの削減になった
 これは、{M=3,N=15}VS.{M=3,N=4}でもある

 (確かに、AVCの方が半分程度以上の圧縮力を示しているようには見える)

 ‥だがしかし‥単純な3駒アニメでこれでしかないとなると
 90年代の複雑な光彩表現入りのセルアニメ系の日用エンコは絶望的に悩ましい(残念)

 まぁ、DVDデジタルアニメ系の圧縮率なら、半分を期待できるので
 総量でトントンにはできそうであるが‥いやはや手持ちのバランス次第か‥


 ‥実写ともなると、特撮のOP集でざっと30%増といった感じらしい
 色みの再現度が当時感ありすぎる出来映えであった事から
 インターレースだからノイズ感やらチラチラが避けられなかったのではなく

 単にフィルムグレインこそが、それのノイズの正体だったことが判明したった

 画像の印象としては、スクエアータイプのブラウン管が出る以前のブラウン管の印象だから
 なおさらにそのまんまに思われる(フィルムグレインやら当時からの劣化が正体だったのだろう)
 (まさに当時の印象のまんまやん‥超きたねー映像だったのに懐かしさ倍増でーす)



1-3)3

 ‥BDアニメは1080を基本としてやらかせる
 ‥実写は、USB制限の容量&帯域が不足すぎるので、720を基本にせざるを得ない

 (DVDのフレームレート可変タイプは調査中)

 ‥ざっとやってみたところでは
 用途不明だったタイムスタンプなんちゃらをオンにすると、自動的に適正処理してくれるらしい
 それでなくても、GOP(5)だと、60フレーム化をせずとも気にならない程度に抑制されるっぽ

 DVDの場合のカラー優先度の三点盛りについてだが
 無しなら無し、有りなら有りでソースに従う方が無難らしい(完全には未確認)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 04:27 | Comment(0) | 春嶺到夏 | 更新情報をチェックする
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