2020年10月15日

【エンコード日記】静止画画質のまんまをはめ込みたい動画エンコードの解と怪

↓1)記稿.2020/10/15

> 静止画レベルでの美麗さまでを求めるなら
> 平均ビットレート方式が業界の流れだった


 ‥CRF値をどんなに弄っても、静止画レベルでのダマ・ヅマリ・ヌケを解消させるのは困難だ
 DVDやBDに見られるダマ・ヅマリ・ヌケを感じさせない平均的な格子状態は
 どうやったらあのように仕上げられるのか?

 「格子の見映え自体が『平均的』な構造???」

 思わずうなっちまったz
 やってみたら、テレビUSB挿しでのサーチレベルがまた一段階レベルアップしちまいました


> 但し、FHDサイズでIフレーム爆発をやると、初動の読み込み負荷が半端ない
> (Iフレーム爆発をやるせいなのか‥そこだけがどうしてもサクッと1000000B/Sなんて有り得ねぇ)
> 帯域に余裕を得たいなら4Kテレビ(USB3.0)に挿すしかない
> (無論、USB3.0対応の品質の良いメモリーで‥足りないならSSDをぶっ挿せ‥)


 CRF値での設定が何を目的としているかというと、どうにも時間軸間引きの手引きらしい
 なので、どうしたって、ダマ・ヅマリ・ヌケの発生が前提になる
 これは圧縮率とのトレードなので
 片手落ちにならないように、正確性を重視したもう一つのモードの用意が欠かせない

 つまりそれこそが、平均ビットレート方式とした理解であるべきだった

 しかし、誰もそれの差には注目しない空気に酔っちまっていた
 どのような駆け引きと心理が交錯していたかはここでは端折るけど
 敢えて短く語るなら、フルハイビジョン放送などとした代物は一般的で無かった
 なのに誰もがフルハイビジョン放送だと思い込んだところの勘違いが凄かったのだろう

 実際は、BD画質こそがフルハイビジョンに相当するのであって
 デジタルテレビ放送は、色々とした都合からハイビジョン放送でしか無かったのが真相だろう

 それにしたって急ごしらえの方針転換とした一面もあっただろうから
 そこに文句を垂れても今更である


> 結果的に多くの人々が勘違いをやらかした結果
> DVD画質程度のFHD化に必死こいて圧縮挑戦していた事になる


 本質的には、ちょっと多い感じで、どうにもHD画質程度らしい(25分もの2GB想定)

 そして技術的な進歩とは名ばかりで
 同じ容量で倍々画質に丸め込むのが方針でしか無いらしい

 つまり、圧縮率UPの前提は、相殺されて妄想として消えるのだ
 (だって、同じ容量なら高解像度高画質の方が良いに決まってる)

 そしてどうにも、そのようにしか作用し得ない計算式上の不都合が発生してしまうらしい
 (低解像度での圧縮率は、以前よりは縮むだろうけど‥期待する程ではない)
 (むしろ画質UPの方にこそ注目すべきだが、其を喜ぶ意識は甚だ薄いらしい)


> 一個のCPUでは速度を上げられないけど多コアならイケる‥これと同じ図式だ
> 一枚では圧縮率は上がらないけど、まとめてやればイケる発想に相違ない


 ‥でもそれをやると劣化も込みだから、基準を守らないとダメ
 ‥でも、業界はその基準たるに、秘匿したい駆け引きを持ち出すから‥「思い込ませる」
 ‥まんまとハマるのが民衆としたオチだった

 (自由度が得られるように見せかけて、本質は、劣化の泥沼を歩ませる)


 ※ 著作権等の都合も混みだから、このような業界体質に文句を垂れても始まらない



1-1)1

> つまり


 アニメ一話分を2GBにして収録していたDVD画質(480i)を
 過去に「せこい商売すんな」として叩かれていた画質を
 720p&iに置き換えるのがAVCとしてのHD画質らしい
 (但し、DVDとしての帯域上限を加味しない)

 其れの720pを2.25倍にすると4.5GBなので
 それ辺りからBD画質を得られる
 ならば、HEVCでは
 FHDサイズのアニメ一話分を3GB程度に丸めるぐらいがBD画質の領域かも知れない
 (但し、BDとしての帯域上限を加味しない)

 ‥なので、次世代のVVCになって
 ようやくFHDサイズまんまのBD画質を2GB程度に丸められるかも知れない
 (但し、UHDとしての帯域上限を加味しない)


> つまり


 高圧縮の裏には、瞬間的な高帯域と化した区画出現との相殺が予想されるのです
 (早い話が、買い換えて下さい要求でーす)

 ‥其を技術の進歩として、どれ程の者らが今時代にそう思えるだろうか?‥



posted by 木田舎滝ゆる里 at 22:19 | Comment(0) | 春嶺到夏 | 更新情報をチェックする
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