2020年11月09日

【エンコード日記】鮪丼(720p)再開しました

記稿.2020/11/09

> 結論から述べると


 実写には1080p(16x16のマクロブロック)が適切だった
 そのまま低ビットレート(25000以下)に落としても特に問題は見られない
 むしろ、鮪丼にしない方が発色が良い

 ところが

 アニメの場合、解像度やらビットレートを下げると16x16のマクロブロックだけでは破綻する
 どうしても横筋ノイズの発生が避けられない(設定がまずいと縦筋ノイズも発生する)
 それが平均ビットレート時の難しさになる


> それを避ける為の扉がなんと、可変ビットレート(0)だった


 ‥可変ビットレート(0)にすると
 Level6での4x4のマクロブロックにまで均等にビットレートが回されて画質がUPする

 (UPすると言っても、横筋ノイズの発生をシャットアウトできるとした範疇になる)

 なので、ビットレートがBD並に十分にあるとその差はほどんどわからない
 その様な場合は、やはり16x16のマクロブロックで十分と言えそうだ

(‥違ってくるとしたらアニメのインターレースものぐらいだろう)
(但し、インターレースの鮪丼の場合、4x4にもキッチリとビットレートが盛られてるっぽいので)
(増量感が半端ない‥どうにもインターレースの隙間にも同程度のビットレートが入るとしか‥)
(そうしないと品質が上がらないが、グデグデなのでやはりインターレース解除の方が早道だろう)


> なので、鮪丼が必要になるのは
> アニメにおいてのダウンコンバート時ノイズ防止用途だけになる


 一方で、解像度1080(アニメ)のまま変えずに、低ビットレートだけを割り当てるやり方では
 鮪丼をやろうとも不適切なビットレート割り当てがそれなりに発生した状況で変わらない

 (この辺はアニメと実写とでは、まったく異なっているので注意が必要だ)

 ‥一方、1080から解像度を下げるとテクスチャー破綻を避けられないが
 マクロブロックへのビットレート割り当て不足からの部分箇所での破綻を容認するよりは
 解像度減分のテクスチャー破綻を選ばざるを得ない

 なぜなら、Level6での鮪丼を回すにはそれに適ったGパワーが必要になるからだ
 テレビUSBではそちらを耐えても、瞬間帯域の不足の方が悩ましく
 その辺の算盤勘定を整えると、どうしても720pの方が適切になる


> 但しそれでもビットレートの割り当てには慎重にならざるを得ない
> それでなくてもLevel6での鮪丼では、格子欠けの発生が気がかりでしょうがない


 そこでDVD並の11250(ビットレート)を割り振ってみたところ無事に回った
 でもなんだか発色がそれなりに浅黒く感じられる(実写になるとてきめんだ)
 さらに、スタンダードモードでは明るさが足りていない

 つまり、スタンダードモードで適切に視聴できるようにするには
 ダイナミックモードより多くのビットレートを必要とするらしい(推定2倍差)


 ‥で、11250(ビットレート)でのエンコードでは
 アニメOPあたり130MB程度、25分あたり2GBちょい程度になる
 なので、発色を納得できる程度にするのに求められる値にしても
 平均ビットレートなので1.5倍にすれば、そのまんま16875(ビットレート)で3GBコースだろう

 ‥16875(ビットレート)あたりでも格子欠けせずに回るらしい(調査中)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 08:02 | Comment(0) | 月下涙焉 | 更新情報をチェックする
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