↓12)改稿.2020/12/02...20201117...
|十三夜 泪のような部屋明かり ビットレートにまで透けにけり
‥本日の十三夜の月明かりが部屋の窓辺に泪のようだ
泪のように美しいのか、泪を流すように儚いのか
トライ・アンド・エラーの動画エンコードとは
まるでそんな涙の量を重ねてしまった果てのビットレートの増量傾向に似ていて
どうにも「月下涙焉(げっかるいえん)」だなあ
‥これはガチで勝負エンコードだあと思いつつも
また次の満月がやって来るように終わり無く、切り無く
ただ、それの姿を移ろいてでも見てみたいとした欲がもたげちゃっただけかもなあ
> すべての諸悪その名は「Bフレーム動きベクトル」‥(誤差が大きすぎて使えねぇクズ!)
> すべての問題を丸く収めてしまう2pass平均ビットレート方式
> だがしかし‥カラー優先度をはじめとした三点盛りを無用の長物へと葬り去る権化だった
1-12)1 一般
モード:変換
コーデック:MPEG-4 AVC/H.264
言語:なし
フレームレート:オリジナルを保持
カラーモード:YUV 4:2:0 Planar 12bpp‥(再リップならこれで十分)
レート調整モード:2pass平均ビットレート
:11520(DVD&DVDからの1080pくさい実写向け/25分モノ2GB前後程度)
:16875(720pへのダウンコンバート向け/25分モノ3GB前後程度)
:
※ 但し、ソース平均を下回っていない場合には増量しちまいやす
(ビットレートは生活費と同根です、削ってはいけない分まで削っては破綻します)
(美麗にしたいなら化粧代をケチってはいけません‥というのと一緒っすから)
プロファイル:High‥(Hi10に用得ず)
レベル
:Level 4.1‥実写
:Level 5.1‥DVDアニメ
:Level 6‥BDアニメ
プリセット:標準
Tune:無効
フレーム-パッキング:なし
Open GOP:□
キーフレーム間隔:8
最小GOPサイズ:1
表示モード:プログレッシブ or インターレース保持‥(ソースに基づく)
スレッド:0
強制的に固定フレームレートのタイムスタンプを生成:オン(音ずれ防止用途らしい‥お好みで)
> では平均ビットレートに宛がった数値のうんちくを並べておきませう
> ちなみにレベルの違いは、使用するマクロブロックの量の差です
> 又、AVCの演算を単純な割り算にしてしまう為の「時短の計」でもあります
(ちなみに、XMedia Recodeのビットレートは、3桁端折られて表示されるbit/sになってます)
‥何事も、割り切れないより、割り切れた方が速度倍増であるに変わりは無い
なにしろ敵は、それこそ数値の羅列でしか無い代物だ
その辺の理解が不十分で稚拙だと、複雑で余計なうんちくにハマるらしい
ということで、割り切れるように整えるとした考えに基づけば
> まずDVD用途向けの11520(ビットレート)は
480÷16=30
720×480÷30=11520
これでDVDの中身をうつせる限界らしい感じになる
チビッとだけ小さくしたい用途には
11250(ビットレート)だ
これは{1000:1024}={11250:11520}の関係だ
さらに小さくしたいなら
10125(ビットレート)だ
これは720×480×3×30÷1024÷3=10125である
‥但し、画質としては
11520 ◎
11250 ○
10125 ●
ぐらいの評価になるだろう
(但し、解像度変更をしてはいけません)
(解像度変更をしてしまうと、テレビUSB挿しでの自動的解除が不能と化します)
なんかこう実にそのまんまの値を誰もがスルーしてきたって事ですね
DVDの最大がもう少し頑張ってれば良かったのにと思わざるを得ず
(といっても平均での話っすから、DVD規格帯域を遥かに超えそうです)
> では次に、BDのTSを小ぶりにリップしたい場合の30720(ビットレート)は
1080÷16=67.5
1920×1080÷67.5=30720でーす
所謂、横の列のマクロブロックにどれぐらい均等に割り振りできるかに注目した算出です
実際の計算は複雑怪奇で、必ずしもこのように割り切れるとは限りませんが
そこんところの解釈はトポロジーにやっちまってます
(オールマイティではないので没にしました)
(1080解像度ともなると、形に対して得手不得手があるらしく全く同じになる事が無い)
(マクロブロックの割り当てにしても解像度次第では適性が変わるらしく細かい所での差がムズい)
> で、720pへのダウンコンバート向け16875(ビットレート)ですが
‥これの算出がちょびっと面倒くさい
まずそれぞれのマクロブロックの比を算出します
1920×1080 → 8100:(90×90)‥実際には割り切れてないので実値は異なる
1280×720 → 3600:(60×60)
この間に仲介となる渡し舟役の値を考えました
ずばり、5625:(75×75)
90÷75=1.2
75÷60=1.25|1.2×1.25=1.5
8100÷5625=1.44
5625÷3600=1.5625|1.44×1.5625=2.25
ちなみに、1.5×1.5=2.25
1.125×1.3333…3=1.5|1.3333…3×1.5=2である(テレビ規格の基本値)
‥なので、75×75の3倍数である16875(ビットレート)が候補に上がりんす‥
1920×1080×3×24÷1024=145800
1280×720×3×24÷1024=64800
145800÷16875=8.64
64800÷16875=3.84|8.64÷3.84=2.25
誰がどう見たって、テレビ規格と相性がバッチグーらしいとしか予想できないでしょう
実際にその通りなんすから、採用しちゃうのが成り行きでーす
> これ以上に割り切れる数値があったら持って来いやッ
> (どうして誰も算出してないんや、ボケッ)
1-12)2 ブロッキング軽減
ブロッキング:オン
ブロッキング軽減 - 強度:0
ブロッキング軽減 - 閾値:0
1-12)3 B-フレーム
B-フレーム数:3
B-フレームモード:なし
適応型B-フレーム:最適
B-Pyramid:なし
B-予測ウェイト:オン
B-フレームバイアス:0
※ B-フレームモード
:なし(何もしない方が最善の証明みたいな)
:空間軸(ところどころにイヤンなシミを撒き散らす片棒)
:時間軸(要らない残像を不用意に編み込んでしまう改悪補修のお手本)
:自動(偶然かお上に委ねざるを得ず、結果、首切りしか考えていない経営者)
Bフレームに動きベクトルを採用した結果のマクロブロックの不一致の発生率が2%とか
再リップすればするほどに倍々になって糞すぎるレベル
(三回繰り返すと誤差6%を超える)
(桁を三つ四つ下げないと、DNAなら採用できないレベル、画ならギリでも桁二つ下げて欲しい)
(非可逆といっても、どうしたってBフレームメイン趣向なんだからさぁ)
(HEVCの論文記事でそんな紹介を見かけた‥2%程度では実用のレベルではありませんので)
‥「なし」と「空間軸」との圧縮比は
ケースバイケースでほぼトントンだった(だったら斬っちまえっ)
なにはともあれ、それぐらいだったら2passで、サクッとふっ飛ぶ程度だし
1-12)4 マクロブロック区分
適応型DCT:オン
I8x8:オン(アニメ)、□(実写)
I4x4:オン(アニメ)、□(実写)
P8x8:オン(アニメ)、□(実写)
P4x4:オン(アニメ)、□(実写)
B8x8:□‥(こいつがさらにBフレームに劣化をもたらす諸悪だった)
※ B8x8を切るというだけで、演算も再生負荷も不思議と軽くなる
(基本的に低ビットレート(25000以下)では切るべき諸悪だった)
(高ビットレート時でも無くていい感じで、B4x4と組み合わせないと糞っぽい)
‥I8x8、P8x8からして
4x4までの組み合わせと比べちゃうと不十分な映像にしか思えない
(なので、誤差補正をするに十分なデータのある実写では、思い切って全部外しちまいましょう)
‥基本的にマクロブロックを細かくして回そうとすると
正確さを得る代わりに、ビットレートの平均的な配分がより欠かせなくなる傾向だ
つまり、マクロブロックあたりのより平均的な美しさにこだわるべきだったのに
動き優先(お家&お友達&人気稼業)にビットレートを割り当て
変化に乏しいブロック(儲けの薄い庶民のお仕事)から脅迫妄想的にビットレートを間引くのは
使えない政痴屋のケチケチ手法と同根で、ぐでぐでしかもたらさない基本形だった
それが「時間軸間引き」の本質だった(なにが能力‥もとい強力な機能だよ、なんちゃってやん)
まさに時間軸間引きとは、麻生太郎である
その麻生太郎がマンガ好きなんだから‥これはもう‥とんでもねぇ時代の鏡似性だったかも‥
1-12)5 レート制御
VBVバッファサイズ:0(自動設定)
VBV最大ビットレート:平均ビットレートの設定値と同じにする(イヤンなシミ対策)
VBV初期バッファ:0.9
可変ビットレート:1.0‥(2passに絡んでそう、弄らない方がよさげ)
量子化圧縮:0.0‥(時間軸間引きを斬る)
先読み:240‥(最大値250)
Lookahead Threads:0
Syne Lockahead:240‥(最大値250)
MB-Tree:□‥(時間軸間引きを斬る)
※ Syne Lockaheadの規定値は(-1)のようですが、それが何を意味しているのかは不明。
(最大値が同じにあることから、先読みの値と同じに思われます)
※ 先読みは多ければ多いほど、メモリーを多く使用します。(複数アプリ起動時には注意)
ここで敢えて先読みを多くしてしまうことで
最適な短い間隔でのGOP設定×大盛りマクロブロック設定と噛み合って
圧縮に向いた位置適正を兼ねたIフレームが注入され
それに適ったPフレームと繋がり
まぁなんだかんだと時間軸間引きを一気にやっちまってる感じらしい
(その威力は、サクッとした1PASS平均設定でのHEVCのMP12を上回るらしい)
なので多重重複になりかねないその他の時間軸間引きなど無用の長物と化したらしい
※ 平均ビットレートと最大ビットレートを同じにしても
AVCの特性からキッチリ差が出ます
その辺の勘定が気になるところですが、「平均的な品質ビットレート」の語弊に思われます
‥それの証拠であるかのように
1PASSでの平均ビットレートは、品質基準のそれと似たような割り振りでムラ有りですが
2PASSでの平均ビットレートでは、帯域の許容オーバーをキッチリ補正してきます
それでいて
テレビUSB挿しでのサーチキュルキュルの具合まで平均的に仕立てちまってます
そこには、理想のサーチスピードを手にできているはずです
それが、平均的な合体(ごうたい)としての威力であるとかなんとか
圧縮(儲け)しか考えていないテクやリップでは、足元に及ばない「至遊(じゆう)」が在った
1-12)6 動き推定
M.E. 範囲:16‥(固定:デフォルトが一番だった)
シーン変更感度:89‥(Iフレーム増量職人)
M.E アルゴリズム:SATD Exhaustive Search‥(テクスチャー崩れ抑制効果有り)
サブピクセルリファイン:FUll RD
Chroma M.E.:オン
P-フレーム予測の重み:スマート解析
1-12)7 量子化
量子化最小値:0
量子化最大値:69
量子化最大値(Delta):4
IP比率:1.4
PB比率:1.3
彩度QPオフセット:0
輝度量子化のデッドゾーン(Inter):21
輝度量子化のデッドゾーン(Intra):11
AQモード:可変AQ
AQ強度:1.0‥(固定:デフォルトが一番だった)
1-12)8 量子化設定
Trellis:常時
Psy-Trellis強度:0.00
Psy-RD強度:1.00‥(固定:デフォルトが一番だった)
参照フレーム数:2(インタレース保持),4(プログレッシブ)
ノイズ減少:0
参照フレームMix:□
CABAC:オン
DCTなし:オン
‥(DCTありとは、折角計算した細かい端数値をなかったことにする判断)
‥(結局、平均ビットレートともなるとどこかで平均的に間引かれちまうわけですが)
‥(2passともなると尚更ですが、ここで無理に誤差誘導する必要も無いかなって感じ)
Fast P-Skipなし:オン
‥(Fast P-Skipありとは、Pフレーム間での細かい近似計算をパスして手抜きする判断)
‥(その結果、青み成分が多い場合、バンディング系の失敗をやらかしがち‥とかなんとか)
‥(だがバンディング発生の本質は、マクロブロック不足による複雑な計算のなれの果てに思われる)
‥(HEVCになると名を変えてデフォルト採用にてどや顔やらかしてます)
心理的エンハンスなし:□
PSNR算定:□
SSIM算定:□
1-12)9/ビデオユーザビリティ
ビデオ形式:指定なし
カラー優先度:(2pass平均ビットレート時)指定なし
行列係数 :指定なし
伝送特性 :指定なし
※ 国際規格として720p未満にはBT.601、720p以上にはBT.709とした品質基準がある。
一方で、AVC対応の再生機器側では、指定=強制指示のルールになっている。(つまり程度自由)
だがしかし
2pass平均ビットレートを指定した途端に
2passの中身が規格基準に従っているらしく、余計な設定は「多重設定」っぽくなる感じなので
「指定なし」が無難でしょう
(いやもう、目から鱗って感じでオデレェタァ)
(そんなオチがあったなんて、知ってたら付けない推奨一択っす‥失礼しましたm(_ _)m)
あと、行列係数と伝送特性は
各項目での設定次第ではBフレームの劣化に絡むので
低ビットレート時にはとくに「指定なし」でしょう
> ソースの状態を忠実的に確認したいなら【テレビ設定】好逸スタンダードでの視聴がオススメです。
> 派手な発色が良いなら、【テレビ設定】好逸ダイナミックがオススメです。
‥色が出てこないと思ったら、「エコナビ」のオンオフを確認しましょう。
(オフの方が適切ですが、画面サイズで変わる場合もあり得るかも)
‥基本的に低ビットレートされてるリップでは、好逸ダイナミック一択でしょう
1-12)10/クロップ/プレビュー
クロップ/プレビュー
##インターレース解除##
##クロップ##
(左右240ドット減にできる4:3にキッチリハマる時のみ有り)
(フィルムタイプには、余すところまで用いた半端なサイズ採用での16:9になってる場合がある)
(容量に厳しい場合は、上下を切り落として比率調整した採用も伺えるが其はそのままがベストかと)
##パディング##
##解像度##
幅:[1920/1440][1280/960]
高さ:[1080][720]
スケーリング:双三次スプライン
ディザリング:自動
アスペクト比:オリジナルを保持[16:9/4:3]
※スタンダードなバイリニア方式は、同じ解像度でのリップ前提です
解像度変更しようってのに、バイリニア系方式を使用しては
それだけで、色みを即誤差劣化されちまいまーす
(DVDリップで明らかに色が怪しい昭和アニメとか、当時見てない世代だと判断つかないらしい)
(これで画質が上がっているんだとか、ソースと見比べもせずに腑抜けにも思い込むらしい)
1-12)11
‥クロップ/プレビューには
Video項目の隣にAudio項目があります。
(作品ごとに音量の差はあるので、常に一定に整えたい用途にはお好みでどうぞ)
AC3でコンテナする場合の参考
‥選択できる字幕を付けたければ、そこはmkvにコンテナするしかありません。
4Kテレビなら、詳細はまちまちながら、mkvの再生に対応しています。
でもまちまちなので、その4Kテレビで選択字幕を表示できるかまでは不明です。
(wavに対応した4Kテレビもあるようですが、どこまで対応しているのやら‥)
1-12)12
> インターレースの解除のあれこれについては又の機会にします
テレビUSB挿しでのインターレース自動解除にできる仕組みでの設定にしてあるわけですが
寝惚けていて、プログレッシブでやっちまったって奴でも
そのまんま解除再生状態を得るのが不思議なところでして
(VLCプレイヤーではブレ駒が顔を出すのに、テレビUSB挿しでは解除状態)
それで、テレビUSB挿しでのサーチをやりはじめると
面白い事に、ブレ駒に無いところと、ブレ駒のところを交互に拾うのが
何かとっても面白いようでいて、不思議で嫌になる癖を出しているなぁと
‥DVDなら、今回のとろ重設定で全部OKと思っても、例外があるのか
アナログソースとデジタルソースとで差があるのかよく判っていませんが
デジタルソースの方に解除不良が発生するきらいが見られます
さらには
AVCでのインターレースは、レベル4.1までが規定なんて情報も出回っておりますが
wikiの方にはそのような注意書きが見られないので
x264の更新とともに変わっているような気もするけど、その点の判断が不能です
又、x264の更新と共に、変更されたりバグを抱えたりとする場合での差もあるので
昨日までできていた事が、今日には効かなくなるor効くようになる
事も有るので、そこん所の細かいところはどうしようもないかなと思う部分です
> そもそものmpeg2は、mpeg3を吸収して成立した規格であり
> それの圧縮効率の一番に良くなる想定がDVDの上の帯域で
> 10M〜20Mのあたりだったそうです
つまり、一生懸命にDVDの帯域程度に収めようとしても
mpeg2の本当の能力は、それの上にあるので
DVDリップをやらかすと
その上の帯域程度の耐性を秘して顔を出すとかなんとか(まぁそんな感じ)
なので、AVCでDVDをリップすると、なぜか欠番になった怨みでもあるかのように
DVD以上BD未満への誘いに駆られるのかも知れないz
(インターレース解除して、1080p化したいなんてとくにそれ)
> 其を「mpeg3の呪い」と表現してみるのも面白いでしょう
‥インターレース解除して1080化をやらかすのに向いているのが実は2PASSです
なにしろCRF値で設定すると解像度分膨らむ作りになってるわけですが
平均ビットレート値にすると、解像度分一気に間引けちまうと云うオチが付いてます
(なにしろ平均ですから、解像度なんて関係ねぇってわけですよ)
(なので、実写なら、圧倒的に2PASSでしょう)
でもまぁアニメの場合、色々とした悩ましさが付きまとうので腰が引けるようです
そこで手間を掛けずに、テレビに挿して解除しちまうのが「とろ重」としての方向なわけですが
複雑をやらかしているインターレースになってくると自動的解除しきれないあれやこれが発生します
これのそれやあれを理解するには自分でmpeg2をやって理解する手間が必要です
ですが、そこまでの目的性には無いのでやりません
(力任せの論理としては、HDDの価格やら性能UPで、時間が解決してくれるとかなんとか)
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