2020年11月19日

【エンコード日記】テレビUSB挿しインターレース自動的解除の決定的な弱点

記稿.2020/11/19

> 業を煮やして、エンコード設定を「とろ重」から
> 2-3プルダウンに特化した、GOP(5)、Bフレーム(0)、REF(4)にしても
> リバウンドを繰り返す箇所がどうにもならない事から


 インターレース処理のなんらかが
 リバウンドを繰り返すような短いGOPならではのその間にすっぽり収まると
 どうにも解消できないというのをようやくに理解した

 つまり

 はじまりのブレ駒はいつだって2枚、3枚でしか参照できないので
 きっちりと4枚分参照できる状態にないと、ブレを解消する為のデータ不足で
 リバウンド現象にハマったりもするという事らしい

 ‥このようなグデグデを解消するには
 2-3プルダウンからテレシネしたGOPの頭から二枚目と三枚目だけは
 後方を足して合わせて4枚参照できる構造が求められる

(というか普通にそういう構造にしないと、平均的な圧縮率の追求としては不足していると思う)


> 話は変わるが


 VLCプレイヤーの設定を解除オフにしたまま使っていて
 いつの間にやら、解除オンが効かなくなっちまっていたのだが
 今回、試しに弄ってみたら、普通に機能するようになったのだが‥

 (これって更新時にオフにしておくと、そのまま機能しないオチだったのだろうか?)
 (それとも妖精さんのイタズラだったのだろうか?)

 15年近い歳月を無為に、インターレース解除できねぇ不満を抱えていたような‥
 否否、VLCプレイヤーの性能がどっかでボケて、どっかで復活していたとか
 (繰り返し機能だって、使えねぇ状態に陥るからな)
 その辺の波のままに思い込んでいただけだったとか‥

 (なんかこう、そこはすっきりしないのだが)
 (ソースのそのままの解除画質を確認できたので、その点はすっきりできた)

 BDに関して言うと、無理に解除リップせずとも綺麗だったりで‥orz
 DVDの方は、手の入れようがあるとだけ理解した


> そんなこんなで


 ‥インターレース解除には
 アナログフィルム時代ならではの2-3プルダウンされているタイプと
 そうでないデジタル時代ならではの概ね2枚でセットでやらかしているタイプと
 さらにそれを特化して、部分的なインターレース状態というのがあるのを混同していて

 DVDのGOPがM=3, N=15だったりで
 奇数でもいいんだと思っていたが、それだと
 トップとボトムの入れ替わるケースが頻繁にでちまう臭いことに、今頃になって気がついた

 そして

 テレビUSB挿し頼みの自動的解除の更なる弱みとして
 テレビ放送の規格外のインターレース処理に関しては脆いというオチがついて回る事を
 ようやくに理解した


> つまり、自動的解除できるのとできないのが出てくるのは、当然の結果だった
> さらに、再リップ時の劣化が大きすぎるとダメになるパターンとそれの逆のパターンとがある


 どうにも煮え切らない作業はクリエイティブでないので詰まらないので
 もう少し、職人芸を楽しめそうな作業をしたいので
 AviUtlプラグインの「自動フィールドシフト インタレース解除」を試してみた

 なんか自動と手動を両方入れないとどうたらと書いてあったので両方入れたのだが
 機能がダブっているようで今ひとつよく分からないところはあるが
 なんとか使える状態が分かってきて思ったのが
 普通にトップとボトムを合わせるだけでは違うらしい(へぇ~)

 (GOPの関係で入れ替わったりすりゃ当然だ、今理解したz)

 そこの塩梅のうんちくはさっぱりだが、エッジやらコーミングやらを
 すべて取り除こうとするのは野暮ってもんで、上手に利用しようとの空気を理解した


> 世界観がまったく違ってたンゴ!!!



posted by 木田舎滝ゆる里 at 03:19 | Comment(0) | 月下涙焉 | 更新情報をチェックする
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