2020年12月04日

【エンコード日記】これはどうにも妥協くさい‥orz

記稿.2020/12/04

> いきなりですが抜粋です(ソース


(b)高域成分を低域より圧縮することによる損失
 人間の目の性質から、低域は視覚的に敏感であるため画質をよくするため多くのビットを割り当て、視覚的に鈍感でしかもデータ量の多い高域を粗く量子化することにより、効率的な圧縮ができる、また、この反面、情報量を失った高域部分の影響で、デーコードされた再生画像は、高域の量子化雑音の発生で高域のざわざわしたモスキートノイズを生ずる。

(c)量子化マトリクスを適応化することによる損失
 量子化の目的は、圧縮効果を得ることであるが、画像データブロックの性質により同様に圧縮しても劣化が目立つものと目立たないものがある、これをブロック毎に分析して適応的に量子化する。
 この場合の適応には、周波数成分によるものと画像の局所的な特徴によるものがある。
 高周波による適応は前期のようにDCT係数の低次に多く高次に少ないビットを割り付ける量子化を行い、局所的に特徴量に対しては、ブロック内の分散を検出して、変化の少ないところにビットを多く配分する。適応的量子化で全ての画像を完全に分析して適応化することは難しく、画像データブロックの特徴の分析にミスが生ずるとかえって劣化を招くことになる。


> ‥具体的に噛み砕くと


 ビットレート不足からの劣化はどう考えたって回復不能
 ノイズ感が多いと思ったら、ビットレートを多く盛りましょう

 動きのあるテクスチャーは、比較的正確に検出できるが
 動きの小さいかまるで無いテクスチャーは、動きが無いと判断されればされただけ間引かれる
 ということなので
 リップのリップとした繰り返しをやると動きの無いと判断されたところほど
 それはもう入れ子式算に劣化をやらかすことになる

 (まぁそういう傾向があるというのが、解決不能だったと言うことだけがはっきりしたった)


> ‥そこを踏まえて、とろ重(1080p)の塩梅は如何に?


 ビットレートの適性範囲が、どうにも、38000000ビットレート(アニメ)
 ≒24フレームと≒30フレームの差として

 ≒24フレーム:GOP(8)、ref(4)、partitions all
 ≒30フレーム:GOP(10)、ref(4)、b8x8を使わない

 とした720pとは異なり、幾分画質重視にしないと、全然ダメ
 1080pの≒30フレームの場合、b8x8を十分に満たす許容が全くの不明
 どうせ増えすぎたって忌み嫌われるだろうから
 ≒24フレームと同じビットレートでやり繰りする範囲として、使わない選択になった

 (普通に1.25倍にすりゃ良いなら47500000ビットレートになるが‥そりゃあかんでしょ)
 (ただでさえ、2PASS平均ビットレートにしないとLevel6格子が安定しないんだからそんな感じ)


> まぁ、BDtsソースが36000000ビットレートならそれに従うのがベターでしょう
> (まだまだ確認中です)


 ‥あと、デコードについては、ある程度の自由さを了承しているとの事で
 折角あれこれ悩んだリップも
 デコード次第(プレイヤー次第)では、ぶち壊しになったりそうで無かったりと
 得手不得手をやらかしてくれるという規格内容になっている


 (実際にも、VLCプレイヤーとテレビUSB挿しとでの差の出るソースを確認している)
 (ということは、HDテレビとFHDテレビとも違うというで、orz)


 なので、確認している静止画が必ずしもどのプレイヤーでも同じとは限らない

 つまり、一つの優秀と思い込んだアプリ頼みでやってると
 気づくのが遅くなったりする事にだってなる


 (あーもう面倒くせー、なにを信じりゃ良いんだよ!!!)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 23:46 | Comment(0) | 月下涙焉 | 更新情報をチェックする
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