2021年02月05日

【思い込み】中世風物語に出てくる小径は、真っ直ぐとは限らない

記稿.2021/02/05

> 中世風物語に出てくる小径は、真っ直ぐとは限らない


 ‥戦略的に道脇に潜んで待ち伏せを考えた時
 現代人の脳内では道は真っ直ぐとした思い込みが強い
 だがしかし、それはチェーンソー発想に他ならない

 昔は斧鋸だったし馬車だったのだから、切り倒すのも運び出すのももの凄く手間だった
 森に道はどうやって築かれただろうか?

 真っ直ぐに切るばかりだと、切ったところから日差しが当たりやすくガンガンに照らされる
 するとあっという間に草ボウボウになっちまって仕事の手間になる

 だから、くねくねとやらざるを得ない
 すると日が当たらないので、草ボウボウになりにくい

 小さな馬車を入れる程度の想定ならそれの方が確実だったと考えられる
 だから森の中の小径はくねくねとしているのが常識解釈になる
 (植物の繁殖性においてもそちらの方が適っている)


> チェーンソー登場以前には、道幅を拡げるまでにそのような段取りがあった


 ‥では起伏はどうするか?
 そりゃ、土砂を運び出すのも草を刈るのも難儀だから
 運び出すよりは、撒いちまえば一石二鳥になる

 平らにした方が馬車の通りも良いわけだから、そうしたに違いない
 (時には、補強用途に日干しレンガを用いて、埋めていたかも知れない‥)

 そして可能な限り、水場近くを通れるように導線を選ぶのが基本だったはずだ
 (とくに、馬がくたばってしまっては意味が無い)
 (そして馬が草を食める用途を兼ねた路肩を設けるなどの工夫もあっただろう)


 ‥だがしかし、強制的なパワーを手にした土木工事にそのような発想は無い
 飲み場になるはずの水源だろうとスルー
 どのような地形だろうと、図面のままに削りまくって潰しまくって平らにしまくるのだ

 結果、ものの見事に道は真っ直ぐであるとした現代人脳が出来上がる
 (実際は、眠気防止にとゆるやかにカーブさせてたりする工夫がある)


> だがしかし、それすらAI運転に切り変わったら、端折られる可能性を否定できない
> (くねくねしていない方が誤差が減るとか何とかと‥)


 ぶっちゃけ、AI運転域と手動運転域に二分化して
 ハイブリッドに道路計画を立ててしまえば、結構楽に導入できるかも知れない
 (高速道路を全面AI運転前提にできれば、基本速時速120qにするぐらいはイケるはず)

 ‥とは言え、絶対に衝突事故をやらかさないとした技術確保を得ないことには無理
 (高速道路上での大型地震の揺れにまで対処できるぐらいでないとダメ)
 (Jアラート信号キャッチで全車減速機能は当たり前)

 都合的には、高速道路上での呷り運転&逆走&カーチェイスを100%不能にする効果を見込める
 (高速道路上でのAI運転オフは自動で通報されるとかなんとか‥ドローンで追跡とかなんとか‥)


 ‥が、今度は逆に一般道でのAI依存が怪しくなる(現代人脳の残念な趣向でーす)


> 便利になるほど、馬鹿になるのが大衆のやらかしだから
>(そもそも、幼少の頃に概念を持たなかった事柄には、関心が低くなりがちだ)
>(呷り運転もゲーム脳からの遅効性衝動出現だった可能性を否定できない)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 08:38 | Comment(0) | 日記/2021 | 更新情報をチェックする
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