2021年05月01日

【妄想】追尾ドローン型機雷の可能性

記稿.2021/05/01

> 従来型の鎖に繋がれたタイプの機雷を海底に設置するのは
> 日本の海をベトナム化しかねないのでお話にならない
> だが、追尾ドローン型機雷ともなると戦略が変わってくる


 ‥まず艦船一隻あたりの周りを200〜300のドローンで取り囲む場合
 空中だと爆弾を持っているかどうかは一目瞭然だが
 海底だとまるでわからない(エコーに反応した場合、誰だってパニックだ)

 電池切れを起こしにくくするためにも、爆弾を持たないタイプを混ぜて使うのは道理


 ‥意図する第一段階作戦としては
 敵に爆雷を使い切らせて、潜水艦で追尾することの安全性確保になる

 その為にもこけおどし程度の爆弾搭載タイプを
 少量混ぜる事で、敵により大きな緊張感をもたらす事が可能になる
 (管理できる爆弾数の範囲内であれば、海のベトナム化を回避できる)
 (機雷搭載型を接触させるかどうかは状況次第‥基本的には威圧目的になる‥)


> それだけのドローンを平時に遊ばせておくのも勿体ないので
> 海洋や気象調査の学術利用を同時に推進させる(コスト的には一石二鳥になる)


 ‥作戦の第二段階として
 敵空母からの発進等の確認後、さらに日本の領土深くに進行中と判断できた場合
 侵略として断定し、まぁとりあえず政治的抗議の余裕があるなら一報して頂いて
 問答無用の様子なら、潜水艦からのミサイル攻撃もやむなしとした専守防衛手段を行使する

 敵艦船からの領土に向けられたミサイル攻撃なら
 まずはミサイル防衛戦に成るわけだが、潜水艦からそれができるとした報を聞いた例しがない
 (訓練にしたってもっぱら駆逐艦レベルでしかない、どうなんだ?)


> このような防衛戦略を可能たらしめるには
> 海中でのドローン同士で通信できないとお話にならない


 ‥長距離通信は、現場から離れた時点に浮上してやれば良いと思うが
 短距離間での光信号によるつなぎ合わせを想定した場合
 どうしたって、母艦としての潜水艦からの多数発進を前提にせざるを得ない

 (概ね時刻と座標を主体とした通信なんだから、量に無く繰り返しの安定性重視になる)


 ‥だが、敵に心理的な威圧と爆雷を使い切らせるには
 それだけの数のドローンを搭載せざるを得ない
 それだけの数を潜水艦から放つのは難しいので、攻撃型で無いタイプの艦船開発が求められる

 (一番に確実なのは、ドローンのみを詰め込む想定の空母で、空と海両用のドローンの運用だ)
 (そのような艦船の通常利用としては、被災時の物資輸送を想定した扱いだ‥所有して当然‥)
 (その様に計画しないと、日本の海洋環境には釣り合わない)



> ゆくゆくは、河川ルートと海洋ルートを介したドローン型コンテナが行き交う未来となり
> ドローン型コンテナの海洋電池補給を可能とするためのジャンプ台船舶を要求し
> 戦時にはいつでも防衛型ドローンの着陸地点として転用できる仕組みとすることで
> 日本には国民の数程のドローンがひしめくとか何とかと噂されるようになると(はったり)
> 誰も艦艇を用いた侵略作戦を仕掛けようとは思わなくなる


 ‥ジャンプ台船舶の利用としては
 ウイルス研究所だったり、感染患者の隔離施設の備えだったり
 食料生産艦だったりといくらでも用途開拓はあり得る
 (食料生産艦技術無くして、宇宙旅行も糞も無い)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 16:44 | Comment(0) | 日記/2021 | 更新情報をチェックする
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