2021年05月08日

【エンコード日記】いやんなシミの正体

記稿.2021/05/08

> 動画エンコード上の「いやんなシミ」とは
> どのような映像の中にもなぜか出現してしまうもやもやとした浮遊物体のことを指す


 ‥この正体は
 ビットレート不足による、強制的なBフレーム内の時間軸で圧縮された箇所らしい

 一番に多く発生するのが「パン」シーンの最中である事から
 そのように断定しておくのが適当に思われる

 (‥只でさえBフレームへのビットレート配分は少ない)
 (それはPフレームに対して1.3倍減程度を規格の想定としているにせよ)
 (実際は自動処理される設定に成りがちなので、不明と言わざるを得ない)
 (さらに減らしていると知れるとやばいので‥生活保護にも秘守してあるとしか思えない‥)


 ‥そこは、自信をもってBフレームが極端に少ない場合があっても当たり前と胸を張ったにせよ
 ‥なら逆に、一番にカク付きしやすいパンシーンに対して
 配分比率を高めに備えられてるだろうか?

 ‥DVDなら、可変フレームレート技を施してある場合も見られるが
 ‥BDの場合には、そんな設定は出てこない(せいぜいがインターレースありきだろう)


> ‥という事で
> B-フレームモード内で時間軸圧縮が選択されたソース映像からは
> リピート的に残像を漉き込むオチになる


 ‥この残像の漉きこみ部分こそが、不自然に浮遊するもやもやとして登場するのだ
 通常、ただでさえそれだけでパンは激しい動きの部類に入るというのに

 より激しい動きが追加されてると、どこかを端折ろうとしてエンコーダーが頑張っちゃうので
 結果として、時間軸を介したすり込み箇所を見つけ出すらしい(オフにしろよもとい使うなッ)
 結果として、動きが激しければ激しいほどに、残像の時間も長かったりするらしく糞ッ


 ‥ビットレートをケチってるというよりは
 追いつかないというか
 そういうグデグデになっていると、その手の映像は
 シミがあるどころか、パンのカク付きも酷くて
 どちらかといえばこれのDVD版の方がスッキリしていたと思っちゃったりのデキだったりする

 (なんでDVDの方がすっきりしていた印象になるんだ?)
 (それこそが3枚単位にしてあるDVDの特徴なんだろう‥あと可変フレームレート技もあるし)

 ‥その点BDは‥容赦なく23枚構成をデフォルトにしたGOPになっている
 さらに(シーン変更感度:40)では、体良く短くになんて緩急をやらかさない
 とにかくもう‥「ご愁傷様」と言うより他は無い


> ‥でも、DVDにだってそりゃシミは見られるし、カク付きの酷いのも見られる
> ‥だからこそ、シミの無い&カク付きも見当たらないタイトルにぶつかると
> そりゃもう信頼度は上がる
> その会社のBDの品質もまんざらでは無いとさえ思うだろう
> だがしかし、動きの少ない作品と激しすぎる作品とを比べたって意味は無い


 (円盤にmade in korea表記がされてあるのを見たそんときは、うなだれるより他は無い)
 (そんな円盤が時間経過と共に読み込みにくくなっていたりすると、さらにorzだよ‥)
 (HDDに移動しておいて何が悪いって話にもなってくる)

 ‥そんな業界のやっつけな積み重ねの結果が
 染みつきパンツ‥もとい染みつきリップなんだからな
 そういう意味では‥ビデオテープやLDの時代の方が安定していた


 ‥それにしてもなんでテレビ放送の時はその手のシミを見られないのかが
 その差がどうにも不可解でどうしようもない

 テレビ放送には厳しい制限があるけど、BDはご自由にとした空気だからだろうけど

 じゃどうしてそれの制限を設けてるNHKは、そこん所の紹介を一切やらないの?
 税金投入してるも同然なんだぜ、秘守義務なんて通用しないだろうがっ
 その手のしっかりとした本ぐらい出せよ、何様のつもりだろうや


> 近年はNHK自体が基盤だパンツのシミくさいからな
> それぐらいの後押しサービスもできない連中なのだろう
> 放送文化も糞も無い、ただのどや顔したいだけの連中なのだろう
> (VVCの登場で今度はいよいよ16kでーす‥もちろん染みつきパンツでーす‥とかなんとか)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 00:53 | Comment(0) | 月下涙焉 | 更新情報をチェックする
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