2021年05月13日

【エンコード日記】4k倍自動フィールドシフト×Ut.video(444)での課題点

記稿.2021/05/13

> ‥昭和テレビドラマ(実写45分物)のm2tsを自動フィールドシフトしてみたら
> 309GB(44分45秒)に達した上に
> 容量制限なのかどうか知らんが、音声を含まないファイルとして作成された


 ‥2時間以上のインターレース実写映像なら、どうなるかなんてまるでわからない
 (一分当たり6.9GBになるなら、120分なら828GB予想だ)
 (そんなん出して、断片化解消したりしたら一日作業で、エンコードを含めるとさらに二日かも‥)


 ‥それでいて
 実写にもなると品質劣化の程度がハッキリ示されて、前もって覚悟しておかないと愕然とする

 例えるなら、HDにダウンコンバート(AVC-Q)した印象で
 ビデオテープの上書き2〜3回目程度かなっと‥(発色)
 (ビットレート配分を(89)にしてあるので、それによる程度差かもしれない)
 (特定の場面で多少気になる箇所がでるかもしれないが、バランスは申し分ないはずである)


(これは、帯域限度ビットレート程度に追加したところで、エッジ強化には至らない‥むしろ斑‥)
(帯域限度比から削ってある微差を考えるに、FHDにすれば多少マシになるかも知れないが)
(FHDについては、対象モニターが無いので正確には語れません)
(というよりエンコード時間が1.5倍程度に増えるので、作業全体の時間を考えると悩ましい)


 ‥ということなので
 長時間物インターレースを4k倍自動フィールドシフトするなら
 分断作業して、最終工程にエンコードしたそれらを繋げる作業を検討する案もありきでしょう


> 一次4k倍からの置き換えにする事でのメリットは
> 昭和実写モノにありがちな、手書き風スタッフ名なんちゃらが変になる現象を無くせるのと
> ギザエッジのどうしようもない残り箇所を、ケースバイケースで緩和してくれる点です


 ‥あと、インターレースによるせいで判りづらい激しい動きでの遠近の掴みがスッキリします
 (車の正面から見えてるフロントガラス越し×車内×バックガラス越しに動いてる風景やら‥)
 (電車の車窓から見える風景の手前から遠方の動きや輪郭やらが‥まったく別物になります)
 (ダウンコンバートによるつぶれが無いとした意味ですが‥)


 ‥これはインターレースのままの発色を維持するべきか
 その辺のトラブルを解消してまでプログレッシブに起こして視聴したいかの差でしょう

 (24フレーム化にまで耐えられるかは不明)
 (24フレーム化の際に他のシーンで、欠損的にガク付く可能性があるのでオススメしない)
 (そんなん確認までしないとならんのは、作業用HDDの都合を考えると無理ッ)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 10:38 | Comment(0) | 月下涙焉 | 更新情報をチェックする
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