2021年06月02日

【エンコード日記】480i→480iのM.E.範囲は、癖すぎてビットレートとセットらしい

記稿.2021/06/02

> 雨後四葩をベースに、ビットレート(10125)
> GOP(4)ref(1)
> で、M.E.範囲の変動を調整していくと(DVD_アルプスの少女ハイジ)


 色が薄くなる ← M.E.範囲(16) → 色が濃くなる
 ‥とした傾向を確認した

 それの理由として、16×16のマクロブロックに置き直す時
 M.E.範囲(15)以下になると、16×16ブロックよりピクセルの動きが小さい事から
 ブロック内で引き延ばすのだろうか?‥すると隙間ができるだろうからその分のデータ不良で
 色が薄くなるのだろうと思われる

 M.E.範囲(17)以下になると、その逆で
 色がダブっているので、その分の色を封じ込める分濃くなったように見えるが
 実際は、ピンボケするだけらしい


 ならば、M.E.範囲(16)が一番に良いのかというと
 DVD用にエンコードする段階で
 ビット―レート不足な上に、インターレースとした強制エッジ強化をやらかすので
 その副作用で色みが飛んでしまうのか‥
 色の動きにスカが起きてしまうのか‥なんとも表現のしようがないが
 M.E.範囲(16)としての形に歪みが発生するらしい


 ‥なので
 M.E.範囲(18)ですでに濃すぎていた事もあり
 704と640の比である1.1を16に掛けると(17.6)なので、あとは切り捨てるしかない

 M.E.範囲(17)を放り込んでやると
 素数とした独特の割り切れ無さがパンの動きに対してうまい具合に不足分を加えるのか
 良い塩梅にカクつきの改善を確認できる

 とくに、アルプスの少女ハイジでは
 三話に「夕壁の薔薇」とした派手な山肌の階調変更が見られる場面があるのだが
 DVD作でのそれに満足できない事から、それのタイミング調整としても
 M.E.範囲(17)でやらかすと、台詞の間に合わせた変動を見せるのでまぁ参考に

 (つまり、フェードのバランスと具合も改善されちゃうと見て良い)


 ‥但し、素数とした独特の割り切れ無さは、色むらを誘発させるので
 ref(2)にして濃さを足してやらないと見苦しいままに終わってしまうので
 スローサーチの勝手良さを削ってでも、ref(2)で攻めざるを得ない

 ※ ref(1)に見られた色むらは、ref(2)にすることで調整され、抜群に画質が上がる


> ビットレート(10125)にもなると
> 25分モノあたり1.6〜1.8GBにもなるので


 ‥其を嫌ってその下の(8100)でどうか?‥とした選択支についてだが

 まず、(8100)とM.E.範囲(17)では噛み合わないらしい
 (素数とした割り切れ無さを補うだけのビットレートが足らんらしい)


 それは、恐ろしく段違いに、画質差を誘発してしまうらしく
 (10125)をとろ重の特上に例えるなら
 (8100)のそれは、どう頑張ってもマグロ丼の上とした雲行きだ

 ファイル容量としては20〜25%程度の差なので
 この間の世界には、マッハの壁的な差の何かを感じざるを得ない


> だがしかし


 テレビUSB挿ししてみると
 パンなんかでとても処理が重くなるらしく
 カク付いてるどうのより以前のハードの限界に再び達してしまっており
 もたつき感があちらこちらで発生しまくるので、再調整せざるを得ない

 テレビに挿すと発色がさらに良くなるのに残念だ

 そうなると、(8100)か(9000)で再調整せざるを得ない‥orz



posted by 木田舎滝ゆる里 at 21:56 | Comment(0) | AVC-Q | 更新情報をチェックする
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