2021年06月04日

【エンコード日記】DVD(720×480)の端を落として(704×480)する際の‥留意点

記稿.2021/06/04

> 規格の想定として
> 704×480でキッチリ切り落として問題の無いソースと
> そうでは無いソースとが有る


 ‥ソースがフィルムタイプの場合には
 端調整され切っておらずに、フィルムの左右揺れが発生している場合がある

 そのような場合の扱いが制作側でどうなっているかはまるで謎
 どう考えたって、できる限り表現部分を残して黒帯の方をカットしたいのが心理だ
 (制作側だってそうに違いない)


 ‥なので、だるいアイデアとしては
 左右(4、12)左右(6、10)左右(8、8)左右(10、6)左右(12、4)
 でそれぞれだして、切り貼りする作戦を思いつく
 (AVC-Qでリップしたそれを、VLCで色反転&16倍速再生して確認するのだ)

(AVC-Qならその点において悩む必要がほぼ無い‥たまに外してpになっちまってるかもだけど)
(あと、トップとボトムの関係が絡む点が、インターレースの場合の悩ましさだ)
(そこはGOPで切れているから‥といっても適応しているとは限らない)

(VOBでの切り分けを失敗していたりすると、とくにソースopenGOPなら何かとトラブルが絡む)
(まぁエンコードはできても、後で繋げようとか‥音ずれ同様に怪しくなる‥)


 ‥それ以上に、それのフィルム揺れがパンの最中に発生していたりすると妥協ありきだ
 どうせ妥協するんだったら、そのまんま720×480で良いとの選択支も候補だろう

(だが、どうにもテレビUSB挿しでは、端カット比率調整までをやっちゃいないくさい)
(という事は、その分の再生負荷が掛かるので、損といえば損という事になる‥)

 (VLCだってそこまでの一発機能は見当たらない‥有料プレイヤーならあるかもだけど‥)
 (該当するとしたら、逐一、端を切り落とし調整しての再生だろうか‥)
 (だがしかし、VOBの段階でなんか変‥内部4:3では、静止画出しが704×540だし)
 (720が720×540だし、端が切れただけで、横伸びしてないし‥謎)


> では、規格外と見られる
> 内部16:9での上か下が、数ピクセル程度の黒帯の場合はどうなのか?


 ‥AviUtlで黒帯の幅を確認してみると
 712×476(上に4、左右に4)とした型にハマっているタイプを
 16:9だけでなく、4:3でも用いられているのを確認した


 ‥計算してみると、712→714×476らしい
 480-4=476
 846.222‥×476(16:9)
 853.333÷704=1.212121‥
 720÷704=1.02272727‥
 846.222‥÷1.212121‥=698.133‥
 698.133‥×1.02272727‥=714


 ‥この様に扱う理由として考えられるのが
 普通に1920×1080を2-3プルダウンしてみると、上が削られてチラチラ状態と化する
(デジタル処理の結果、フィルムに見られた縦解像度の余幅が無い事からの現象に思われる)

 それを嫌って、上か下に数ピクセル程度の黒帯を付けて、見映えを調整するらしい

 すると、714のままではマクロブロック計算で端数になって、計算が無駄に等しいので
 端に黒枠を左右に1ピクセルずつ差し替えて、左右チラチラを目立たないようにしてあるくさい

 BDリップされたソースとの視聴比較をしても
 計算上の704の枠には、整えられているようなので
 704×480で規格内という事らしい(余計な詮索をせずに良さげ‥)

 (※こちらの黒帯では、なんとなく左右がずれてるように思えても、問題なき模様)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 16:29 | Comment(0) | AVC-Q | 更新情報をチェックする
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