2021年06月11日

【エンコード日記】P4×4とBフレームとの相性が悪い理由

↓1)記稿.2021/06/11

> 動画再生支援機能による補正が、どうにもLevel4.1までの想定らしく
> DVDの再エンコードにまで、Full4×4を効かせる意味が無い次第を確認


 ‥なら、Full4×4の意味とはなんだろうか?

 基本的に、Level4.1での480iでは、8×8マクロブロック分の総数を超えているので
 そこから少ない割り当てになる4×4マクロブロックでも、効き目に不満は起こりにくい様子だ

 だがしかし720pサイズともなると、Levelを上げざるを得ないのだから
 どのぐらいの換算でビットレートを割り振るべきかに思考のよすがが求められてくる


 ‥一方で480iでの内部4:3と内部16:9の差をどこに求めるべきかの決着が
 意外にもその横解像度を比拡大しているのか、比縮小しているのかの差だったことから
 差し引きしてやると都合良いのを確認した

 つまり、端を切っての÷5(7920)から

 1.212121‥を掛けるのが内部16:9(9600)
 1.1で割るのが内部4:3(7200)

 (そうすることで色の濃さが整ってくる)


> ところが、このような調整値で1080pを480pにダウンコンバートすると


 量子化最小値(10)を用いて、Level4.1範囲の4×4のバランスであることから
 発色が薄暗くなる(これは液晶の白飛び特性を相殺させるとした要素を含むらしい)

 (あと、HDテレビとFHDテレビでの発色の差を織り込んでいるのかも知れない)
 (大画面の方が圧倒的に明るさが強いのだから、その様に思われる)


 ‥それでなくても、それの480pの内部16:9は(7680)なので
 そもそものビットレートはギリギリだ

 ギリギリのデータしか無いので
 それを拡大していくと、ぼやけて見えることになる
 なので、拡大に耐えるには、その分のビットレートの追加が欠かせないはずである

 ところが

 HDテレビのテレビUSB挿しでは
 480映像は1.6倍に引き延ばされるだけでなく、色みの追加もやらかすらしい
 それが、HDMI挿しよりUSB挿しの場合の方が、色みが濃いめとした理由らしい

 この差が今までハッキリしていなかったのだが
 どうやらそれがSD→HD拡大比1.6倍用途であるかないかの差にあるらしい


 ‥なので内部4:3の場合には
 比率分のビットレートを落としておかないと色みが濃すぎる事になる(ということらしい)

 パソコン上からの視聴確認では見るに物足りない発色でどうしようも無く見えるのに
 テレビUSB挿しすると途端に生き返ったかのように、これぞドンピシャになるのにはおののく
 (4:3フィルム系は特にそうらしい)


 ‥だがそれにしたとて
 DVD480iをそこまでして、GOP(12)ref(2)としたごく普通に調整したとて
 サーチ間隔は良くなれども、肝心の独特のずりっつき感やらは途絶えるところが無く
 発色がドンピシャになったって、ちっともうれしくない感が付きまとったままで‥いやんなる
 (つまり、Full4×4が重かったわけでは必ずしも無いらしい)

 (480iでずりっつきが見られるソースは、≒24フレームにしてもよさげにだって思えてくる‥)



1-1)1

> ここに来て思い立ったのが、1080pからのダウンコンバートでの
> HDテレビ用途のビットレートと、FHDテレビ用途のビットレートを使い分けるべき理解だ


 (だが、それにしたってHDMI挿しでの都合でしか無い)
 (テレビUSB挿しにおいてどうなるかなど知った事では無い)
 (もはやLevelも違うし、それの補正云々どうでも良いとして扱うしかない)
 (もとより4GBを超えては回らないからな)


 768÷480=1.6を   ÷5に掛けて(12288)
 1080÷480=2.25を  ÷5に掛けて(17280)

 768÷720=1.0666‥を ÷5に掛けて(18432)
 1080÷720=1.5を   ÷5に掛けて(25920)


 この時、拡大するための補正分情報の収納サポートをするのがP4×4の利きになってくる
 P4×4に至る間に‥どれだけの補正情報を詰め込めているかで
 想定した拡大比での見映えの良さを発揮するかどうかに差が出てくる‥とした予想だ‥


 ‥この時の拡大をイメージすると
 16×16、8×16、16×8のブロックは至って平板なので、ビットレート多めで間に合う
 だが8x8ブロックの場合は細分化されて4×4系に分解されるので
 どうしたってそれは、輪郭部での拡大余地として欠かせない要素になってくる
 是にどれ程のビットレートが割り振られるのかは定かではないが、使ってこそなんぼだ

 (どう転んだって、JPEG圧縮のそれは良いところ拡大比1.5倍止まり)


> ところが、Bフレームを使っていると
> P4×4と相性が合わないのだから、拡大機能までの性質を期待できない


 なぜなら、Bフレームには後方参照という間引きする上での役回りがあるからだ

 ‥そもそもの動画圧縮とは
 同じ画面サイズでのエンコードとデコードを想定しており
 それに沿った圧縮都合としてBフレームが存在し
 動きにおける重要箇所の優先度付けとした創意工夫の用になってきた

 そもそもの拡大時における見映えとした概念など、想定されていない‥それがBフレームだった‥
 同画面サイズにおいて、動画容量が、どれぐらいに圧縮できるかでしかなかった

 (ダウンコンバートしたそれを拡大して視聴するなんて要素は、後から付いてきた要素だ)


> そうであるならば


 前方と後方の拡大比云々までを参照していては間引きなど成り立たないのだから
 P4×4を取るか、Bフレームを取るかの二択にならざるを得ないのが辻褄だったのだろう

 ‥こう考えていくと
 HEVCでのP4×4の利きも怪しいと言わざるを得ない
 (ぶっちゃけB8×8の効きが良くなったというのがHEVC画質の真相なのでは?)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 17:20 | Comment(0) | AVC-Q | 更新情報をチェックする
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