2021年06月28日

【エンコード日記】Bob化を調査しておこうとなりまして

記稿.2021/06/28

> インターレース概念の核、フィールド
> 今ひとつよく解らないところがあるのだが


 ‥それは、1枚目と最後にはフィールドが存在しないというかそんな感じなのだが
 そうするとBob化する場合に困ることにならないのだろうか?
 (まぁ最初と最後ぐらいやっつけありきは仕方がない要素だろうけど)


 ‥そもそも2枚目、3枚目とした感覚で取り扱わないから
 フィールドなる呼称が付いているわけだが(実に不思議な感覚だ)
 半分ずつに分かれた画像をそれぞれが2つずつ持っている

 素直に一枚分でないのがインターレースであって
 実際的には、一枚分のデータを持っているに等しいのに一枚では無い(実に不思議な感覚だ)


 ‥これを借金と経営に例えると
 現金と手形で運用されているのがインターレースで
 現金と支払期限だけで運用するのがプログレッシブに相当する

 手形の多くが、私の支払い責任ではないとした印象がどうにもブレ駒評くさい‥

 されど、経営の本質とした現金とて、その多くは、売上見込みの金額でしかないので
 そこはなんというか‥エンコード特有の予測された情報群とした意味合いそのものだ


> そんなよくわからないインターレースから二枚半分ずつの情報を補正すると
> コマ数があれよあれよと二倍に増幅するとした辻褄が発生するアイデアをBob化と呼ぶ


 ‥この駒数二倍化の結果
 24駒を2-3プルダウンで30駒に増やしてあるタイプに限り、忠実に一枚一枚に分離できる
 実写の場合は、とくにデジタルのインターレースでの撮影などの場合は
 うまい具合にそういう風になるとは限らない
 (露光タイミングの異なる半分ずつを持ち合わせてもピッタリさせるには補正ありきだ)
 (そもそもタイミングが違うから動きに対して追随性が高まるのだから)
 (其をないがしろにした補正はありえない、その点、2-3プルダウン式はそこまで考える用が無い)


 ‥ということで、やってみたところ、その通りを得た
 但し、アプコン×ノンレス444での解除が一番の品質になる
 (エンコードしながらの解除なんざ、どうにも半端な結果にしかならない)


> コマ数が増えるので、一次処理ファイルの肥大化は、当然に半端ない
> ざっと、DVDアニメ4話分まとめてなら‥1.3TBの空きを確保しておく必要がある
> BDのインターレースなら、4k倍化してなんぼなので‥一話あたりで1.3TBということになる


 ‥単にブレ駒とおさらばしたいと言うだけのことをやらかすのに
 それだけの手間と機材の確保が欠かせなくなる

 そして何よりも悩ましいのが、4GBに収まらないと来たもんだ

 59.94フレーム化してのエンコードは
 単純に1.5倍に膨れあがるので、720×480p(1.363636比)でやるしかない
 さらに、4:3のみの限定というのが今のところの算段になる
 ちなみにCRFは、解像度とフレーム数からの比率分を織り込んで(3.5555555)で良いらしい

 (こんなんやるのか?‥気持ちはあってもやり切れるもんじゃねぇ‥)



posted by 木田舎滝ゆる里 at 16:16 | Comment(0) | AVC-Q | 更新情報をチェックする
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