2021年07月21日

【詠み】コロリンピックそのものだ十三射

向宜詠吟.2021/07/21


|競争ゆえに負い目を嫌うならどの椅子も汚染源そのものだ
|自由ゆえに平等を遠ざけるばかりならどの椅子も差別の塊そのものだ

|解釈のすりかえは正義不履行・能力不履行そのものだ
|ならば相手に希望的性善を押しつけ期待するばかりも又、相互に苦難を受け入れた交渉そのものだ

|都合により後退選択できぬ世界は魔物そのものだ
|医療の不正放置は社会復帰否定そのものだ

|資本唯物価値は学問精神を毒化せしめるウイルスそのものだ
|未熟な科学は常に新たな死をもたらしてきた厄災そのものだ

|経済戦争たるをやらかすままの法の精神は軍法中毒そのものだ
|ならば民主化とて行き着く先は常在戦場たる命の吸い上げそのものだ

|資本ルールこそ創造たる約束ルールの先駆けだと存ぜぬ民主化は死に体そのものだ
|鬼畜資本のまま「無い袖は振れない」から緩和にルール改善をやれない社会は奴隷制そのものだ


|成り行きのコロリンピック今年竹 明日は我が身なパンドラの箱



> うた詠み終わります、ありがとうございました。



posted by 木田舎滝ゆる里 at 13:47 | Comment(0) | 短歌・俳句・川柳 | 更新情報をチェックする
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