↓3)記稿.2021/07/26
> ネットを閲覧していると、時折目にするのがキレてる教師の行き過ぎた採点だ
> 正解を得ているのに、字が汚いから減点扱いというのは不可解しい
>(大体そういうのは項目を別にして管理しないと、全体統計が怪しくなって後で困ることになる)
‥とした事案が起きてしまうのは、教える側に許容とした概念がすっぽ抜けているからだ
正値などというものからして、何を基準にしたのかさえ怪しいのだから
正値とともに許容を考えていくことの方が重要だ
‥例えば、数式の計算順序からして、絶対的な視点を得られずに二分化する場合もある
だから必要なのは、正値とともに許容の範囲をどのように捉うかに尽きる
つまり、どちらにも正解としての道があるという事だ
だが、その様に扱い出すとどうにも困るらしい
なのでスタンダードはどちらかに成っているとした理解と許容を教えるべきとなる
(だが、誰もその様な意見を持ち込まずに、対立案こそを正解に捉えて構えるばかりだ)
> まず、数学のそれを考えてみよう
数学の記号は、「=」とした定義に従って始まる
だがしかし、高度な数学は、「≒」の扱いをどうするかにおかれている
つまり、方向性に間違いが無いなら想定内になるだろうとした予想を扱うばかりになる
それが成り立つのも
許容の中身をきちんとルール化しているからに他ならない
式が成立つにしろ、論が成立つにしろ、そもそもは現象予想にあるのだから
扱う数値には、許容をあらかじめに設けてあったりする
式も論もそれに従い、それら許容に該当しない域を扱わない(ここ重要)
(字が汚いから減点するなら、始めからそのように約束しておかなければならない)
(テストを受ける側は、それに対して限度加減を問うのが流れだが、小学生にそれは無理)
> そもそも教育上の方針にそれはあるだろうか?
> 教師間での調整は十分にあるだろうか?(概ね担当裁量と言うことだろう)
> そんなことでは、全体の統計とて怪しいことになる
> 単純明快な学問の段階でそれが無いのに、どうして社会全体で許容を認知し得るだろうか‥
さらに、理系では予想を取り扱うのに、文系では約束としたそれを正値として取り扱っている
つまりどちらの解でも、方向性も正規性もサービス側の都合に整理整頓できるとした解釈に変わる
(私たちの今段階の教育観では、どうにもそのようにハマってしまうのだ)
個性教育にしたって、行き過ぎたそれは、コミュ症の量産化にしかなっていない
それどころかそれを教える教師がほめて伸ばすしか考えていないと
途端に世界中でストレスに弱いだけの人間性しか培えていなかったりする
自分の苦手や嫌なことは、誰かが担うだろう予想を本気で思い込んでいたりする
だが、社会が個性×競争偏重に置かれるばかりなら、誰も担おうとしない分野も発生する
欧米において未だに清掃は奴隷の仕事だなんて風潮が残るほどなのだから相当だ
> 人間は、横着にも馴染んでしまった方を正値として扱おうとする心理を抱えるのだ
1-3)1
仮に、機械化で清掃禍題を解決し得たとしよう
だが、そこから先のノウハウの向上は有り得ない、これは伝統工芸の数値化にも当てはまることだ
陳腐化すればそこから先の未来を得ず、ノウハウを失えばあっという間に瓦解しよう
‥例えば、清掃の全自動化の果てに、厄災等で、電子機器の生産が頓挫したとしよう
その世界の住人が進んで片付けをしようと思うようになるのに何世代かかるだろうか?
清掃すれば片づく常識を知っていても、進んで清掃しようとする人口はどうにも少ない
そしてそのような事業ほど高評価を得ても良いのに、なぜか奴隷視のままに低評価の扱いだ
> なにが職業選択の自由だよ、偏見たる石投げを仕掛ける五秒前然でしかない
‥斯様にも、勝つために鎬を削らせるから、教育も又単調化するのであって
それを個性化とした言葉にすり替えても同じである
個性化を最大限に活かすにしても、教える側の大元が競争単調では用を得ない
世代を掛けずとも四世代も経れば、すっかり陳腐化する事になる
つまりは
多くのパターンに接触し得ないのなら、誰も多様性に対応できる正値など導けない
正値を描けないということは近似値とした許容すら不明ということだ
1-3)2
‥仮に得られたとしても、それは負荷の分散化でしかないだろう
ならば、誰しもに公平な教育を施せる環境創造を要求するに違いない
だがその時、公平にと言っても、ルーティンなプランの提供をさしているとは限らない
都合に沿った自由なプラン立てを以て個性教育だとして扱う事になるだろう
それにしたって、教える側の都合も付きまとうのだから、教わる側はそれに従うのが義務になる
先生を選べると思って教わろうとする側が好き嫌いをやらかせば、それを権利だと言い出せば
教える方だって生徒を選んで何が悪いとやり返すことになる
(だからだろう、手っ取り早くテストでランク分けとした形にもなって来た)
(そしてそれは、教える側の寛容能力やモラルを貶めてもきた)
1-3)3
> どだい教育にも、人生観での利とした出会いの場を期待する方が無理なのであって
> それでも多少の馬が合う合わないの解消程度は選べるにせよ、それにしたって近似値だ
そもそもにおいて、現代人が思い描きがちなロマンスからして
「=」主義であって、「≒」を遠ざけている
少しでも「=」から外れて「≒」に落ち込もうなら、即ポイ捨てだ
無論、個人差はあるにせよ
正解法だけを教えるべきだ、そう有るべきだと思い込んできた‥鏡似性に置かれるばかりだろう
(脳の思考がそこに定着していくともはやどうしようもない)
‥そのような都合脳が過半数を占めているから、競争も成り立っちゃうと言うのが実際だろうし
教育に対する考え方にしたって、攻撃的になり
攻撃的になればなるほど、許容とした概念を失って
競争と言ったら、全滅か全勝かでしかないようなキワモノ思考も登場することになる
(そんなキワモノが活躍する社会に期待できるとしたら、それはヒアリか軍隊蟻かに違いない)
‥多くの人はそれを望んでいないのに
特殊蟻タイプが特定%で存在するだけで、空気は諍い方向へと引っ繰り返るのだ
それはそれで平和を築けぬ脆弱さを見るだけだ‥
なら、そんなキワモノ発生率上昇とした価値水準に用などあるだろうか?
> 現代教育&ロマンス願望の根底には
> 競争=早い者勝ちとした自由観から
> なぜか制限無き自由化を根にした考えくささが発生している
> そしてそれは100%怪しい(私たちはまったく的外れな選択をしでかしているに違いない)
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