↓3)記稿.2021/11/10
> 異世界召喚の魔法としての正体とは
> 空間魔法×呪術魔法×隷属魔法 + その気にさせるチートありき
> として扱うのが正しいところに思われる
‥召喚されたら元の世界には帰れない(呪術と同義)
‥使命を果たさないと気が済まないような空気に呑まれる(隷属性=召喚する側の保険機能)
‥異世界からとした概念はとくにそれ程に重要では無いっぽ
術者の身体と意識を介した術の範疇なので
魔法自体が媒介となり、自動的に術者の能力に依存する(空間から程度なんでも取り出せる延長)
術者のキャパを超えた召喚は、召喚された側の了承となる(召喚を了承した側の感応適応ありき)
> 例えば、禍々しき術者への感応は、ご辞退させて頂きますが空気なのだから
その手の召喚は常に期待通りには行かない
そもそもに圧倒的パワー差が伴うのだから、隷属性100%だし、呪術感MAXでもある
(術者のイメージ通りの配下感と期待を満たした転移など起こりうるわけもなく‥戯れにすぎない)
> 例えば、在野の魔法使いがやらかす天使や魔王とした召喚は
向こう側に帰還能力が伴うことからの気まぐれが合わさっている
召喚魔法に生ずる呪術性や隷属性にしたとて、感応した時点で能力を量りうるのだから
召喚に応じて貰えたとしても、然したる効果を得ていない可能性を潜める
‥なので、その点、捧げ物とした保険を掛けるのは、人心術に近き趣になる
(術者の純真さやら、用意した捧げ物やらに感応してやって来るとも受け取れる)
> 例えば、召喚元が王家や天使なら
生活の保証たる要素に心配するところが無いので、召喚に応ずる可能性が高くなる
但し、術者の能力次第のところが大きいのだから
そもそもの勇者召喚などという中身は、王家側のハッタリクサいところも加味するように思われる
(誰でも良いから、悪しき者に足を向かわせているとした民衆への建前と贄が欲しいのだ)
(うまく征った前例はあったかも知れない)
> 例えば、天使や神であれば
召喚候補の内情を査定済みだろうから、好みに合わせたスキルサービスがあるに違いない
そもそもこのような場合、死亡してからの記憶持ちとしての転移や転生とした形を見せる
なぜ記憶持ち&スキル付きとなるかは、特定文化の種まき役とした期待にも由るのだろう
(そこに求められてある使命を隷属性と捉えるかどうかは当人次第だ)
> さらに、アシスト付きの転移は、アシスト機能そのものが呪術の延長とされる
> 貢ぎ物とした解釈もありだろう
‥上から目線の糞取説より、懇切丁寧な取説の方が食いつきがいいのと一緒
つまりそのような転移の場合、とんでもなき背景が潜むと腹を括るより他は無い
(ほぼ愉快犯のそれに同意してしまっている点において語るなら、厭きが一致したのだろう)
1-3)1
> さて、それにしても、どうして異世界召喚などと云う魔法があるのだろう?
‥一番単純に考えられるのは
魔法体系を言葉にして説明できるほどの賢者で丁寧なドラゴンが
気まぐれを起こして、素養のある人間などに魔法のすべてをまとめて教えた
(そのドラゴンは、教えの総決算として、異世界へと消えて見せたかも知れない)
‥次点で、カンブリア紀的な降臨時代が起こった
もしくは、様々な能力を秘めた民族の大交流期を経た
(最終的に、それらの魔法を体系化した大天才がいたであろうとして括られよう)
1-3)2
> 王家や貴族が魔法を管理してるクサい中身はどうして起こり得るだろうか?
‥下界の暮らしには、食べるという行為から瘴気が必ず発生する
その発生は、精気の発生と同一であり、その量の拮抗は、魔力の使われ方に準ずる
(巨大な魔力を持つ者をやたらと召喚&転移すると、その者次第でバランスが平易に傾く)
> 戦闘による解決は、瘴気の発生を誘うばかりなので、一般的な勇者など焼け石に水でしかない
‥結果的に、瘴気に傾いた世界では、争いごとが絶えなくなる
権力闘争に打ち勝つためには、魔力を扱える者を集めるのが手っ取り早い
だがしかし、その様な者たちが集まると、無駄に力比べしたくもなるので
ついには世界を二分する大戦をやらかすことになる
‥当然ながら、敗者側が逃げのびるとそのままに在野の魔法使いと化す
‥一方の勝者側は、魔法を自分たちの特権として制御下に置こうとするだろう
‥中には、禁忌魔法とした扱いの魔法も登場する形を得る
‥だがしかし、そのような国家の内情は、権力闘争に事欠かない
主格となる魔法使いが葬り去られていくと、伝承が滞り、形骸化を見せるだろう
(そのような世界観においては、だからこそ、遺跡とした痕跡を多大に垣間見るとも言えそうだ)
> では、別のパターンは在るだろうか?
‥大賢者たる魔法使いが複数で群雄割拠した場合
お互いが手を組んで親戚同士になってしまったらどうだろうか
そのような権勢において、それ以外の周辺国が生き残るには、共和国化とした提案しかない
‥大賢者の集まりにおいて、大賢者たる実力としてそのような共和国策は有り得そうだ
(それは、共和国同士でのランク付けで貴族とした地位が決まるとした流れだろう)
‥そのような平和観であるなら
魔法を貴族で独占すること無く広く教育していくのも流れだろう(国毎で方針は異なる)
そうなると、魔法使い側は研究なり教育に手一杯となり
武闘派に国政を任せるとした流れもありえ
魔法使い側は、聖魔法教とした立場での指導をやらかすことになるのも流れだろう
1-3)3
> 一般的に、魔物&魔獣が時空の歪みから適度に漏れ出てくる世界事情を想定しているわけだが
> この手の時空の歪みとした有り様を現地でどう解釈するか次第で、対応は様々に変わるだろう
‥異世界に無くとも、生命は湧いてくるとした解釈にあり
そこにゲートが開いていれば、渡ってくる輩も居るだろうから
惑星とした概念を有さずとも、無限に広がった平面な世界観を思い込んでいても不思議は無い
‥但しそれらのゲートが、天然なのか人工的な罠にあるかなど
相当の術者でも無い限り探知できないだろう
異世界に異種族が多いとも成れば、意図的に誘導されてきた可能性もあるだろう
(地球の歴史に例えると、氷河期で海が渡れたみたいな)
‥そのもともとの世界において、彼らは発生したにせよ
発生しうる可能性に満ちているのか、愉快犯が造り出しているのかなどを含めて
生命誕生への謎は尽きないが、それ以上に謎なのは
魔法を駆使してさえ、弱肉強食とした以外の世界観の創意工夫ができていないというオチだろう
科学を上回る手っ取り早さにあってそれなのだから、ヒトとは業が深い‥
(それにツッコむなら‥智慧にたる要素を足そうとしない創作は‥感情に埋もれて死するだけだ)
> 魔法の世界だろうと困窮は普通に起こりうる、ならば魔法でどう解決したのか?
> 暴力勝負で済ませましたという中身しか考えられないような大人脳は残念なだけだ
‥そもそも、諍いや争いとした困窮にしか課題を見出せない次点で業が深い
戦士にしか価値を見出せないという視点からして、ヒトの暮らし向きに無関心とした話だ
そのような輩が正義であろうはずも無い、そのような世界観そのものが魔界と呼べる代物だ
(ならば冷静に考えろ、ありきたりの異世界転移とは魔界転移だったと)
(その世界に住む人類やら天使とて、魔界の右派と左派でした‥くさいと)
(神など居ないとした唯物論には酔っ払うくせに、そういう理解に及ばないのは不可解しい)
(魔界への転移だからこそ、チート欲しくもなるのだと‥)
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